ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

ボリビアの新名所、世界一高いロープウェイから見るラ・パスの絶景!

DATE:
  • ガジェット通信を≫

Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia 」

Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

こんにちは。TRiPORTライターのYukiです。
近年、ウユニ塩湖観光で人気のあるボリビア。ウユニを訪れるために大半の方は、標高3650mの場所にあるボリビアの最大都市圏ラ・パスに寄るでしょう。 ラ・パスは周囲を山に囲まれており、すり鉢状の地形の底に位置しています。そのすり鉢の一番上にある標高4150mの「世界で一番高所にある町」エル・アルトとラ・パスを結ぶロープウェイが、2014年5月に開通しました。

この2つを結ぶのが、世界一標高の高いところにあるロープウェイ「ミ・テレフェリコ(私のロープウェー)」。珍しいすり鉢状を生かした絶景は、ウユニに負けないボリビアの新名所なのです。筆者は実際に乗ってみました!

どんなロープウェーなの?

その特殊な地形から、もともと慢性的な道路渋滞に悩まされていたラ・パス〜エルアルト間の道路。その問題を解決するべく、市民の足として開通したのがこのロープウェイです! 日本では一般的に「ロープウェイ=観光」と考えがちですが、ミ・テレフェリコはこの高低差のある地形ならではの交通手段として使われています。

片道の所要時間は約10分。自動車やバスでは渋滞がなくても30分以上かかる道のりのため、大幅な時間短縮が実現しています。もちろん渋滞の心配はありません。3路線の合計は約10kmで、世界一高いだけでなく総延長(起点から終点までの路線の長さ)が都市交通としてのロープウェイの中では世界最長になっています。

運賃は大人なら3ボリビアーノ(約50円)とのこと。ボリビアの物価は日本の4分の1ほどなので、地元の人たちにとっても日常的に乗車しやすい金額です。運転時間は5:30〜22:30となっており、時間も地元の方の足になるように考えられていることがわかります。
Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

では実際に乗ってみましょう!

ラ・パスから最もわかりやすい乗り場は旧鉄道駅裏のTAIPI UTA駅。旧市街の中心付近にあるサンフランシスコ教会から、急坂を上って徒歩15分ほどの場所にあります。朝夕は通勤で混むとのことでしたが、平日の10時頃に行ってみたところガラガラでした。

Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」 Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

ゴンドラは30秒おきぐらいに出ていて、定員は10名なのでとても広々と快適に乗車することができました。出発してしばらくは住宅や市場など、ラ・パスの方々の日常が眼下に広がります。人々の生活が肉眼で見えるエリアの上をロープウェーが走っているなんて、日本では考えられないことですよね。
Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

そして次に見えてくるのはたくさんの箱のようなもの。これはラ・パス最大のセメタリオ、つまり墓地なんです。中間地点の駅を過ぎると傾斜はますますきつくなり、標高はどんどん上がっていきます。そして背後をふと振り返るとすばらしいラ・パスの絶景が! ラ・パスを取り囲む、すり鉢状の縁。その向こうには雪をかぶった標高5000m以上の山々が見えています。こんな絶景を片道50円で気軽に観られる場所は、なかなかありません。
Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

標高4150mのエル・アルトに到着!

終点のエル・アルトの駅ビルにはカフェで簡単な食事や休憩ができ、すぐ外には展望台もあります。ラ・パス都市圏は高山地帯で酸素の濃度による過ごしやすさに違いがあり、一般的に標高の低いエリアに富裕層が住み、標高が高くなるにつれ貧困層の割合が増えるといいます。

エル・アルトも比較的治安はあまりよくないと聞きますが、到着したのが日中であったことに加えて、一緒に行ったのが5名以上の複数人だったことから、少し散策を楽しんでみました。ここでは全く観光地化されていない、ありのままの市民の暮らしを垣間見ることができます。そして道路からたびたび見ることができるラ・パスの景色に、改めて息を飲みました。
Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

Photo credit: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

まだまだテレフェリコは拡大予定。おそらく数年後にはさらに移動も楽になるでしょう。とにかく眺めがすばらしいので、ラ・パスを訪れた際にはぜひ利用してみてください。夜景もおすすめとのことですが、夜はトラブルに巻き込まれる危険性が高くなるので、さらに注意が必要です。ぜひ気をつけてながら楽しんでくださいね。

ライター:Yuki Nakao

Photo by: Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

ラ・パスの魅力をもっと知る旅行記はこちら

*Yuki Nakao「Ropeway in La Paz, Bolivia」

*Kentaro Takeuchi「ウユニ・マチュピチュ南米旅行」

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
Compathyマガジンの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。