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なぜアデルだけ売れるのか?新アルバム「25」が全米初週セールス史上最高記録を更新

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アデルの新作アルバム「25」の全米での発売1週間の売上が338万枚と史上最高記録を更新。イギリスでも80万枚と1週目から売れに売れまくっている最新作だが、アメリカ国内でもこの驚異的なセールスを、様々な記録と比較した形で紹介している。

デジタルとCD両方の集計結果で出た338枚というアルバムセールス、1991年に正式な売上枚数を計測して以来「最高に売れたアルバム」という表現がされているものの、実質史上1位。更新前に1位だったジャスティン・ティンバーレイクの所属したボーイズグループ、インシンクの「No Strings Attached」が242枚を売り上げたのが2000年と、「CDが売れまくっていた時期」を100万枚も上回るのでとてつもなく凄い記録であるのは確かだ。ちなみに近年売れた作品の筆頭であろうテイラー・スウィフトの「1989」が129万ユニットだから実に2.6倍。

今回の歴史的なセールスの背景には、いわゆる「聴き放題」と言われる「Apple MusicやSpotifyなどへのサービスに配信を行わなかったこと」が真っ先に挙げられる。ただし前述のテイラー・スウィフト同様、一定期間配信を行わないという販売手法は過去にも数多くのアーティストが行っているが、ここまではっきりと形になり効果が出たのは初めてといえる。

「アデルだけが何故ここまで売れるのか?」という点だが、爆発的に売れた前作から5年ぶりの新作というファンの間での期待値の高さが根底にはあるものの、発売前のネット上でのリード曲はYouTubeで現在まで5億5000万再生と一般の消費者層までリーチしたことに加え、直前の聴き放題へ配信しない方針で消費者側を「買わざるを得ない」方向へ向かわせたこと、更に付け加えるとデジタル配信でのデジタル・ダウンロード販売や通販でのCD購入など簡単に購入可能になったという流通面でのメリットも見逃せないだろう。

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