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挨拶は心のドアを開ける鍵だとドバイで実感した話

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https://www.compathy.net/tripnotes/17086#episode-140457

Photo credit: Seina Morisako「DOBAI family trip」

こんにちは、TRiPORTライターのSeinaです。
私は現在家族とシンガポールで暮らしています。私たちは仕事の関係でシンガポールに転居する前から、外国の方と交流する機会が多い環境で生活していました。訪問した国はどこもとても印象的でしたが、その中でも特に楽しかった場所がドバイです。なぜなら私たちはドバイで楽しいだけではなく、素晴らしい体験をしたからです。

行って初めて感じた「違い」

私たちが家族で訪れた国は先進国が多かったこともあり、東京の生活と同じような要素が数多くあったゆえ、旅をしても「違いを感じたときの衝撃」に出会うことはそれほどありませんでした。

しかしドバイには常に驚きがありました。人々の服装、表記されている文字、習慣、そして宗教との関わり方。数多くの違いに遭遇しました。そしてドバイを訪れた際、我が子が若干緊張していることに気づきました。私たちはこれから異文化の中で、常に興奮と緊張感を持って過ごすことになります。この緊張感を軽減するために何か対策をたてないと、漠然とした警戒感に変わってしまうような気がしました。それは子供にとっても、自分にとってもよくない。そうならないようにどうするべきか、私は考えました。

https://www.compathy.net/tripnotes/17086#episode-140462

Photo credit: Seina Morisako「DOBAI family trip」

まず挨拶してみよう

英語力がなかった息子に、この異文化の旅をどのように楽しんでもらうかを考えた結果、私たちはアラビア語の挨拶を覚えることにしました。調べてみると、「السلام عليكم (アッサラームアライクル)」というのがアラビア語の「こんにちは」に該当するとのこと。他にもいろいろありましたが、たくさんは覚えられないので、とりあえずこの挨拶だけ使ってみることにしました。

タクシーに乗るとき、買い物のためにお店に入るとき、全長2キロの巨大スイミングアトラクションのチケットを買うとき、とにかく相手の目を見て「السلام عليكم (アッサラームアライクル)!」と笑顔で挨拶。

すると大きな変化が! この挨拶をすると、最初はとても硬い感じの風貌だった人がみな素晴らしい笑顔になるのです!

https://www.compathy.net/tripnotes/17086#episode-140467

Photo credit: Seina Morisako「DOBAI family trip」

挨拶によって開かれた扉

このドバイの体験から、現地の言葉で挨拶をすると、お互いの心の緊張感がほぐれることを体感しました。そしてそこから様々なコミュニケーションが生まれるのです。同時に大きな違いを感じながらも、ドバイでは日本食が人気だったり、おもちゃ屋さんではレゴが売られていたりなど、慣れ親しんだ環境と同じものもあると気づきました。

このときの体験は、現在のシンガポール生活でも役立っています。世界には信仰している宗教により生活習慣が違う、ただそれだけという感覚を息子も自然に感じることができています。

自分の世界とは違う文化を持つ国に初めて訪れるとき、事前にコミュニケーションのきっかけを作る方法を知っておくのはとても重要です。なぜなら新しい世界の始まりを体感できるからです。その「始まりの体感」こそが、人種差別などの偏見の芽を摘むことができるのではないかと思います。

人種差別という漠然とした大きな問題に対して、まずは現地の人とコミュニケーションが取れるきっかけを作る。そこから始めてみるのはいかがでしょうか? 

ライター:Seina Morisako
Photo credit: Seina Morisako「DOBAI family trip」

ドバイの旅行記はこちら

*Seina Morisako「DOBAI family trip」

*Chiharu Narushima「世界一を極めるドバイ!」

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