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ロマン・ポランスキー監督、ポーランドから米国への身柄引き渡しを免れる

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ロマン・ポランスキー監督は、ポーランドから米国へと引渡される脅威を免れた。ポーランドの都市クラクフの検察官は、2015年11月27日(現地時間)、訴えの根拠が明らかではないとして、同監督が引き渡されるべきではないという地元裁判所の判決に対し異議を申し立てることはない、と述べた。

検察庁は、声明で次のように述べた。「このケースで収集した証拠を分析すると・・・米国当局にロマン・ポランスキー監督の引き渡しを拒否する上で、裁判所のスタンスは正しいと言える」

今回の決定は、1970年代後半、ロサンゼルスでポランスキー監督が13歳の少女と性行為に及び、その行為を写真撮影したことについての裁判で、米国政府が同監督をポーランドから米国に戻そうとしていた努力を終わりに至らせるものだ。ポーランドとフランス両方の市民権を持つポランスキー監督は、今やポーランドで自由に生活し、仕事をすることができる。

ロイター通信の報道によると、ポランスキー監督の弁護士のひとりは次のように語ったとのことだ。「ポランスキーを代弁し、我々は、この訴訟を終えたことに非常に安堵している。そしてこれは、ポランスキーが、ポーランドで計画していた映画を製作し始めることができることを意味している」

ポランスキー監督は、自身が身柄引き渡しの脅威に直面していなかったとしたら、1894年にフランスで起きたドレフュス事件(当時フランス陸軍参謀本部勤務の大尉であったユダヤ人のアルフレド・ドレフュスがスパイ容疑で逮捕された冤罪事件)を題材にした映画をポーランドで撮影したいと語っていた。プロジェクトのリードプロデューサーは、フランス人のロバート・ベンミュッサで、ベンミュッサは昨年、同作の予算は3500万ユーロ(3710万ドル)になると語っていた。またベンミュッサは、同作は英国の作家ロバート・ハリスの小説『An Officer and a Spy(原題)』をもとに、英国人と米国人俳優を起用して英語で製作し、国際的に共同製作するだろう、と語った。

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