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RADWIMPS、対バンツアー横アリ3daysのラストは盟友・ONE OK ROCK

RADWIMPS、対バンツアー横アリ3daysのラストは盟友・ONE OK ROCK

Photo by 植本一子
RADWIMPSの対バンツアー「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤」。10公演目にして、満を持してRADWIMPSが盟友ONE OK ROCKを神奈川・横浜アリーナに迎えた。

リスナーの誰もが「あるといいな」と思っていながら、「あったらヤバイ!できるわけない!」と心の中で半分諦めていた対バンが実現。既に旧知の仲であることは今年初頭にラジオでオンエアされたボーカル同士の対談や、個人のSNSでも明らかにされていたが、このような形で一夜限りの競演を果たすのはもちろん初めてのことだ。

先攻はONE OK ROCK。もちろん、この出順も大方予想はできたものの、ビジョンに映し出された「ONE OK ROCK」の文字を前に、会場は割れんばかりの悲鳴にも近い歓声が飛び交った。

Photo by 橋本 塁
そして「今日は僕たちと皆さんでRADWIMPSというバンドを最高にお祝いしましょう」というTakaの号令とともに、「Take me to the top」に流れ込む。海外でのライブも経てイベントなどを含む一時の凱旋となったこの日、盟友のアニバーサリーに駆けつけたとあって、Takaのシャウトもそれぞれのメンバーの音を鳴らす姿もいつも以上に激しく、気合いの表れを十二分に感じさせるのものであった。「とにかく今日僕らは前座です!最高のパフォーマンスやりたいと思います」その言葉に嘘偽りはなく、どこか鬼気迫る表情すら伺える。「RADWIMPSの対バンツアー、横浜アリーナ最終日に選んでくれてありがとう。同じバンドマンとして、10年止まらなかったことは素晴らしいし、これからも続いていくと思います。だからみなさんもしっかり彼らのことを応援してほしい」真っ直ぐな目でオーディエンスに語りかけた。

Photo by 橋本 塁
ライブ中盤では「今まで1回もやったことない曲やります」と「Last Dance」を初披露。彼らの海外デビュー作として全編英語詞でコンパイルした「35xxxv Deluxe Edition」に収録されている新曲で、バラードでありながら、壮大なスケール感を放つこの曲は、アリーナの規模感でより一層輝きを放つのだ。

Photo by 橋本 塁
もはやONE OK ROCKのワンマンライブに来たのでは…と、そんな錯覚に陥るほど、背景のビジョンも大胆に使いながら圧倒的なライブを繰り広げた。「The Beginning」「Mighty Long Fall」とヒット曲でも魅了し、「RADが好きですかー!RADを愛してますかー!」と、興奮気味なTakaの叫び声。そして、「完全感覚Dreamer」。静と動を織り交ぜながら、最高の仲間へのセットリストを惜しげもなく披露したのだった。そして、ONE OK ROCKの圧倒的なライブを受け、この3日間で初めて見せる緊張感あふれる面持ちでステージにRADWIMPSが立つ。

Photo by 植本一子
「奇跡みたいなものが起こりそうな気がしてビンビンするのは俺だけかい?」
まるでお祭りでも始まるかのうような煽りで自分自身を追い込んでスタートさせた横浜3日目のステージ。

ドラムの山口智史が休養中のため、これまでの対バンツアー各地同様にサポートドラマーに刄田綴色、森瑞希を迎えたツインドラムを要する5人編成が特徴だが、この編成はアリーナでは一際映える。中盤で披露された「ヒキコモリロリン」では、絶妙の距離感と音数のセッションで魅了。2台のドラムに挟まれて、センターでピアノを弾く洋次郎。その位置関係がしっかりと目に飛び込んでくる。今回のツアーは野田洋次郎のフロントマンとしての存在感、カリスマ性はもちろんだが、むしろ10年経って、自分たちの曲をどう聴かせ、どう表現するのか?にこだわりを持っていることがよくわかる。そんな音の中心にいる洋次郎が最も楽しそうだった。

Photo by 植本一子
「ワンオクのライブ見て泣きそうになった。10年前にこんなに大勢の人の前で、アナタの前でライブするなんて、全く想像できなかった」と話す表情を見て、この日彼らがどこか自然体でいるようにも見えた。このONE OK ROCKとの対バンに身体をあずけているような。洋次郎がONE OK ROCKの「Wherever you are」弾き語って歌う姿もそうだった。

ONE OK ROCKとの対バンのきっかけこそ、今回の“胎盤”ツアーのきっかけだったというエピソードも交え、(きっかけは昨年の夏、Takaが洋次郎を連れて針治療に行ったときの会話だとか…)ステージのボルテージも徐々に上がっていく。リリースを迎えたシングル曲「 ‘I’ Novel 」では、1枚1枚ページをめくるように一冊の小説がビジョンに描かれ、そこにリリックが刻まれていった。

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