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超ド迫力サバイバル映画『エベレスト 3D』監督に直撃 「ジョシュ・ブローリンは超高所恐怖症。演技じゃなかったね!」

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登頂の夢に魅せられ、エベレストへやって来た世界各国の登山家たちが、自然の猛威がハンパない死の領域=デス・ゾーンでサバイバルを強いられる姿を、圧倒的な3D映像で描く『エベレスト 3D』が観た人の間で評判だ。ザ・ハードワーカーズでは、公開前に来日していた本作のバルタザール・コルマウクル監督に直撃! 「人は、宇宙に行く理由は問わないが、山に登る理由は問うよね(笑)」と、どこか本質を突いたような眼差しで語るコルマウクル監督が本作に込めた想いとは? そして監督の個人的にシンクロしたテーマとは?

――本気で感動しました。まずお聞きしたいことは、どうして原作を映像化しようと???

実在の人物たちが世界最大の山に挑み、もっと言うと、ちっぽけな人間と巨大な自然との対比かな。人間は、あらゆる物事をコントロールできると思っているが、自然を前にしてみると完全なる無力だよね? その、当たり前の事実も扱いたかった。以前、ヨーロッパ中の空港が大災害で使えなくなったことがあったけれど、わめこうが騒ごうが人間は自然の前には無力なわけだ。そういうことに改めて気づく機会は、とてもいいことだとも思う。

――それにしても山での撮影は、困難が多すぎですよね? わざわざ過酷な想いをして撮影して、何か想うことはありますか?

キャリアの初期の頃に、”障害こそ、アーティストの友である”と言う言葉を知った。要するにスタジオの中に入ってプラン通りに物事が上手く進めば、進みはするだろうが、そういう中に軋轢や摩擦があってこそ、新しい何かが生まれてくるのではないだろうか? スンナリいったんじゃ、つまらないだろう?

――おっしゃる通りですが、たとえば納期のことなどを考えると、「はい」とは言いにくい恐怖感もありますが。

たとえば今回、ジョシュ・ブローリンが、ひどい高所恐怖症だってことがわかってね。彼は本当に怖がった。逆に言うと、彼の心からの恐怖を撮影では使わせてもらった。いわゆる演技ではないわけだから、芯に迫った映像が撮れたよ。だから、障害はチャンスになるわけだ。

――そのジョシュが演じたベック・ウェザーズですが、彼が山に登る理由が印象的でした。家にいると闇がどうこう、などと言っていましたよね???

あれは一種の”うつ”かもしれないな。山に登れば治るってことであれば、一種のパラドックス的なことだろうね。そのことは、彼の原作本に書いてあるよ。10冊くらい原作本は出ているが、個々に言っていることが違う。これは、彼の本で言っていることだ。

――そのメンバーの中で、山に登る理由について共鳴する人はいましたか???

これを聞くと家族が悲しくなるだろうが(笑)、僕が一番自分らしく、すべてのエネルギーをもって当たっている瞬間は、映画を撮っている時だ。大変だがね。同じように多くの人が――それが何かはわからないが――そういうものを持っているはず。ベックの場合は、山に登っている時だったということだろう。それは言葉では説明できないし、説明する必要もないけれども、たとえば「自分は何者なのか?」と自分の内面を見つめたければ、自然の中で、その答えを得られるように思う。人は、自分とは何かを知りたいからこそ、山なり海なりに向かうものだ。僕の場合、それが映画だってこと。だから、この『エベレスト 3D』を観ることで、エベレストに登らずとも「自分は何者なのか?」という答えを出すきっかけになってほしいと思っているよ。

映画『エベレスト 3D』は、大ヒット上映中!

https://youtu.be/steUgHUHhXo

■参照リンク
映画『エベレスト 3D』 公式サイト
everestmovie.jp

■11月のAOL特集
世界の可愛すぎる動物たち【フォト集】

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