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キャリアと比べて通話料金もおトク?MVNOの通話サービス

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お得さが強調されることの多いMVNO。基本料金、通信料金、端末代金などキャリアと比較するとかなり安いですが、ウィークポイントは「通話料金」。キャリアは通話定額プランを用意し、長電話をするユーザでも料金を気にせず使えますが、ほとんどのMVNOは、30秒・21.6円の単価で課金。仮にこの単価で、2時間通話をすると5,184円に。この金額に基本料金などをプラスすると、キャリア契約と変わらない価格帯になります。
そうした状況を踏まえ、各MVNOは独自の通話サービスを展開しています。

もう一つの番号が付与される「050 plus」
まず紹介したいのが、NTTコミュニケーションズのIP電話サービス「050 plus」。

月額300円で「050」から始まる11桁の番号が付与され、そこからパケット通信を使って通話できます。通話料金は固定電話への発信が3分8.64円、携帯電話への発信は1分17.28円です。また、相手が050の同じIP電話であれば料金が無料、アメリカへの通話は1分9円と、条件によってはかなりお得に。

良くも悪くもパケット通信を介した通話品質になるので注意が必要です。例えば、データ通信が安定していないと、通話遅延、音質の低下、通話切れなどの不都合が生じることも。また、050 plusでの通話が増えると、データ通信量がかさんで速度が制限されることもあります。

同社が運営する「OCN モバイル ONE」では、050 plusの通信量をカウントしない、カウントフリーサービスを行っています。050 plusを利用する格安SIMユーザは、OCN モバイル ONEを選択するのがベストといえます。

パケット通信を介した通話サービスは、データ通信専用の契約でも通話を可能にします。データ専用契約のSIMだけれども、通話はしたい。そんな時は050 plusを使うのが吉ですね。

なお、050サービスを設けているMVNOは他にもありますので、契約MVNOに問い合わせてみるといいでしょう。

電話回線を使った「プレフィックスサービス」
 続いて紹介するのは、プレフィックスサービスという仕組みを使った通話サービス。

このサービスは、発信番号の最初に特定の番号を足すだけで通話料金が割引になるというもので、固定電話にもある「マイライン割」のような仕組み。そのため、パケット通信ではなく電話回線を使うので、通話の安定感は抜群。また、相手にもいつもの番号が通知されるので、ある意味「いつも通り」使えます。

代表的なプレフィックスサービスは「楽天でんわ」。30秒10.8円の料金で、通話料100円ごとに楽天ポイント が1ポイント付与されます。

その他にもFREETELの「通話料いきなり半額」、IIJmioが提供する「みおふぉんダイヤル」がプレフィックス型の通話サービスを行っておりますが、みおふぉんダイヤルはIIJmio契約ユーザ向けのサービスなので注意が必要です。

主導権を握れるか!?通話定額を謳う「NifMo でんわ」
最後に紹介するのは、先月サービスを開始したばかり、ニフティの「NifMo でんわ」。月額1,303円で、MVNO初となる国内の通話定額を謳っています。

 仕組みは前述したIP電話をベースに、一度海外のネットワークを経由し発信されるというもの。

通話定額なのは嬉しいのですが、NifMo でんわから発信した場合、相手には「通知不可能」「非通知」「番号の頭に+81が表示される」など、発信相手が少々驚くような仕様に。そのため、NifMoとしては不在の場合、相手にSNSで電話を通知するサービスも同時に開始。しかし、その場合1通あたり3.24円の料金が発生するので、コスト重視で通話定額をチョイスする財布の紐がかたいユーザにどう届くのかが気になるところ。

通話サービスも選べる時代に
今回、性質が違う3種類のサービスを紹介しました。基本料金が発生せず、手軽に使える「プレックス型」、データ専用プランやもう一つ番号が欲しい人は「050 plus」、通話をバリバリ使う新しいもの好きのユーザは「NifMo でんわ」と、ニーズに合わせて検討してみてください。

 

※本文中の価格はすべて税込

(文:モバイルプリンス)

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