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大量出血のリスク。前置胎盤の診断、自宅安静から入院…そして出産まで

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妊娠20週に入った妊婦健診で

「前置胎盤(ぜんちたいばん)の疑い」

と診断されました。

胎盤が正常よりも低い位置にあり、子宮の出口にかかっているというのです。

担当の医師に、出産時には大量出血や胎盤がはがれない可能性もあり、とても危険性の高いハイリスク妊娠だと説明されました。

わたしは妊娠初期から出血が続いていて、そのために入院もしました。

入院中には外来で担当してくれた若手の医師から、産科の副部長だというベテラン医師に担当が変わりました。

その入院時にはまだ知らされていませんでしたが、出血も担当が変わったのも、前置胎盤というハイリスク妊娠が原因だったのです。

長く続いた妊娠初期の出血が治まり、やっと不安から解放された矢先のことでした。

病院で受けた長い説明の中で、頭に残ったのは“危険性の高いハイリスク妊娠”という言葉。

医師からは

「できるだけ安静に」

と指示を受けます。

何の心の準備もないまま言われたので、うまく自分の中で消化できないまま帰宅しました。

自宅に戻り、ネットで検索してみると、“前置胎盤”の説明で出てくるのは“大量出血”、“入院”、“危険性が高い”などの文字ばかり。

楽しいはずのマタニティライフが一転、不安を抱える日々になりました。

産まれてくる赤ちゃんのための買い物。あれが欲しい、これが買いたいと、リストを作り始めたばかりでしたが、それも一時保留です。

動き回ることで出血したらと思うと、外出する気分にはなれませんでした。

妊娠後期には出血のリスクが高まるので、いつ起こるかわからない大量出血にそなえて入院すると決まっていました。

大量出血すると母子の命が危険になり、週数にかかわらず即、帝王切開での出産になります。

いつ入院になるかわからないため、早めに仕事の引き継ぎをして、会社は休職することにしました。

自宅でゆったりと過ごす日々になりましたが、気になるのは出血しないかということばかり。

ひとりでいる時間が不安でたまらない毎日でした。

妊娠8ヶ月の終わりに受診した妊婦健診で、

「そろそろ入院する日を決めましょう」

と、医師から言われました。

出血しているわけではないので、入院の緊急性はありません。

ただ、入院するとそのまま出産まで退院できなくなるため、入院までに出産準備をする必要がありました。

保留にしていた赤ちゃんのための買い物を、主人や親に付き添ってもらって、なんとか済ませました。

妊娠9ヶ月に入った翌日から、ついに入院です。

元気なのにベッドで安静にしている毎日は、時間を持てあますこともありましたが、

ひとりで自宅にいるのが不安だったので、入院することで少し安心できた面もありました。

帝王切開で出産する日が決まり、その日に向けて準備が始まりました。

出産時には大量出血が見込まれるため、輸血用の自己血を計画的に貯めていきます。

しかし、わたしは貧血気味だったので採血できない時もあり、予定されていた量の自己血が確保できませんでした。

あまりに出血が多かった場合には、病院にある血液で輸血をすることになりました。

そうして迎えた出産の日。

心配されていた大量出血も、胎盤がはがれないということもなく、赤ちゃんを出産できました。

たくさんの不安を抱えながら過ごした時間の分だけ、無事に産まれてきてくれた命に感謝しています。

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著者:シュガーバイン

年齢:30代

子どもの年齢:3歳4カ月

元気いっぱいの息子に、毎日振り回されつつ子育て中。「ママ、好き!」の言葉で、今日のイライラも疲れも吹き飛びます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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