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【感動】車でピアノを持参し、パリで「イマジン」を演奏したピアニスト

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パリ同時多発テロから一夜が開けた2015年11月14日朝。バタクラン劇場前でジョン・レノンの『イマジン』を弾くピアニストがいました。その場に居合わせた人々から、TwitterやFacebookを通じて、平和への祈りの旋律が世界へと共鳴しています。

悲しみを平和への祈りに
ジョン・レノン『イマジン』

パリ中心部、最も多くの犠牲者を出したバタクラン劇場前に、一台の簡易ピアノを引いた自転車がやってきました。警察の規制線が敷かれたその横にピアノを降ろすと、男性は誰もが知るあの“平和”を象徴する曲を演奏しました。
一人またひとりと、彼の旋律に吸い寄せられるようにピアノの周りに集まる人々。じっと黙ってカメラを構える報道陣。この瞬間、そこにいた誰もが気持ちを一つに、犠牲者への追悼の意をかみしめていたのかもしれません。人類の平和を願ってジョン・レノンが歌った『イマジン』が、悲しみ冷めやらぬパリの街に響きました。

ドイツから640キロ。一晩かけて
哀悼にやってきたピアニスト

「テロの犠牲となったパリの人たちのために、自分なりの表現で哀悼を示したかったんだ」

The Guardian」の取材にこう答えたピアニストのDavide Martelloさん。ドイツ南部コンスタンツのレストランで、テレビが映し出す信じられないようなパリの光景を目にしたそう。増え続ける犠牲者の数にいてもたってもいられず、車にピアノを積み込んだ彼は、パリまでの400マイル(およそ640キロ)を一晩で走りきったそうです。
彼を無心で突き動かし、悲しみの中で“平和への祈り”をメッセージに込めた曲。それが『イマジン』だったと「ABC News」は、ピアニストの言葉を代弁しています。  

この曲が、初めて人々の心に届いた日から、すでに45年近い月日が過ぎました。平和への祈りが世界に届くことは、どうしてこうも難しいのでしょう。
それでも、いつかきっと…「想像してごらん」バタクラン劇場前に響いたピアノの音色が、そう語りかけてくるような気がしませんか?

Reference:The Guardian , ABC News , Don Jacobson
Licensed material used with permission by Maud Vallereau

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