ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

今思い出してもモヤモヤ! バスの中で大声で怒鳴られ、悔しくて、泣きそうで、居たたまれない思いに

DATE:
  • ガジェット通信を≫

今思い出しても、本当に腹がたつ!というか、あの時私はどうするのが正解だったのか…と思い悩んでしまう育児の苦い経験があります。

それは、上の子が4ケ月になろうとする頃のことでした。

首もやっとすわり、気候も春めいてきたので、家の周りの散歩だけではなく、子連れでの少し遠出に挑戦しようと意気込んでおりました。

育児初心者の私は、 「赤ちゃんとのお出かけは、ベビーカー!」「せっかく、A型買ったのだから、ベビーカー!!」とバカのひとつ覚えのように、ベビーカーでばかりお出かけしておりました。

今考えると、A型ベビーカーは重いし、場所をとる。

抱っこ紐の方が身軽に動け、肌が接している分赤ちゃんは安心して泣かない。

出かける場所や状況によって、どちらか選択した方がいいのですが、その時の私は「とにかくベビーカー!」でした。

その日は、バスで10分ほどのショッピングモールがある主要駅まで、お買い物に行くことにしました。

ベビーカーでバスに乗るのは、まだ2・3回ほど。

赤ちゃんもベビーカー慣れしているかと言われれば、そんなに…。

でも、私は暖かくなったし、とにかく家に赤ちゃんと二人でいたくないという思いが強く、兎にも角にも出かけることに。

しかし、出かけたはいいものの、赤ちゃんはまだベビーカーに慣れていないから、家を出た瞬間から泣き出さないかドキドキしている私。

ベビーカーに乗せて数分すると、その不安をよそに、寝た模様。一安心。

赤ちゃんも寝ているうちに、いざバスへ!

ベビーカーでバスに乗るのは、本当に緊張します。

まずは入り口でもたつかないように、カードをすぐ取り出せるよう準備。

バスが来た!

列の一番最後に並んで、乗る時は重いけど赤ちゃんが起きないようにそ〜っと。

とりあえず、起きてない…成功!よかったよかった…準備しておいたカードをピッ。

「…ピ〜!!」あれ?!金額が足りない!財布を取り出さなくちゃ!!え〜とどこに入っていたっけ…?! 

焦りまくる私。

やっと取り出せた財布にも小銭がなく、お札をいれてお釣りをもらわなくちゃならない。

何をするにも焦りまくっているので、モタモタしてしまう。

やっとお金を払い、バスの中に入ろうとしたら、車内は混んでいる+入ってすぐの通路にバンドマンが大きな楽器を置いている!

その楽器につっかえて、ベビーカーが通路を通れない…。

楽器も重すぎて上手く移動させられないみたい。

ベビーカーが入り口でモタモタしているものだから、発車できないでいるバス…。

あ〜、私のせいでどれだけバスを停めているのか!?

すると、楽器の横に座っていた女性がサッと立ってくれた。

優しい!!

「ありがとございます。」と言って、ベビーカーを脇に置き、その席に座ろうとすると、席を譲ってくれた女性が私に向かって「あんたに席を譲ったわけじゃないわよ!!通してあげただけ!どいて!!」と、車内に響きわたる剣幕で怒鳴った。

……もう、赤面の私。

…なるほど、そうか、モタモタしていた私にイライラしていたのか、この人は…。

「……すいません。」と言い、席をたつ。

泣きそう…。

その席に座りなおす、女性。

車内の憐れみの雰囲気が、もっと私を居たたまれなくする。

…悔しい。

私が悪いんだけど、勘違いした私が、モタモタしていた私が悪いんだけど、公衆の面前で叱責しなくても…。

悔しすぎて、悔しすぎて、悔しすぎる〜!

その女性から離れて、バスの奥に行くこともできたんだけど、敢えてそのまま女性の側に居座り続けました。

終わらない戦いがここにあるんだ〜!

途中で女性の横の席が空いたので、彼女の隣に平然と座りました。

そして、終点に着いた時、彼女に言ったのです。

「通していただいてありがとうございました!」と。満面の笑みで。

彼女の驚いた表情!!私は颯爽と、ベビーカーを下ろして、バスを去りました。

彼女はモヤモヤしているに違いない!!(←ただの自己満足)

今でもこの苦い経験を消化し切れていない私ですが、自分も子供がいない時は、急いでる時は特に、モタモタしている人がいたらイライラしていただろうなぁと思うと、彼女の気持ちも理解できます。

だから、というわけでもないのですが、この経験を経て、困っている子連れの人を見かけると、他人事じゃなくて、何かフォローできないかなって考えるようになりました。

子育てをして5年たつけれど、この5年で、ベビーカーのフォローをしてくれる人も、車内で子供が泣いていても、温かい目で見守ってくれる人が増えたような気がします。

子育てについて発信することで、社会はどんどん変化していっていると実感。

子供を育てやすい環境は、相互で作り上げられているのですね。

そのためには、自分も変わらなければ。

子育ては自分育てだと日々実感です。

著者:ちらしずし

年齢:33歳

子どもの年齢:4歳8ヶ月・1歳10ヶ月

子供ができるまで、人生は自分だと思いあがっていたのですが、子供が生まれて以降、人生は他人だということに気づき、一歩大人に。仕事と子育てと家事の怒涛の毎日を過ごし、バランスがとれていない生活に悶絶中。でも、仕事が終わって、子供の臭いをかぐと一安心。日々を淡々と生きる覚悟がついた、33歳曲がり角女です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

赤すぐnet みんなの体験記の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP