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「太陽光で充電できる補聴器」を世界中に届ける、18歳のスタンフォード大生

太陽光で充電できる「補聴器」を、発展途上国の子どもたちへと広めている女性がいる。グレイス・オブリエンさんは、スタンフォード大学に通う18歳だ。

太陽光で充電できる補聴器を
発展途上国の子どもたちへ

「太陽光で充電できる補聴器」を世界中に届ける、18歳のスタンフォード大生 「太陽光で充電できる補聴器」を世界中に届ける、18歳のスタンフォード大生

従来の一般的な補聴器は、本体価格が1000ドル(約12万2500円)以上と高価なものだった。さらに、電池代が週に2ドル(約250円)かかることを考えると、途上国での利用が現実的ではないのは、想像に難くないはずだ。

一方、彼女が途上国へと送っている「Solar Ear」は100ドル(約1万2000円)。バッテリーは太陽光やコンセントから充電できるため、購入後にコストがかかることはほとんどない。寿命も3年とこれまでの機器と比べても遜色はない。価格を考慮すればどちらが経済的かは明白だ。

子どもたちに
教育の機会を

「太陽光で充電できる補聴器」を世界中に届ける、18歳のスタンフォード大生

世界には、まだまだ聴覚障がいのある子どもたちに対応した学校や住まいが十分に提供できていない地域がたくさんある。だからこそ、補聴器の有無で彼らの生活は大きく変わるわけだ。

彼女はクラウドファンディングサイト「GoFundMe」などを使って資金を調達し、世界中の子どもへと補聴器を届ける。

Take Partには、そんなオブリエンさんのコメントが掲載されている。

「自分がどうなりたいのかはわかりませんが、なにか素晴らしい存在ではありたいと思っています。これは、自分の行動を確かめてポジティブに前進できる道を選びたいという意味です」

「太陽光で充電できる補聴器」を世界中に届ける、18歳のスタンフォード大生

彼女は、ボランティア精神に溢れる家族に囲まれて育ったそうだ。日曜日には恵まれない人々へ食事を配ったり、病院で使えるブランケットを作っていた。

ある時、彼女は脳に腫瘍ができた父親が聴力を失ったことをきっかけに、聴覚障がいでコミュニケーションがどれだけ難しくなるかを知った。

その後のボランティア活動を通じて聴力障がいのある子どもたちと触れ合いながら、音がいかに人と人の繋がりを学ぶために重要なのかを認識したという。

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