ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

あなたはいくつ知ってる?メキシコに関する12の意外な事実

DATE:
  • ガジェット通信を≫

Arcos Bosques

メキシコのイメージといえばビーチリゾート、もしくは麻薬組織でしょうか。メキシコの人々や文化など、その本当の姿は広く知られていません。固定観念や悪いイメージのせいで、メキシコに行くのをためらう人がたくさんいるようです。

そこで今回は、私が旅行先として強くおすすめする国「メキシコ」に関する、12の意外な事実をご紹介したいと思います。

1. メキシコの正式名称は「メキシコ合衆国」

メキシコは31の州と1つの連邦区から成ります。各州にはそれぞれ法律や法規、警察があり、アメリカ合衆国と似たような形です。居住州外へ出ると、携帯電話はサービス範囲外になります。

2. 首都名問題

多くの人はメキシコの首都はメキシコシティだと思っているでしょう。しかしそれは完璧な答えではありません。メキシコの実際の首都は「連邦区・Distrito Federal(ディストリート・フェデラル)」です。メキシコシティのメトロポリタンエリアは連邦区内とメキシコ州の一部にまたがっているため複雑ですが、実際はメキシコシティの中でも連邦区の住民のみが首都に住んでいることになります。

3. 海外のメキシコ料理は、本物のメキシコ料理ではない

近年メキシコ料理はユネスコ世界無形文化遺産に指定されるなど、世界中で愛されています。しかし、メキシコ外で「メキシコ料理」と呼ばれているものは、実際「Tex-Mex」(テックスメックス:テキサス風メキシコ料理)であることがほとんどです。例えばメキシコでは、チポレスタイルと呼ばれるライス入りのブリトーは誰も食べません。メキシコ北部ではブリトーはポピュラーな食べ物ですが、それはアメリカのファストフードチェーンにより持ち込まれたものです。さらに、本当のメキシコ料理にはそんなにスパイスは使われていませんし、辛くもありません。実際はライム(スペイン語では「レモン」)が多く使われているので酸っぱいのです。

4. メキシコ人が全員褐色の肌をしているわけではない

私がメキシコ滞在中に撮影した写真を見て、私の友達は「この人、メキシコ人に見えないね」とよく言います。全てのメキシコ人が褐色肌で黒髪だという思い込みは大きな勘違いです。北ヨーロッパ人と同じくらい肌が白いメキシコ人もたくさんいます。また、メキシコシティのような大都市にはユダヤ系やヨーロッパ系の大きなコミュニティが存在します。念のため言っておきますが、私は人種差別をしているわけではありません! 私はただ単に、かなり多くの人がヨーロッパ人のように見える、私のメキシコ人の友達の写真を見て多くの人が驚くという事実を伝えているだけです。多くの人が白人のメキシコ人がいるという事実を知らないのです。

5. メキシコのスペイン語は他のスペイン語とは大きく異なる

以前メキシコのスラングに関する記事で紹介した通り、メキシコのスペイン語はユニークです。例えば、メキシコで「torta」はケーキではなく、サンドイッチを指します。また、「sope」はスープのことではなく、「メキシコ風ピザ」と呼ばれる食べ物を指します。これは普通のピザとは少し違いますが、生地とソースとトッピングで構成されているので、ピザとコンセプトは似ています。

6. メキシコは多くの人が思っているよりも安全

アメリカ政府渡航情報では「メキシコシティ(または連邦区):危険情報なし。さらに広いメキシコシティ大都市圏に関する情報は、メキシコ合衆国のディスカッションセクションを参照」とあります。私もこれに同意します。実際メキシコシティはアメリカや、ときにヨーロッパの大都市よりも安全なのです。もちろん世界中の他の場所と同じように、悪いことが起きることもあります。しかしメキシコでは、ほとんどの殺人事件は一般市民ではなく麻薬ギャングの間で起きています。

7. メキシコは第三世界ではない

「第三世界」という言葉は、冷戦中に国の地理政治的分類を示す言葉の1つとして生まれました。アメリカや日本などの資本主義陣営の国は「第一世界」、ソ連と同調している共産主義陣営の国は「第二世界」、そしてどちらにも属さない国は「第三世界」と呼ばれました。その後、冷戦は25年前に集結し、「第一世界」「第二世界」という言葉は消滅した一方で、「第三世界」という言葉は貧困の同義語として用いられるように。しかし一人当たりの国民総生産で国をランク付けすると、メキシコはトルコとブラジルの間に位置します。先進国と同じように、メキシコには近代的なホテルや家もあれば、高級レストランもたくさんあります。でも貧富の差はかなり大きいです。メイドや運転手を雇う家庭も存在していますが、多くの人は日々の生活を送るのにすら苦労しています。

8. メキシコは常に暑いわけではない

メキシコは大きな国なので、天候も様々です。ある地域は常に暑いですが、他の地域では雪が降ることもあります。メキシコ中央部は標高が高いため、年間を通して気温は変化します。

9. メキシコの女性は、他のラテンアメリカ諸国の女性よりも恵まれている

メキシコの女性は常に虐待の対象となっているという固定観念があるようですが、実際は割と恵まれています。メキシコシティには、女性専用バスがあったり、地下鉄には女性専用車両が設けられています。恐らく多くの人にとって、これだけではメキシコの女性が恵まれている状況だと思えないかもしれません。しかし、例えばトルコでは公共交通機関を利用する女性が継続的に虐げられていますが、誰も助けようとしてくれません。トルコ政府は、女性専用車両を設けることを検討すらしないのです。また、メキシコ男性はとてもジェントルマンです。いつも女性のためにドアを開けてくれたり、デートやミーティングの前には迎えに来てくれたり、たいてい全てごちそうしてくれます。面白いのは、メキシコシティで2013年に行われた調査によると、多くの女性は地下鉄で女性専用車両よりも、一般車両を利用することを好むということです。その理由は、他の女性は席を譲ってくれないけれど、男性は女性に席を譲ってくれるからだそうです。

10. カンクンやバハカリフォルニアがメキシコの全てを表しているわけではない

メキシコにやってくる観光客が知っているのは、だいたいメキシコの2都市だけです。それは、カンクンとバハカリフォルニア。「zona Hotelera(ソナ・オテレラ/ホテル地区)」と呼ばれる観光区域しか訪れないとしたら、本当のメキシコを知ることはできません。なぜならこれらの場所は、とてもアメリカナイズされているからです。みんな英語を話し、物価も高いリゾート地です。メキシコ人はたいてい、アカプルコ、プラヤ・デル・カルメン、ウアトゥルコなどの他のリゾートタウンに出掛けます。

11. メキシコの独立記念日は9月16日

メキシコは1821年9月27日に独立を宣言しましたが、独立戦争が開戦されたのは1810年9月16日で、その日を独立記念日としています。「シンコ・デ・マヨ」として祝われる5月5日はメキシコの独立記念日ではなく、1862年にメキシコがフランス軍に勝利したプエブラの戦いの記念日で、主にプエブラ内とアメリカのメキシコ移民に祝われています。

12. メキシコは北アメリカの一部

メキシコの地理について、私はよく訂正をします。メキシコはラテンアメリカの一部であるため、メキシコが南アメリカ、もしくは中央アメリカに位置していると思っている人がたくさんいます。しかしメキシコはアメリカ合衆国、カナダと同様に北アメリカの一部です。

[私はただの観光客ではなく、メキシコに2年間住んでいます。(About Meで私に関する情報を見ることができます)また、メキシコの社会政策に関する本も出版しています。(こちらで手に入れることができます。)私はメキシコの全ての土地を訪れたり住んだりしたことがあるわけではないので、私の意見は主観的かもしれません。そのため、私が訪れたことのないメキシコの他の所では、物事は異なるかもしれないということを念頭においてください。メキシコは訪れる価値のある国だということを伝える目的でこの記事を書いたのです。]

Licensed material used with permission by Anna Everywhere (Facebook, Twitter, Instagram)
翻訳:アオノトモカ「冒険女子

メキシコの旅行記はこちら

*Asami Yamada「欲張りに旅しよう!メキシコでウミガメと泳いでピラミッドに登ってきた
*中 美砂希「子必見!【メキシコ、世界遺産の街グアナファト】宝石箱をひっくり返したようなカラフルな絶景の街へ

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
Compathyマガジンの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP