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実話誌の編集者らが語る 「嫌な上司と付き合うには」

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左から岩崎氏、久田氏、吉田氏。視聴者の悩みに答えた。

 ヤクザ、政治家、宗教団体などの裏社会に深く斬り込む雑誌『実話ナックルズ』。編集長の久田将義氏によると、いわゆる「タブー」と呼ばれるジャンルを取材対象とするため、トラブルに巻き込まれることが多いという。2011年7月13日のニコニコ生放送「ニコ生ナックルズ『刺すぞこの野郎!』クレームまみれの実話誌編集部」では、久田氏、コラムニストの吉田豪氏、元暴走族でジャーナリストの岩橋健一郎氏が登場した。

 番組では、視聴者から「私は仕事でトラブルに遭遇してしまったとき、本当に落ち込んでしまい、連続して状況もどんどん悪い方向に向かってしまいます。トラブル処理のプロである皆さんは、精神的にどうやって立ち向かっているのですか?」という質問があり、数多くのトラブルに巻き込まれた経験を持つ久田氏らが答えた。

 以下、そのやりとりの模様を書き起こして紹介する。

■仕事でトラブルに遭遇した場合

久田将義氏(以下、久田): この番組を観ているいろんな仕事をされている方も、絶対トラブルって仕事であるわけだから。当たり前のことなのだけど、同期か上司にまず報告・連絡・相談するっていう感じだね。そうすれば、何らかの答えが返ってくると思う。それによって、いい言葉だったら拾いあげて、「それをやってみよう」という、極めてまともな答えしかできない。

吉田豪氏(以下、吉田): 個人的には「へこんだら負けだ」と思う。へこんだら向こうの思うツボなだけで。「へこんでたまるか」って。

岩橋健一郎氏(以下、岩橋): 向き合うしかない。自分は普段から「そうならないように」って心がけている。(トラブルを)回避できるものなら事前回避。自分は立場が立場なので、そんなことも簡単にできちゃうけど。やはり、そういかないこともある。

■会社の上司がアレだった場合

『実話ナックルズ』編集長の久田将義氏

 ここで視聴者からは「私はそれで首になりました」「上司がアレだった場合はどうすれば」というコメントが書き込まれた。

久田: 僕も新入社員の時、そういう上司と会った。僕はもう根性で。「気持ちを強く持つしかない」という感じなんで。あと、切羽詰ったら逃避してしまうというか、うまく逃げてしまうのも1つの手。ずっと抱え込んで、精神的におかしくなるよりは、逃げてもいいんじゃないかなというふうに思う。

吉田: 「合わない上司」って絶対いるけど、嫌がるよりも積極的にイジリに行ったほうが向こうも気持ち良くなって関係が良くなる。避けていると絶対余計に…。

久田: そうそう。

岩橋: 「逃げるが勝ち」なんていう言葉もあるけど、「逃げる」って言葉にプライドを感じて逃げられないという人間は「引き際が大切」って言葉に置き換えて、「ここはちょっと引いといたほうがいいんじゃないか」と(考える)。そうしたことができると、うまく解決なのか回避なのか(わからないが)。すべてにおいて対応ができるのでは。

吉田: でも、本当に逃げ時は大事。それは、酒の席でも何でもそうだけど、楽しい瞬間で逃げるとか。それ以上にいると、トラブルが起きたりするわけで。

久田: 嫌な上司がいて、そこに飛び込むというのも一つの手ではあるとは思う。で、意外と可愛がってくれたりするかもしれないし。

吉田: 「俺のことを好きでいてくれる」って思っていたら、嫌なことはしない。向こうだって。こちらから敵意を出しちゃうと、向こうも嫌になるだろうし。

久田: 思い切って飛び込んでいくみたいなことをやってもいいかも知れないかな。社会人、あるいは学生さんもそうかも知れないけど、そういうのはあると思うので。あと、自分の筋みたいなものを決めて、それを通すってことかな。そうすれば何も怖いものはないんじゃないかなと思う。「いや、僕は筋を通していますよ」と。

吉田: 自分の中のルールに、ちゃんと従っていれば…。

久田: そうすれば怖いものはないんじゃないかなって思うんだけど。

岩橋: あとは「常識にとらわれない」というのもある。時には非常識にすることによってトラブルを回避できるパターンが結構あるんで。ある一定のものじゃなく、多少の柔軟性を自分の中で持つことによって、どうにかなるんだなと。それと何事にもあきらめないこと。どこかであきらめることを考えちゃうと、もうそこでバックにギアを入れる準備ができてしまう。

吉田: どうせあきらめるなら、もっと早めに逃げたほうがいい

岩橋: そう。最初に事前回避だよね。「これはこうなる」っていう予測のもとで。

吉田: それ以上はとことんやる、と。

■前に出るしかない

久田: この世の中って結構、嫌なことと良いことが混じって混沌としているということが前提。だから「そりゃあ、(嫌なことも)あるよな」ってこと。それを前提として生きて、どう対応していくのかを自分で考えていって。僕としては、1つは筋を決めて、筋を通す。(世の中は)全然きれいな世界じゃない。きれいな世の中ではないので。

 トラブルでも上司でも、追い詰められて逃げ場がなくなったら、前に出るしかない。もう(他に)道はないじゃないか。「じゃあ、前に出ましょう」という話なんで。それの腹の括り方みたいな。臍下丹田(「せいかたんでん」気の集まるところとされる)じゃないけども。前に出るしかない。

吉田: 格闘技と同じで、距離を詰めたほうがなんとかなる。相手のパンチが当たる距離にいるより、懐に飛び込んじゃうほうが意外と何とかなる。

岩橋: 距離をとると、相手にもそれなりに冷静に考える時間を与えてしまう。

吉田: 本当に、懐に飛び込むか逃げるかのどちらかだよね。適度な距離にいたら(相手に)やられます。

(山下真史)

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 視聴者からの質問部分から視聴 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv55874425?po=news&ref=news#01:20:58

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