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鏡に映せば飲酒量まで分かっちゃう!? 生活習慣病のリスクを読み取るWize Mirror

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ある日突然失って分かる、健康の大切さ。しかし、日常生活のなかで自分の体の不調に気付き、生活習慣を改善することはなかなか難しい。

Wize Mirrorは、鏡に映った人の顔から、心臓や血管、メタボリックシンドロームに関するリスクを”読み取る”ことで、利用者の生活改善を促す、なんとも賢い(wise)鏡だ。EU(欧州連合)の11の研究機関から成るコンソーシアム、SEMEOTICONSが開発中だ。


顔や首筋などに、診断のためのチェックポイントが存在する(画像提供:SEMEOTICONS)

Wize Mirrorは、自宅やフィットネスセンター、医療機関や学校などに設置することが想定されていて、利用者の健康状態の推移をトラッキングする。人の顔――目、皮膚、皮膚越しに見える血管、表情を作る筋肉の動き――から、その人のコンディション、気分、病気の有無を読み取るために、カメラや各種のセンサー、マイクロフォンなどが仕込まれている。ガスセンサーは、呼気を調べて喫煙や飲酒までも分かるという。

開発の段階では、健常者だけでなく、高血圧や糖尿病などの疾患を持つ多くのボランティアの協力を仰ぎ、顔や首筋、目の様子や変化をカメラなどで捉え、Wize Mirrorの”診断力”を向上させる取り組みが行われている。脈拍だけでなく血中酸素濃度なども測るため、多くの人の協力を得て、Wize Mirrorによる計測値を、実際の測定器の値と照合しながら作っていく必要がある。

ボランティアの協力により顔、首筋、目の様子などをカメラで撮影し、データを収集している様子(画像提供:SEMEOTICONS)


WizeMirrorが目指すのは、鏡を見ると、その日の体調が診断され表示される世界だ(画像提供:SEMEOTICONS)

朝の支度で、多くの人が鏡に向かうだろう。そのときに、鏡面に表示された天気予報やニュースなどを見て、ついでにその日の健康状態をチェックする。さらに運動や水分補給などについてアドバイスを受けることができたら、とても便利だ。医者にかかる前のセルフチェックとヘルスケアの強い味方になりそうだ。

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