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「旅の仕方に、優劣は付けられない」5ヶ月間、自分の脚で日本を旅して気付いたこと。

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こんにちは。旅するランナー上原です。

僕は5ヶ月間、自分の脚で日本中を旅して気付いたことがあります。それは、「旅することは凄いことではない」ということ。

 

みなさん、なんだか「旅人って凄い」ってイメージがありませんか?僕も最初はそう思っていました。ところが、実際の旅を通して次のように心境が変わっていったのです。

 

時間とお金さえあれば簡単に旅は出来る

photo by pixabay

「旅に出たい!」

そう思ったとき、障壁となるのは何でしょうか。僕は大きく2つあると思います。それは「時間」と「お金」です。逆に言えば、時間があってお金があれば、大抵どこへでも行けるのです。

その時間を確保し、お金を稼ぐプロセスは評価に値すると思いますが、旅することそれ自体は意外と簡単なのです。

 

旅は消費活動

photo by pixabay

経済的に見ると、旅することは基本的に「消費活動」です。交通機関に乗るためにお金を払い、宿泊施設に泊まるためにお金を払い、お土産を買うためにお金を払います。そのこと自体が特に何かを生み出しているわけではありません。

だから、僕はむしろ凄いのは「航空会社で働く人」「宿泊施設で働く人」「現地のお店で働く人」の方だと思うのです。

 

もちろん旅の経験を本に書いたり、講演を行ったりして、旅を生産的な活動に結び付けている人もいます。ですが、旅をしている最中のあらゆる活動は短期的に見たらやはり「消費活動」なのです。

旅の経験や旅で得たものを、何かしらの形で価値化してはじめて「凄い」と言えるのではないのでしょうか。

旅の凄さを競い合うのは無意味

photo by pakutaso

僕は5ヶ月間かけて、福岡から北海道まで走って日本を縦断しました。中には「凄いね」「偉いね」と言ってくれた方もいました。もっとも僕自身、最初は「凄いことをしてやろう」と意気込んで日本縦断を始めたのです。

しかしよくある話ですが、いざ旅に出てみると自分と同じようなことをしている人は結構たくさんいたのです。実際に走って日本一周をしている人もいましたし、世界中を走っている人もいました。

 

旅の仕方は人それぞれです。早く走り切ることを目指す旅なのか、行きたい場所に時間をかけて行く旅なのか。ホテルに泊まってゆっくり休める旅なのか、倹約して野宿をする旅なのか。

様々な旅のスタイルがある中で、どの旅がより凄いかなんて、考えるのも馬鹿らしくなってきました。

 

旅にルールはない

photo by pixabay

もし旅の凄さを競い合いたいのなら「ルール」を作るべきでしょう。

走って日本縦断することを例にあげれば、どういうルートで行くのか、休む場所はどうするのか、タイムで競うのか距離で競うのか、といった様々なルールを決めてしまえばいいのです。そうすれば、より公平な方法で旅の凄さを競い合うことが出来るでしょう。

 

しかし、もはやそれは旅と言えるのか疑わしいですね。旅にルールはありません。つまり、旅の凄さを競い合うための分かりやすい指標がないのです。

 

自分がしたいから、旅をする

Photo by Kazuma Uehara

 では、なぜ旅に出るのか?やはり、それは「自分が旅をしたいから」で良いと思うのです。見知らぬ土地へ行ってみたい、あの場所のあの風景を実際に自分の目で見てみたい、あそこで暮らしてみたい、近場で何か新しいものを発見したい。

 

旅の仕方も旅の理由も人それぞれです。その価値は旅した人自身が決定するものであって、旅そのものに優劣をつけるものではないのです。

 

まとめ

いかがでしたか。何度も言いますが、旅の仕方は人それぞれです。他人と比べてどうこう言うのではなくて、自分自身が思い切り楽しめるような旅をしてほしいと思います。

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