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新築? 中古? それよりやっぱり”立地”? 住宅選びで重視すること

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内閣府の「住生活に関する世論調査」によると、住宅選びで最も重視するのは、「立地の利便性」がダントツという結果となった。住宅の広さや性能、立地の安全性よりも重視される立地の利便性。住宅選びにどういった影響があるのか見てみよう。【今週の住活トピック】
住生活に関する世論調査」(平成27年10月調査)を公表/ 内閣府若い世代ほど薄れる「持ち家信仰」

まず、「住宅を所有したいか」を尋ねた結果は、前回調査(平成16年11月調査)より微減しており、「所有したい」61.5%+「どちらかといえば所有したい」13.4%で合わせて74.9%となった。特に、20代と30代の若い世代では「どちらかといえば」ではなく、純粋に「所有したい」という回答が40代以上の世代と比べると少なく、「持ち家信仰」がやや薄いようだ。

どの年代でも「所有したい理由」は、「同じところに安心して住み続けたいから」がトップで、全体平均は58.1%となった。逆に、「所有する必要はないと思う理由」は、年代によってばらつきはあるものの「多額のローンをかかえたくないから」(20.9%)と「家族の状況の変化(子どもの独立や転勤など)に合わせて自由に住み替えたいから」(19.2%)が拮抗する形となった。なかでも「多額のローンをかかえたくないから」は前回調査の28.6%から大幅に減少しており、低金利の影響もうかがえる結果といえそうだ。

【画像1】住宅を所有したいか(出典:内閣府「住生活に関する世論調査」(平成27年10月調査))重視するのはダントツで立地の利便性

次に、「住宅や立地・周辺環境のなかで最も重視すること」を尋ねた結果を見ると、どの年代でもダントツで「立地の利便性(通勤・通学に便利な立地や、公共交通機関、医療・介護・福祉施設、日常的な買い物施設等へのアクセスの良さ)」がトップで、全体平均は46.5%だった。

2位・3位グループも年代で共通し、「住宅の広さ・間取り」(16.5%)と「立地の安全性(地震・台風などの自然災害に対する安全性、犯罪・交通事故などに対する安全性など)」(14.6%)が挙がった。

【画像2】住宅および住宅の立地・周辺環境で最も重視すること(出典:内閣府「住生活に関する世論調査」(平成27年10月調査))立地は重視しつつも買いやすい中古も検討

この調査では、「住宅を購入するなら新築か中古か」も尋ねている。「新築一戸建て」63.0%、「新築マンション」10.0%、「中古一戸建て」6.1%、「中古マンション」3.8%に分かれ、購入するなら新築がよいという結果にも見える。

新築がよい理由は、「間取りやデザインが自由に選べるから」(66.5%)、「すべてが新しくて気持ちいいから」(60.9%) が多く、中古がよい理由は「住みたい場所に住宅を購入するためには、中古住宅の価格の方が手が届きやすいから」(61.0%)が多い。

一方、リクルート住まいカンパニーの「2014年新築マンション契約者動向調査」を見ると、実際に新築マンションを購入した人が検討したのは、新築一戸建てを含む新築住宅のみが52.5%(首都圏)・51.6%(関西圏)、中古住宅も並行検討したのが47.1%(首都圏)・48.1%(関西圏)となっている。

購入するなら新築住宅がよいが、実際に購入しようとすると、新築住宅だけでなく中古住宅も検討したというのが実態なのかもしれない。

さて、住宅選びで「立地の利便性」を追求すれば、住宅価格が高くなる。土地の価格は、土地の形状や道路との接し方などでも異なるが、基本的に「立地の利便性」が大きく影響するからだ。地価の高いところに建つ住宅は、高級仕様の建物になることも多く、結果的に手が届きにくいものになる。そうなると中古住宅の価格面の手ごろさが優位になってくるわけだ。

立地の利便性を追求するのか、新築を重視するのか、広さや間取りを重視するのか……、優先順位を整理したうえで住宅選びにのぞみ、納得できるわが家を見つけてほしい。
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/12/09/102157/

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