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テレビドラマ『ブレイキング・バッド』で使われた小道具がスミソニアン博物館に寄贈される

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米ソニー・ピクチャーズのテレビドラマ『ブレイキング・バッド』シリーズで、ブライアン・クランストンが演じた恐ろしいアンチヒーロー“ウォルター・ホワイト”が被っていたポークパイ・ハットが、スミソニアン博物館群の国立アメリカ歴史博物館に寄贈された。ということは、11月9日に催された米ソニーからの寄贈品を記念するセレモニーの中で、クランストンはドラマ中で演じた裏の顔である“ハイゼンベルグ”として帽子を被り、観客を戦慄させたに違いないと思うだろう。

現実は少し違った。クランストンは微笑みながら「このキャラクターは、私の人生を変えてしまった」と語った。

彼は『ブレイキング・バッド』シリーズの監督でエグゼクティブ・プロデューサーのヴィンス・ギリガン、米ソニー・ピクチャーズの会長スティーブ・モスコ、その他、米ソニー・ピクチャーズの幹部ら多くのメンバーと共にセレモニーに出席した。

今回寄贈が決まった小道具には、ウォルターとアーロン・ポール演じるジェシー・ピンクマンがラボで着用していたタイベック・スーツとガスマスクも含まれている。これらは、ファミリードラマ『All in the Family(原題)』でアーチー・バンカーが座っていた肱掛椅子や、シチュエーション・コメディ『ハッピーデイズ』で、ヘンリー・ウィンクラー演じるアーサー・フォンジーが身に着けていたジャケット、映画『オズの魔法使い』でドロシーが履いた靴などを含む、ショー・ビジネスで使用された多彩なコレクションの仲間入りをする。これらの小道具は、アメリカの文化に関わる大規模な展示会の一部として2018年にスミソニアン博物館のナショナルモールで展示される予定だ。

国立アメリカ歴史博物館のエンターテインメント・キュレーターを務めるドワイト・バワーズは、「私たちがソニーに提案をしたのは、この番組がアメリカ社会に大きな影響を与えており、特に社会の両面性の問題を扱っていると感じたからです」とコメントした。彼は3年にわたり米ソニー幹部にアプローチを続け、ついに番組で使用した小道具を寄贈することに納得してもらったと語った。

子どもの頃、ワシントンD.C.にある同博物館を毎年訪れ、同社からシチュエーション・コメディ『となりのサインフェルド』のシーズン5作目『パフィーシャツ』の寄贈品を加えたモスコ会長は、「我々の番組で使用した小道具が、スミソニアン博物館に寄贈品という形で再び多くの人の前に戻ってくることは、ただただ素晴らしいことだ」とコメントした。このコメントは、非公式で開催された『ブレイキング・バッド』出演者によるパーティーを楽しんでいたポールとジョナサン・バンクスの支持を得た。

イベント終了後、クランストンは新しいプロジェクトとなる米アマゾンのインスタント・ビデオによるテレビシリーズ『Sneaky Pete(原題)』について、とてもワクワクしているとコメントした。番組は2016年の2月から撮影に入り、8月か9月に公開予定だ。同作品でエグゼクティブ・プロデューサーも務めるクランストンは、彼の演じる“ヴァンス”という役柄がどのくらいの頻度で番組に登場するのかまだ決まっていないが、それは悪役であると語った。


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