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ポーランドは安全?ポーランドの治安と注意点と対策

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Photo credit: Kamil Adamiec「Where I lice - Warsaw!」

Photo credit: Kamil Adamiec「Where I lice – Warsaw!

TRiPORTライターのさとりんです。
7つの国に囲まれているポーランド。激動の歴史を持ち、一度は世界地図上から姿を消したこともあります。しかし、ポーランドは現在、古い歴史をそのままに残し生かした街並みと、自然との調和を大切にし、芸術文化にも特化した、美しい国へと甦りました。
親日国でもあり、美人やイケメンも多いとされ、人気が高くなってきているポーランド。
そんなポーランドの治安と注意点、対策についてご紹介したいと思います。

ポーランド

正式名称:ポーランド共和国
首都:ワルシャワ
人口:約3,806万人(2014年:IMF)
通貨:ズウォティ
位置
ヨーロッパの中央部に位置する国。ポーランドは北側はバルト海に面し、北東にはロシアとリトアニア、南にはチェコとスロバキア、東にはベラルーシとウクライナ、西にはドイツと、7つの国に囲まれています。
地理
北側は、バルト海に面している海岸が、徐々に断崖や砂州になり、ウェバ地方まで行くと砂丘になっていきます。また、タトラというカルパティ山脈の一部になっている山地があります。
南にはカルパティ山脈が存在し、チェコとの国境の間にはスデーラ山地、スロバキアにはカルパティ山脈が連なっています。
東部には、有名な河川「ナフレ川」が流れ、網目状に広がるヨーロッパ唯一の河川があります。
歴史
966年 ポラニエ族がスラヴ人を統一して、ピアスト朝を建立。キリスト教を受容。
1386年 ヤギウエ王朝成立
1573年 選挙王朝
15~18世紀 15~17世紀に東欧の大国となるが、17世紀半ばは穀物ブームが去り、反乱や、スウェーデンやオスマン帝国との戦争により衰退
18世紀末 第三次分割によりロシア、プロシア、オーストリアの隣接三国に分割され、ポーランド国家消滅。以後123年間、世界地図から消える。
1918年 ドイツに占領されていたポーランドは、第一次世界大戦でドイツが敗れたことにより独立回復
1945年7月 国民統一政府の樹立
第二次世界大戦後 ソ連に占領されたが、民主化と運動が活発化し、憲法を改正し、1989年9月に非社会主義政権が発足。国名をポーランド共和国に変更。左派と右派の政権交代が相次ぐ。
1999年3月 NAT(北大西洋条約機構)に加盟
2004年5月 EU(欧州連合)に加盟
2005年9月 EU内最悪の失業率が争点となり、左派与党が敗北、保守穏健派である右派政党が勝利

ポーランドの治安は安全?

Photo credit: Valentyna Kuznetsova「Warsaw weekend」

Photo credit: Valentyna Kuznetsova「Warsaw weekend

ざっくりと言うと、「西ヨーロッパよりも安全で、日本よりかは危険」。首都であるワルシャワは、ストックホルムやベルリンほど平穏ではありません。しかし、その発生する犯罪の多くは窃盗やスリ、置き引き、空き巣などの金銭関係の犯罪です。日本人が生活する上で、命の危険を感じることはほぼないと思います。
都市部では女性が夜遅くに出歩いても特に問題はないと言われることが多いですが、個人的には、女性の夜のひとり歩きは控えたほうがいいと思います。暗くなってからの電車、路線バス・電車移動は特に気を付けましょう。泥棒にあう可能性が高いですし、物乞いも、夜になると人目が少なくなるせいか、しつこくなります。
また、日本のようになにかあったら飛び込める、24時間営業しているコンビニやお店もほとんどないので、夜のひとり歩きは控えましょう。特に、ワルシャワのプラーガ地区は危険です。
しかし、ポーランドの犯罪件数は年々減少傾向にあり、比較的安全な国と言えるでしょう。

現金は持ち歩かない

スリ対策からか、ポーランドの人の中には、全く現金を持ち歩かないという人もいます。
ATMカードだけを持ち、支払いはデビット方式で済ませます。デビット方式は、即時決済のため、今ある口座の残高から引かれるので、使い過ぎを防ぐことができます。そのため、ポーランドのスーパーやレストランなどでは、デビットカードが対応可能な場所が多いです。
また、ポーランドの周辺国でも、普通のATMカードを使ってデビット支払いが可能になっているお店が多いです。
しかし、たまにシステム障害や停電の影響により、カードが使用できなくなることもあるので、いくらかの現金は持っておいた方がいいでしょう。

もしATMカードを盗まれる被害にあってしまったら

支払い停止を依頼すること
ネットバンクを使って、その他の口座に移し替えて、残高を0にすること

念のための注意

公共の場での飲酒

ポーランドの法律では、公共の場での飲酒が禁止されているので、注意しましょう。

スリ

スリの被害にあいやすいのは、駅、電車、路線電車・バスです。その他にも犯人の一人が話しかけてきて、その隙に犯人の仲間がバッグを奪うという手口が多発しています。
知らない人が近づいてきたら、注意しましょう。

交通機関(電車・バス)でのスリ対策

バッグはリュックサックやななめ掛けバッグを持ち、両手が開いている状態にしておくこと
混みあったバス・車両には乗らないこと
ドア付近には立たないこと
バスでは、運転手のいる車両に乗り、できるだけ運転手の近くに立つこと

置き引き

置き引きでよく狙われるのは、レストランやカフェなどで、足元に置いた荷物や背もたれにかけたバッグです。
ビュッフェやトイレで席を外す時も、必ずバッグを持って行きましょう。

置き引き対策

バッグや貴重品は、肌身離さず常に身に着けるようにしましょう。

偽警官

仲間の知らない人が道を聞いてきて、そこに偽警察官がやってきて、パスポートと財布を見せろと言ってきます。そこで貴重品を出すと、黙ってお財布からお金を抜き取ったり、なんだかんだ言ってお金を騙し取ろうとします。

偽警官対策

知らない人が話しかけてきても、立ち止まらないようにしましょう。

緊急連絡先

警察:997
救急車:999
消防:998
(携帯電話からかける場合は112をつける)

在ポーランド日本国大使館(ワルシャワ市)
代表電話:22-696-5000
領事部:22-696-5005
(日本からかける場合は電話番号の前に48をつける)
住所:ul.Szwolezerow 8, 00-464 Warszawa, Poland
開館時間:8:30~17:00(土、日、祝日を除く)
領事窓口受付:9:00~12:30、13:30~17:00
夜間と土、日、祝日は代表電話にかける。

おわりに

ポーランドは、ここは日本ではないという意識を持ち、ある程度の緊張感を忘れずに持っていれば、比較的安全な国です。
また、料理やお酒もおいしくて安く、ヨーロッパの中でも優れた旅行地とされています。
是非、自然、歴史、文化において旅行者を魅了するポーランドを訪れてみてください。

ライター: Satoko Sumitomo
Photo by: Kamil Adamiec「Where I lice – Warsaw!

関連旅行記

*Misaki Tachibana「白い空の下、甘いお菓子を頬張りながらポーランドを練り歩く(ワルシャワ、クラクフ)
*新田浩之(Nitta Hiroshi)「美しい風景と歴史に感動したはじめてのポーランド
*Shohei Watanabe「EU加盟前のポーランド アウシュビッツ強制収容所で想う。

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