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内野聖陽と忽那汐里に撮影秘話を直撃 トルコと日本の時代を超えた絆がアツい!感動巨編『海難1890』

内野聖陽と忽那汐里に撮影秘話を直撃 トルコと日本の時代を超えた絆がアツい!感動巨編『海難1890』

12月5日(土)に全国309館での公開後、”最終興行収入10億円超え”が視野に入った好調な”出航”を記録している映画、『海難1890』。「エルトゥールル号海難事故」と「イラン・テヘラン在留邦人救出劇」という二種類の史実をベースに、日本・トルコが友好関係を築くに至った背景や歴史と、混迷する現代の世界情勢へ投げかけるメッセージが胸に響く感動巨編だ。その注目の作品に俳優として命を注入した、主演の内野聖陽と忽那汐里にインタビュー。遭難したトルコ人たちの救出に尽力した医師・田村役、そして田村を手伝うハルとテヘラン編では日本人学校教師・春海を演じた内野と忽那に、今作への想いを聞いた。

――映画で扱った史実については知らなかったので、歴史の影で奔走した人々のドラマには、胸がこみ上げるものがありました。

内野:僕も同じ感想でしたよ。小さな事実かもしれないですが、今現在の日本とトルコの友好関係を思うと全然小さな話ではないですよね。多くの方々に届いてほしいと思いますね。

忽那:わたしも歴史を知らなかったので、トルコの方が親日家という背景には、こういうことがあって今に至っていたことを知って感動しました。この事件が確実な原点で、当時の大勢のトルコの方々の心に残ったと思います。映画ではやがてテヘラン邦人救出事件につながりますが、この映画に携わってトルコの方々のエピソードを深く知って、そのことが映画に実現したことは両方の国にとって特別なことになったと思います。

内野:エルトゥールル号遭難事件は、トルコの方々が日本人に対して友好的な感情を持ってくださっている原点になった話です。そこには普遍性もあり、今の世界情勢にも響くテーマがあると思います。国と国との約束事で始まった話ではなく、庶民レベルの生身のふれあいで始まった話が、こういう結果になっていることが尊いじゃないですか。映画化のお話をいただいた際、必ず意義深い作品になる、作る価値があると思い、監督にぜひ参加したいと申し出ました。

――トルコ側では、トルコの人気若手俳優ケナン・エジェさんが出演しています。彼との共演を経て、たとえば文化の違いなど、いかがでしたか?

内野:とても優秀な俳優で、彼はトルコに留まらず海外にも留学していて、演技の勉強もしっかりと積まれている方。情の深い純朴なトルコ人の中でも都会的でスマートな印象でした。演技上の会話は全部英語だったのですが、納得できないことはとことん話し合う姿勢の方だったので、撮影はとてもスムーズに進みました。

忽那:ケナンさん以外とふれあう機会は少なかったのですが、役者だけでなくスタッフさんを含め、全体を見渡すとトルコの方々も本当に情熱的です。この映画を観てくださると、情熱的な面が伝わってくると思います。座礁する前の即興で音楽を奏でるシーンをはじめ、レスリングのシーン、空港での大勢のエキストラの方々には、ほぼ芝居をつける必要がなかったと監督がおっしゃっていたほどです。

内野:文化の差を感じたのは、埋葬シーンです。前日に日本側の美術チームが作ったお墓をすべて作り直しなんてハプニングもありました。スタッフさんは泣きそうになってましたが、文化の差を乗り越えお互い納得いくまでって感じの空気はいつもありましたね。

忽那:たとえばスタンドインと言って、スタッフの方が役者のセリフを代わりに話して練習することがありますが、トルコ人の助監督さんがケナンさんのセリフを全部暗記されていて(笑)。日本の場合、助監督さんがセリフを暗記しているなど聞いたことがないですが、なり切っている感じで、その姿勢が直球というイメージ。現場の流れ的なこと日本との差を感じなかったですが、仕事に対する情熱はすごかったですね。

――具体的なシーン上での、何かエピソードはありますか?

忽那:爆弾のシーンですね。あのシーンは、本気で驚きました。尋常じゃない、響き渡るような本気の音を出してくるんです(笑)。

内野:リアルな役者のリアクションを撮るときに、役者には何も伝えないで、どこかにスピーカーを仕込んで、役者を本気で驚かす仕掛けをする監督がいると聞きますが(笑)、それくらいのナチュラルさが爆弾のシーンでは感じたので、これは一体何をしたのかなって思っていました。

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