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超絶進化中! インフルエンザや風邪から身を守るための『不織布マスク』代表的5種・快適度徹底比較!

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かいことを言えばたとえマスクをしていてもインフルエンザや風邪のウィルスを完全に防ぐことができるわけではない。しかし人間、他に何ができるというのか。せっかくの休暇期間を寝込んで過ごすことだけは避けたいと強く思うのならマスクを装着しよう。もちろん100%ではないが、確率的にはかなり減る。それでもなるべく装着していて苦しいマスクは避けたいもの。そこで最近進化が著しいと評判の代表的な5ブランドの『不織布マスク』の快適度を比較してみた。

 

ちなみに不織布(ふしょくふ)マスクというのは繊維を固めて圧着したもので、安価に生産できることから使い捨てができるので、現在の主流となっている。学校の給食当番などでかつて使用されていた洗って繰り返し使う布タイプも未だ存在するが、ウィルスの付着したマスクを再度使用してしまうことにもなるのであまり推奨されない。

 

インフルエンザや風邪のうつり方、3パターン。

(1)接触感染……文字通り触ることで感染
(2)飛沫感染……くしゃみや咳によって飛び散ったウィルスに触れて感染
(3)空気感染……同じ室内にいることによってウィルスが空気に乗って漂うことで感染

この中でマスクが役に立つのは(2)のみというのが現実だ。しかしマスクをすることによってノド・鼻などの上気道の粘膜の湿度が保たれて、ウィルスが増殖しにくくなるという効果もあるのでバカにはできない。

とはいえマスクをするのは鬱陶しいし、息苦しい。最近はだいぶ改善されているとはいえ、できることならしたくないというのが本音だろう。そもそもマスクをしないで咳をしている人の近くにいる自分が被害を防ぐためにマスクをしなくてはならないということに道義的な怒りを感じる人も多いかもしれない。思わず咳をしている者に持っているマスクを叩きつけたくなる気持ちもわかる。

しかし感染して苦しい思いをするのもまた自分。ここはひとつ、大人になっておとなしくマスクをしよう。できることなら苦しくないマスクで、少しでも快適に電車やバス内、人混みなどのウィルスが蔓延しているだろう場所をやり過ごそう。

ちなみに息苦しいのが嫌で、たまに鼻を覆わずに口だけにマスクをしている人も見かけるが、思い切り無駄なのでやめておこう。粘膜にウィルスが付着しやすいのは、閉じられる口ではなくて、圧倒的に鼻なのだ。

ここで紹介するのはコンビニエンスストアなどで入手しやすい、いわゆる売れ筋マスク。恐らくきっと快適なものが売れているはずだと信じたい。

 

売れ筋5種の使用

■ コーワ『三次元マスク ふつうサイズ ライトグリーン』
(3枚入・90×175mm・実勢価格 税込307円)※1枚当たり約102円

表面は白色ながら、内部にうっすら着色したグリーンが、何となく効き目がありそうなルックスの『三次元マスク』。駅のキヨスクでもよく見かけるポピュラーなマスク。

マスクの誤用としてもう一つありがちなのが表裏を逆に付けてしまうこと。耳掛け紐接着部が手前に来るのが正解なのを覚えておきたい。あと大方のマスクは商品名などをマスク本体にプリントしており、それが正しく読める方が外側になる。歩く広告塔の役割をさせられているようで何となく納得がいかないが…。

この『三次元マスク』も下部外側に刻印されているのだが、結構はっきりと「KOWA HEALTHCARE」と堂々と書かれているのはよくよく見ると恥ずかしい気がする。ただ内側上部に「内側……内側……内側……」とひたすら書いてあるのは親切か。やりすぎな気もしないでもないが。

感触は少しだけつるっとした部分もあるがソフトな感触。そのせいでプリーツも甘めの折りたたまれ方。ちなみにグリーンなのは表面だけで裏は真っ白。使用するためにバッとプリーツを広げると面白いことに台形のような形になる。なるほど、これが新快適構造か。これなら口元が空きそうだ。

ちなみに顔面にフィットするマスクというと良さそうだが、口元までぴったりフィットしてしまうと息苦しいので、最近の潮流は口元空間のキープである。各社必ずと言っていいほど口元の空間確保を売りにしている。この『三次元マスク』はダブルΩ(オメガ)加工と銘打って口元空間確保を目指した。

確かに装着時は口元が全体的に大きく空間ができて快適な気がするのだが、呼吸をすると台形上部が全体的に口元に迫ってきて唇に触れる。うーん、これでは意味がないのではないか。特に大きく呼吸するとピタピタ触れてきて不快だ。

ただ呼吸を弱めにしておけばある程度は大丈夫。あとはプリーツの角度を理想的な角度に持っていけば何とか唇に触れてこない程度にまでは改善できた。ただ呼吸弱めにしなくてはならない分、息苦しさはある。ノーズフィッターもあるので密閉可能。ダブル集塵フィルターに銀系抗菌フィルターなど5重の防御が頼もしいだけに惜しい。ちなみに装着時でもメガネは曇らない。

 

■ ユニ・チャーム『超快適マスク プリーツタイプ』
(4枚入・90×175mm・実勢価格 税込307円)※1枚当たり約76円

ユニ・チャームのマスクと言えば、耳ひもと一体化した球形フォルムの「超立体」が有名だが、今回は快適性を売りにした『超快適マスク』をピックアップ。他のマスクと同様にプリーツタイプを採用している。

「シルクタッチフィルタ」と銘打っているだけあって、感触は極上。不織布とは思えない布感に溢れたシルキータッチ。これは期待してしまう。左下の「Unicharm」と刻印されている方を表にして装着。毛羽立ちのない感触は素晴らしい。「超立体」と同様の幅広耳かけ紐もひたすらソフト。満足度は高い。そして口元空間もアピールしていないのにしっかり確保。さらに周囲が密着してフィットし、隙間を作らないというのはマスク機能としてはかなり優秀だと思う。ノーズフィッターを調整すると密閉度は抜群だ。

この『超快適マスク』のようにウィルス飛沫を99%防御と謳っていても、隙間があっては台無し。その点、全方位で密着してくるこのマスクの御率はかなり高そうだ。

では唇に100%触れてこないかというと、そうではない。たまに触れてくる。しかしゴワゴワした不織布と違うので、気になりにくい。耳の根元の負担もソフトで、「超快適」を謳っているのはあながち嘘でないと感じた。ちなみに装着時でもメガネは曇らない。

■ タマガワ『フィッティ シルキータッチモア 7枚入 W ふつうサイズ』

(7枚入・90×165mm・実勢価格 税込410円)※1枚当たり約59円

これもシルキータッチを売りにしたマスク。何より素晴らしいのは個別包装になっているところ。一枚ずつポケットやカバンに入れておいても清潔を保てるというのはかなりのアドバンテージ。

袋から取り出すと、マスク表面サイドに( )のような点線が刻まれている。プリーツを広げるとガバッと広がる。全体的に薄手で頼りなげだが3層構造にはなっている。装着してみると細めのきしめんタイプの耳掛け紐が長めで余裕がある。唯一、左右サイズが短いのだが、言われないと気づかない。

ただちょっと気になったのが、におい。若干消毒臭のようなものがする。装着ぶりが快適だけにとても惜しい。それでも時間が経てば消える程度のにおいなので、使用時は早めに袋から出しておけばいいのかもしれない。

コストが60円切りというのも魅力だ。ただ不織布の処理が若干甘いか。プリーツを絞っているサイドの部分、頬にあたる部分に少しざらつきがある。箱で売っている安さが売りのタイプのマスクに多いのだが、このざらつきは結構肌を刺激し、時にかゆみを感じさせたりもするので肌の弱い人は注意が必要だ。

とはいえ、そんなデメリットを払拭するほど素晴らしいのが、呼吸の快適さ。口元空間をしっかり確保しているわけではないのだけれど、フィルターの通気性が良いので表面がペコペコ凹むことが少なく、唇に触れてこない。これは快適だ。ノーズフィッター付き。ちなみに装着時でもメガネは曇らない。

 

■ ロート製薬『アルガード抗菌・消臭フィルターマスク』
(3枚入・90×175mm・実勢価格 税込308円)※1枚当たり約102円

これも個別包装になっているのがポイントが高い。特許技術の抗菌・消臭効果のあるセルガイア素材を使用した高機能な不織布を使用とのことだが、袋から取り出してみると紙感がものすごい。厚紙で作ったマスクという趣き。

また表裏を表す刻印がないのも若干不親切。耳ひもが接着されている方を内側にすればいいのだが、大量生産感を感じてしまう。そしてそのまま装着すると紙感覚なのでそこらじゅうに隙間が空く。これではマスク効果も半減だ。

もちろんその状態だと呼吸のしやすさは抜群なのだけれど、マスクを通した空気ではないので意味はない。ただ全体を揉むようにして柔らかくしてから装着すればだいぶ隙間は解消される。下準備が必要ということか。

それでも素晴らしいなと思うポイントは消臭機能。明らかに違う。空気清浄機ごしの空気のようにきれいで無臭な空気を吸い込むことができるのが、あらゆるデメリットを吹き飛ばす。匂いがないというのはすごく快適。抗菌作用も安心感をアップ。装着にコツはいるし、1枚当たりが100円越えをしてしまうが、この消臭効果は捨てがたい。ノーズフィッター付き。ちなみに装着時でもメガネは曇らなかった。

 

■ 白元アース『快適ガードプロ プリーツタイプ 5枚 レギュラーサイズ』
(5枚入・90×175mm・実勢価格 税込409円)※1枚当たり約82円

何といってもノーズフィッターどころか分厚いノーズクッションが付いているところがインパクト満点の『快適ガードプロ』。これはすごい。他のマスクと装着感が全く違う。というのも全然密閉されている感覚がないのだ。

いやもう、すごく不安。上部がガラ空きなのではないかと疑ってしまうほど、上部の密着感がない。スポンジで鼻を挟むように装着するのだが心もとない。まるで隙間だらけでマスクをしていないようなのだ。

だが鏡で確認したり、妻に付けさせて確認もしてみたが、きっちり隙間はできていない。だとしたら奇跡。これはすごい、何も付けていないようだ。マスクの理想は付けていない感覚だとしたら、これは最上級だ。

鼻の部分がクッションを用いているので高くなっており、口元は完全に空間を確保する。舌を出してぐるりと回せるほど完全なる空間。サイド部分は少し隙間ができやすいように感じたが、それも調整可能。それでいて0.1μm(マイクロメートル)の微粒子までキャッチするというからすごい。

もちろん装着時でもメガネは曇らないが試した5種類全部曇らなかったので、今では曇らないのが当然なのだろうか。

~ まとめ ~ マスクの豪快な進化っぷりに度肝を抜かれっぱなし!

2、3年前に散々マスクを試し切って、「結局息苦しいのがマスク」という結論に達していたのだが、今回のおためしで”マスク・シーン”がとんでもない領域に達していることを確認できた。正直凄まじい進化である。

結局大差はないと、箱買いできる安いタイプのマスク(それでもかなり選びに選んだ)を普段使用している記者だったが、今回見識を改めた。最近の不織布マスクは息苦しくない…。

画期的だったのはやはり、ゼオライト由来の特殊フィルターを使用した『アルガード抗菌・消臭フィルターマスク』の清浄な空気感。美味しい空気を吸い込んでいる、その感覚はもはやマスクの域を超越している。

そしてまるで付けていない感覚の『快適ガードプロ』は、マスク自体を装着していない感覚という新しい知覚領域まで誘ってくれた。できることなら、抗菌・消臭効果のあるセルガイア素材を使用した『快適ガードプロ』が欲しい。そうしたらもはや無敵である。

その他のマスクも、2、3年前のマスクに比べれば圧倒的に快適。ここのところマスク選びを止めていたという人なら、感動さえ覚える程の進化を遂げているので、ぜひ自分の鼻と口で試してほしい。

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