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他人に人生をゆだねるな! 悩みから解放されるためのたった一つの方法

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 自分のことが好きになれない、職場での対人関係がうまくいかない、「あの時こうしておけばよかった」という後悔がなかなか消えない…と、何かしら悩みを抱えている人は少なくないでしょう。
 人はなぜ悩むのでしょうか。この疑問に答えてくれるのが『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』(玉川真里/著、サンマーク出版/刊)。著者の玉川さんは元々自衛隊に所属し、臨床心理士として年間2000人以上、これまでに3万人以上の悩みを聞いてきたという異色の経歴の持ち主です。
 本書の冒頭には「悩みは人それぞれ特有のものと思われがちだが、ほとんどの悩みにおいて原因は一つしかない」という一文があります。また、その「一つの原因」とは「他者思考」であり、その状態から抜け出すことができれば悩みは解消されるとも言い切っています。
 では、他者思考とは何なのか。どうすれば他者思考を抜け出し、悩みから解放されるのでしょうか。

■「あの人にこう思われたい」が行き過ぎると危険
 本書によれば、他者思考とは、「普通でいたい」「かっこよくいたい」「あの人にこう思われたい」といった具合に、自分の基準ではなく他人の基準に従って行動してしまうこと。他人の目を気にする分だけ、まわりからの評価に振り回されやすく、結果として、過敏反応して悩んでしまうことが多いといいます。じつは、私たちが抱える悩みのほとんどが、この「特定の他者」=「あの人」の基準にとらわれることで生じています。
 また、他者思考の強い人ほど「無力感」にとらわれやすい傾向にあるようです。「英語ができない」「早起きができない」といった自分自身の能力に対して無力感をおぼえることから始まり、そういったことが度重なるうちに「自分は何もできないのだ」と無能感を感じるようになる。さらに悪化すると、「生きることに対して自分は何もできず、他人も何もしてくれない」と虚無感をおぼえるそうです。
 こうして、他者思考は自分をどんどん追い詰めていき、それが深い悩みへと変わっていくのです。

■他者思考を脱却するためには「あきらめ」が必要
 どうすれば他者思考を抜け出し、深い悩みを解消することができるのでしょうか。本書が挙げるキーワードは「底つき体験」です。これは、「心底悩み切る」「落ちるところまでとことん落ちる」といった体験をすることで、「このままではダメだ」という気づきを得ることを指します。つまり、「底つき体験」が他者思考を抜け出すためのきっかけになるというわけです。
 なぜ「落ちるところまで落ちる」と他者思考を抜け出せるのでしょうか。人はこのような状況に置かれると、「もう、『あの人』のことを気にしても仕方ない」「とにかく、どう思われてもいいから何かやらなきゃ」というふうに、良い意味で諦めがつくもの。つまり「底つき体験」をすることで、自然とそれまで依存していた他者の評価や基準から解放されるのです。
 底つき体験の効果は、他者思考を手放せることだけではありません。底つき体験により、自分自身としっかり向き合い、他人に依存することなく、自分自身の声や意見に従って生きていく「自分思考」を手に入れることができるのだとも玉川さんは述べています。

 この本を読めば、「もう、『あの人』と関わりたくない」「振り回されたくない」という悩みが自然と解消されるだけでなく、自分思考を夢や目標の実現にどうつなげていくのかという具体的な方法についても、理解を深めることができます。最近、悩みを抱えて心が弱りがちだという人はもちろん、「次の一歩」をなかなか踏み出せずにいる人には参考になる内容が多い一冊です。
(新刊JP編集部)


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