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妊娠初期に出血、そして心音が聞こえず流産…。 ~あいつかまたコウノトリがやってくることを信じて~

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生理が予定日より遅れていることがわかって、産婦人科を訪問したところ妊娠とわかり、幸せでした。

初めての妊娠ということもあり、いろいろな夢や希望を膨らませて妊娠生活を楽しもうとしている時、少量の出血がありました。

妊娠初期にはよくありがちなことと聞いていましたので、特に問題がないと確信していましたし変な想像を必要ないうちはしたくもありませんでした。

しかし就寝前にトイレにいくとショーツに黒ずんだ出血痕がついており、妊娠の本の中に切迫流産のサインについての部分を読んだ記憶が頭をよぎりました。

その瞬間切迫流産が起こっていると、見たくない現実を目の当たりにしていると直感的に思いました。

すぐに主人と病院に行ってエコーをとったところ、先生から「心臓が動いていない・・・残念ですが・・・」と言われたのを今でも覚えています。

主人を見ると、彼はあきらめの状態で立ちすくんでいました。

それでも私は最後の可能性まで信じ続けて、その晩過ごした病院のベッドで胎児が出ないよう一晩中祈っていました。

しかし時間が経つにつれ、子宮の収縮が始まり、その間隔も短くなりました。

治まれ、治れと願っていましたが我慢できずトイレに駆け込むと、一気に出血しました。

子宮が収縮して亡くなった胎児と一緒に必要なくなった内容物を排出しようとしていたと思います。

子宮が吐き戻すように出すものを出してしまった後は、妊娠が終わったと現実と向き合いました。

看護婦を呼んで自分のケアをすることもなく空虚感のままベッドに横たわりながら朝が来ました。

エコーの検査ではガランとした子宮を見て先生も「何もないわ」とおっしゃって掻爬の必要もありませんでした。

精神的なショックと血液検査で鉄分は下回り、心身ともに弱くなっていました。

実に短期間の妊娠生活でしたが、つわりもあったのでそのかいもなく残念でした。

その後1年間は子供を授かることができませんでしたが、今では二人の男児に恵まれました。

妊娠も順調に進み、次男もすぐに妊娠しました。

体が妊娠になれたためか、スムーズに妊娠ができたのかもしれません。

初めての子の流産経験は辛いものでしたが、その分次に生まれた命のありがたさをつくづく感じました。

著者:りんごちゃん

年齢:43歳

子どもの年齢:11歳

二人の男児を持つイタリア在住の在宅ライターです。子供にはいろいろ心配させられますが、楽しみもたくさん与えてくれます。私も彼らと一緒に成長しながら、日に日に変化する子供の心境や成長などを見守っていきたいと思います。子供たちと一緒にいる時間を大切に良い思い出を作っていきたいと思います!

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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