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ツイッターの本音 ~をかしき女子~

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『をかし』とは、平安時代の美的理念の一種で、「知的興味をそそられる感覚的、直観的な明るい情趣がある様」を指す。

日本文学に詳しいイタリア人のイザベラ・ディオニシオ氏は、清少納言の『枕草子』を参考に、自立して世の中に目を向け、他人ではなく自分自身のためにオシャレをし、ちょっとした外出でも油断をしない『をかしき女子』こそが「究極のデキる女」であると述べている。

『をかしき女子』についてのコメントや使用例はあまり見られなかったので、今回は「清少納言」にもスポットを当ててみたい。

おもしろい記事。

面白い

イザベラ氏の記事の完成度が高過ぎるのか、「面白い」以上のコメントがない。

一方で、「『をかしき女子』になりたい!」みたいな意気込みも聞かれなかった。『をかしき女子』はいわゆる「愛され系」と真逆。魅力的ではあるが、「自分がなりたいかっていうとちょっと……」と、多くの女性が感じているのかも知れない。

粋なエッセイだったのね。原文で読んでみたい。(既に古文読解の知識は忘却の彼方ですが)

『枕草子』を原文で読めたらカッコいいが、今は読みやすい現代語訳がたくさん出ているので、気軽に読むことができる。

素敵さやかっこよさは平安時代から同じ

『枕草子』が書かれたのは今からおよそ1000年前。人間の美感は、長い時を経ても変わらないものがあるようだ。

清少納言も「説経の講師は顔よき。」
(≒説教の講師はイケメンがよい。イケメンが話すからこそ、仏法のありがたみも分かる)って言ってるからね。

ということなので、この先の文章は「イケメンが書いている」とイメージしてお読みいただきたい。

〇〇な人、良い(もしくは嫌い)みたいなことを自分も含め色んな人がよくつぶやいているけど、清少納言みたいで可愛くない?

批判を恐れず、個人的な感覚を書き連ねている。『枕草子』はツイッターのようなものと言えるだろう。

秋は夕暮れって枕草子にもあるけど、多分清少納言もこんな感じの月を見ていたと思われる。マンションはないと思うけと!

知的な男性が好みと公言している女性は、月の見えるレストランに誘って、「きっと清少納言もあんな月を見ていたんだろうね」と口説いてみたらどうだろうか。結果は保証しない。

冬はつとめて。冬は早朝の寒さこそ素晴らしいものだと清少納言が教えてくれた。でもまだ秋だです。

朝、布団から出たくないこれからの季節。貴重な「冬のつとめて」を味わわねば! と思えば、勢いよく起きられるのでは?

うんああああめっちゃバカがバレた瞬間
清少納言やと思ってたら紫式部やったwwwwwwwwww

絵だけじゃ見分けつかないという人も多いはず。そんなに恥じ入らなくてもいいと思う。

清少納言殿のことを悪く言ったのは本当の気持ちじゃないわ!…あまり良い印象がないのは確かだけど…..

と、紫式部のアカウントがツイートしていた。『紫式部日記』には清少納言をボロクソに言うくだりが登場する。

世の中に、なほいと心憂きものは、人ににくまれんことこそあるべけれ。 ―― 清少納言 「枕草子」

「この世の中で何より辛いのは、人に憎まれること」という意味。デキる女に見える清少納言も、案外ナイーブなところがあったようだ。

男にすがる生き方は「いぶせく、あなづらはしく思ひやられ」る(=ムカつく)とバッサリ斬っている『枕草子』。どうしてもモテとは遠い印象になってしまう『をかしき女子』だが、自立した女性が好みという男性も必ずいるはずである。

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