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知っているようで知らない「GB(ギガバイト)」のお値段

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日本語1文字は2B(バイト)、CD1枚は700MB(メガバイト)

重さを表すg(グラム)、長さを表すm(メートル)と同様、デジタルデータにも量を表す単位がある。それがB(バイト)。

1B(バイト)は、ビット(bit)と呼ばれる単位が8個並んで構成されている。ビットとは、2進数(0か1かを表す)のこと。1Bで表せる組み合わせは2×2×2×2×2×2×2×2(2の8乗)で256通りあり、数字で表せば「11111111」が最大の数になる。つまり1Bは「10110111」とか「00101110」というように、0と1を組み合わせて、256通りの情報を表現できる単位だ。

というわけで、「a」という半角英数の1文字の情報量は1Bなので、言い換えれば1Bとは、アルファベット1文字を表すための情報量ともいえる。ちなみに、日本語のひらがな(全角)は情報量は2Bだ。

今の世の中、メガ・ギガが当たり前!

そもそも1Bのデータはかなり軽いわけで、私たちが日常的に使うデータはkB(キロバイト)やMB(メガバイト)、そしてGB(ギガバイト)といった大きなデータ量がほとんどを占める。1Bの1,000倍が1kBで、1kBの1,000倍が1MB、その1,000倍が1GBだ。

1,000バイト=1kB(キロバイト)

1,000kB(約100万バイト)=1MB(メガバイト)

1,000MB(約10億バイト)=1GB(ギガバイト)

はぁ〜、とため息が出るほど、途方もない数の0と1がPCやスマートフォンの中を行進しているわけである。そこを踏まえて、あらためて身近なものを情報量に置き換えてみよう。

アルファベット1文字(半角英数)→1B

ひらがな1文字(全角)→2B

400字詰め原稿用紙1枚+α→1kB

CD1枚(音楽約80分)→700MB

DVD1枚(映画2時間程度)→8.5GB

好きなアーティストのあの1曲は約50MB、お気に入りの映画のオープンニングから10分で約700MB。なるほど、私たちの暮らしはものすごいデータに支えているわけだと、今さらながら実感させられる数字だ。

アポロ宇宙船のコンピュータメモリは38kB!?


人類が初めて月面に降り立ったときのアポロ宇宙船のコンピュータのメモリはたった32kBだったのだ!!

さて、膨大なデータ量に囲まれることが当たり前の現代だが、半世紀前を振り返ると事情は随分違ってくる。1960年代、アメリカはアポロ計画を通じて24人の宇宙飛行士を月に送り出した。当時、広く使われていたIBMの中型コンピュータでさえ、最大メモリ容量は64kBだったというが、アポロ宇宙船に積まれたコンピュータのメモリもROM(読み出し専用メモリ)が36kB、RAM(書き換え可能メモリ)が2kBだった。たったこれだけのメモリで、アポロ宇宙船は月旅行というとんでもない離れ技をやってのけていたことになる。もしも1960年代の宇宙開発に携わっていた人がタイムトラベルをして、スマホのメモリもGB単位が当たり前の現代を見たら。間違いなく腰を抜かすはずだ。

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