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【コラム】スロベニアの田舎で出会った究極のオリーブオイル

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コンテストで約700種類のオリーブオイルの中から左二つが金賞を受賞した。去年は虫がたくさん出たため、5種類しか作れなかったという。ナチュラルの証だ。

日本でも身近なオリーブオイル。 ポピュラーな産地はスペインかイタリアかギリシャか…。 そんなところだと思う。

しかし、私は出会ってしまった。究極のオリーブオイルに。

出会ったのは、スロベニアの田舎、ゴリシュカ地方の200人が住む小さな小さな村。

素朴なカフェの一角で、オリーブオイル作りに励む地元のおばちゃんと一緒にテイスティングした。

一口オイルを含み、ゆっくりと味わってみたところ…なんだろう! この夢の中に吸い込まれるような感覚は。目を閉じれば、 深くまろやかな香りと味わいに、どんどんと夢と現実の狭間に引き込まれる。

ゴリシュカ地方のオリーブオイルは、古代ローマ人がオリーブの木をイタリアから持ってきたことから始まった。

今でも11月になると、全て村人の手作りで作られる。

「どうしてこんなにおいしいオリーブオイルが外に出回らないの?」

そう聞いてみたら、小規模生産なので、この村だけで消費してしまうらしい。 だから、スロベニアを越え、国外に出回るなんてもっての他。

小さなこじんまりとしたカフェ。田舎の素朴な空間にほっと落ち着く。

真の極上の食材は、世界の小さな小さな田舎町にひっそりと存在しているのかもしれない。

大量生産で出回る物をはるかに凌駕する味わい…。だって、手作りな上に、村人の愛情がこもっているのだから。 利益優先で作られたものではないのだから。

そんな、自分だけが知っている至高の食を見つけに、まだ知られざる土地に旅するのも旅の楽しみの一つだと思う。

■ゴリシュカ地方への行き方:トルコ航空でイスタンブール経由でスロベニアに首都リュブリャナへ。そこからレンタカーが主流。

文・写真:KANA(世界を飛び回るトラベルフォトジャーナリスト。人々の暮らしや世界観を写真と文で表現。多数のメディアで旅の連載を持ち、ガイドブックも手掛ける。)

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