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肌に貼り付けるだけ!「シート型の体温計」を東大が開発

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東京大学の研究グループが、表面温度の分布を測定する、薄くてしなやかなプラスチック製の温度センサーを開発した。人体に直接貼り付ける超薄型の温時計なんていうのも実現可能になるかもしれない。しかもこれ、いくら曲げても大丈夫だって言うから期待大!

直接肌に貼り付ける
極薄シートの体温計

これは、米・テキサス大学ダラス校との共同研究で進められらたプロジェクト。シリコンに代表される従来の無機材料に変わり、より柔らかく、さらに生体との適合が期待できる有機材料に着目し、まったく新しいウェアラブルデバイスの開発を目指してきました。

チームを率いた東京大学の染谷隆夫教授によると、印刷のように簡単なプロセスを利用して電子回路やセンサーなどを製造する技術は、従来になかったもの。この技術を応用することで、材料コストばかりか資源も最小限に抑えられることから、生産性に優れる“次世代の製造手法”としても、技術者たちを驚かせたようです。

ヘルス、医療分野から
ウィンタースポーツウエアまで
汎用性◎な極薄センサー

非常に薄いフィルム基板上に作った温度センサーは、まるでシールのようにペラペラ。曲げても全然大丈夫なフレキシブルさが魅力的です。球面や筒状のモノにも上の写真のように貼り付けられちゃいます。ちなみに25度から50度まで体温計測が可能です。

ところで、この温度センサーをどう商用化していくのか?たとえば、絆創膏のように直接肌に貼りつけて赤ちゃんの体温をモニターしたり、術後の患部の炎症による発熱を観察するなど、ヘルスケア、医療、福祉分野など、多方面での応用が期待できると染谷教授は語っています。

このほか、体温分布計測の特性を活かし、ウィンタースポーツのウエア開発などにも役立てられるはず。汎用性の高さが自慢でもあるため、今後どう生かされていくかには注目です。

Licensed material used with permission by 東京大学 染谷研究所

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