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映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の作品賞に選ばれる

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映画の普及促進に関する世界最古の団体である米国映画批評会議のナショナル・ボード・オブ・レビュー(NBR)は、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を2015年度の作品賞に選出した。

同作は大規模な予算で製作され、2015年5月に公開して以来高い評価を受けていたが、賞レースで受賞する可能性は低いと見なされていたため、主演俳優のトム・ハーディとシャーリーズ・セロンにとって、受賞は予想外の勝利となった。これまでのところ、第88回アカデミー賞レースで話題に上がる作品のほとんどは、『オデッセイ』のような大ヒット作品に挑む『Spotlight(原題)』、『Brooklyn(原題)』、『キャロル』などのインディーズ作品だ。

アワードシーズンで主要な賞を獲得することが期待されている『オデッセイ』で、リドリー・スコットは監督賞を、マット・デイモンは主演男優賞を受賞した。ブリー・ラーソンは、エマ・ドナヒューの同名小説をもとにしたインディーズ映画『Room(原題)』で主演女優賞を受賞した。シルヴェスター・スタローンは、映画『クリード チャンプを継ぐ男』で助演男優賞を、ジェニファー・ジェイソン・リーは、クエンティン・タランティーノ監督の最新映画『The Hateful Eight(原題)』で助演女優賞を獲得した。西部劇仕立ての同作で、タランティーノは脚本賞も受賞している。

ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の受賞者および受賞作品は、ニューヨークの120人の映画ファンによってEメールとファックスの投票で選出され、アカデミー賞の受賞予測の指針のひとつとなる実績を持つ。昨年、ナショナル・ボード・オブ・レビューは、J・C・チャンダー監督の映画『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』に作品賞、主演男優賞(オスカー・アイザック)、助演女優賞(ジェシカ・チャステイン)を与えるという少し変わった選択をしたが、結果的に同作は、アカデミー賞受賞には至らなかった。しかし、早い段階でナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の主演女優賞を獲得していたジュリアン・ムーアが、最終的に、映画『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したことで先見性を証明した。

受賞者は、ニューヨークの42番街にあるチプリアーニというレストランで2016年1月5日に開催される、ナショナル・ボード・オブ・レビュー・ディナーでトロフィーを受け取る。米テレビ局NBCの朝の情報番組『トゥデイ』で司会を務めるウィリー・ガイストが、この日は夜も司会者として登場する。

受賞一覧は以下の通り。

作品賞:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
監督賞:リドリー・スコット 『オデッセイ』
主演男優賞:マット・デイモン 『オデッセイ』
主演女優賞:ブリー・ラーソン 『Room(原題)』
助演男優賞:シルヴェスター・スタローン 『クリード チャンプを継ぐ男』
助演女優賞:ジェニファー・ジェイソン・リー 『The Hateful Eight(原題)』
脚本賞:クエンティン・タランティーノ 『The Hateful Eight(原題)』
脚色賞:ドリュー・ゴダード 『オデッセイ』
アニメーション映画賞:『インサイド・ヘッド』
ブレイクスルー演技賞:エイブラハム・アッター 『ビースト・オブ・ノー・ネーション』、ジェイコブ・トレンブレイ 『Room(原題)』
新人監督賞:ジョナス・カーピナーノ 『Mediterranea(原題)』
外国語映画賞:『サウルの息子』
ドキュメンタリー映画賞:『Amy(原題)』
ウィリアム・K・エヴァーソン映画史賞:セシリア・デミル・プレスリー
アンサンブル演技賞:『The Big Short(原題)』
スポットライト賞:『ボーダーライン』 傑出した協力的な視点から
表現の自由賞:『ビースト・オブ・ノー・ネーション』、『Mustang(原題)』

本紙ヴァラエティによる、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ジョージ・ミラー監督の最近のインタビュー動画はこちら。

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