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海外旅行保険はクレジットカードの付帯サービスで大丈夫!?

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photo credit: Mighty Travels via flickr cc

TRiPORTライターのRenaです。
海外旅行へ出発前には、必ず保険に入りますよね。
最近は海外旅行保険付きのクレジットカードも増えていますが、
「クレジットカードの付帯海外旅行保険は大したことがない、万が一の時の補償が不足している」という話をよく聞きませんか?
様々な情報が錯綜するクレジットカードの付帯海外旅行保険についてまとめました。

カードの保険で旅のトラブルはカバーできるか?

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、その内容をよく調べられないまま「なんとなく信用できない」といった感じで放置されていることが多いのが現状です。まずはその誤解を解いていきたいと思います。

カードの保険では保険内容が不足している?

カードによってかなり付帯保険の内容は違います。
中には無料の付帯海外旅行保険であっても非常に補償内容が充実したものもあります。
実は、カードの無料付帯海外旅行保険でも、かなり手厚いものがあるのです。
また、後ほど詳細は説明しますが、複数のクレジットカードを所有することで、全てのカードの補償額を合算できる場合があります。
この、補償額の合算という技を使用することで、クレジットカードの付帯海外旅行保険でもしっかりと補償を受けることができるようになります。

「最大補償額2000万円!」などの高額補償は何でも補償してくれる訳ではない!

最大補償額とは、通常は死亡時(病気での死亡は除く)の補償額を意味しています。旅行でケガや病気にかかったり、盗難にあうことはありそうですが、死亡は確率的には低そうですよね。カードの付帯保険が弱いのはここで、ケガや病気の際の治療費が、AIU等の専門海外旅行保険に比べて少ないことがよくあります。よく調べてから加入しましょう。
また、この点についてもカードを複数所有することで補償額を増やすこともできます。

カードによって補償内容は違いがある

カードによって補償内容はバラバラです。年会費無料のカードであっても手厚い補償内容のカードもあれば、そうでないものもありますので、よく調べてから加入してください。

子供はカードを持てないので新たに保険に入るしかない?

これは加入しているクレジットカードによりますが、一部のカードについている「家族特約」という機能を使うことによって、親のクレジットカードで18歳未満の子供の保険もカバーすることができます。

カード付帯海外旅行保険の使用時注意ポイント

photo credi: Mie Sato「NewYork貧乏旅行

1. 病気で死亡した場合は死亡補償は受けられない

カード付帯の海外旅行保険の謳い文句である「最大補償額」はほとんどの場合死亡補償のことを指します。
しかし、この「死亡補償」は「事故死および後遺障害」に対して補償されるものであり、「病気での死亡」はカバーされていません。
ただ、海外旅行保険のうち「死亡リスク」というのは非常に低いと考えられることと、生命保険に加入されている人も多いため、それ程気にする必要のある項目ではないと考えられます。

2. そのカード保険、自動付帯?それとも利用付帯?

クレジットカードを選ぶ際によく確認すべき点のひとつです。
「自動付帯」とはクレジットカードを持っているだけで海外旅行保険に加入できている状態の保険です。
注意すべきは「利用付帯」のカードで、この場合は海外旅行のツアー代金などの費用、もしくは渡航するまでに必要な交通費などの費用を、カードで支払わないと海外旅行保険が有効になりません。残念ながら「利用付帯」の条件がついたカードは多いので、加入前によく確認してください。
ただ、「利用付帯」のカードのメリットもあります。「利用付帯」のカードは海外旅行保険の有効期間が90日間より長い場合が多く、中には「無期限」というカードもあります。ですので、長期で海外旅行へ出かける人にはおすすめです。

3. カードの保険は基本的に3ヶ月間が保険期間

どのクレジットカードもたいていは、海外旅行保険の保険期間は3ヶ月間(90日間)がほとんどです。時々2ヶ月間(60日間)が保険期間のカードもあるのでよく確認しましょう。
90日以上の旅行へ行くというのはレアなケースかと思いますが、そういった場合は一般の海外旅行保険に加入する必要があります。
ただし、最近では「利用付帯(海外旅行費用をクレジットカードで支払うことで得られる保険)」のカードでは、90日以上の旅行でもカバー出来る保険もあります。長期旅行へ行く人は調べてみてください。

4. カード会社の「最大補償額」という謳い文句に要注意

クレジットカードを選ぶ際に、よく注意して頂きたいのが「最大補償額」という謳い文句です。「最大補償額2000万円」などと表記されている場合、それは大抵「死亡補償」を指しています。
前述した通り、海外旅行における「死亡リスク」は非常に低く、可能性が高いと考えられるのは「病気、ケガ」「携行品の紛失、盗難」という項目です。これらの項目の補償金額をよく確認しましょう。また、中には死亡補償額は非常に高いにも関わらず、病気やケガの場合の補償は一切なしというカードもあります。これでは保険の意味はほとんどありません。

5. ケガや病気は補償対象外のカードもある

これは、カード付帯の海外旅行保険で済ませたい場合は要チェックポイントです!
カードの付帯保険はたいていの場合、AIU等の専門海外旅行保険と比べると病気やケガの場合の補償金額が低いです。また、中には病気やケガの場合の補償をカバーしていないカードもあります。よく注意してください。

6. 医療費キャッシュレスサービスを受けられるカードもある

海外旅行保険の「医療費キャッシュレスサービス」とは、海外旅行中に病気やケガになった場合、保険会社へ連絡し、提携病院を利用すれば、医療費を保険会社へ立て替え払いしてもらえるサービスです。この場合、その場で医療費を支払う必要もないですし、医療費が補償金額内であれば帰国後も勿論支払う必要はありません。
カード付帯の海外旅行保険には医療費キャッシュレスサービスはない、と思っている人が多いかもしれませんが、中にはキャッシュレスサービスが可能なカードもあります。
ぜひ探してみてください。
ただ、海外でもすごく辺鄙な場所へ旅行した場合は近くに保険会社の提携病院がない場合が多く、その場合はキャッシュレスサービスを受けることはできません。
この点はカード付帯の保険であっても専門の海外旅行保険であっても同じことです。

7. カードを複数枚持ち、補償内容を充実させる

上記でご説明した通り、カード付帯の海外旅行保険では病気やケガの場合の補償金額や、携行品の盗難や救援者費用、賠償責任などの項目では補償額が低いことが多く、中には全く出ないカードもあります。
例えば、クレジットカード付帯の海外旅行保険の中で、最高クラスの補償がつく保険でも、ケガ・病気治療補償の金額は200万です。
それに対し、仮に、アメリカ旅行中に盲腸になった場合かかる費用は、手術費用などで総額160万〜220万円(2日間入院)程度かかると考えられます。
この例から分かるように、海外での医療費は非常に高くつく場合が多く、200万円の補償額では不足する可能性が出てきます。
しかし、この問題は海外旅行保険のついたクレジットカードを複数枚持つことで解消することができます。
何故なら、ほとんどのカードでは「死亡補償」は複数枚のカードを持っていても補償金額を加算することはできませんが、「病気やケガの治療費」「携行品損害」「賠償責任」「救援者費用」などの項目ではカード毎の補償額を合算することができるからです。
ただし、ニコスカードを複数持っている、など同じブランドのカードを持っている場合は合算されないことがあります。事前によく確認してください。

カードの海外旅行保険で済ませたい場合の確認ポイント!

ー海外旅行保険に付帯する5つの補償ー

1. 事故で死亡/後遺症が残ったとき(傷害死亡・後遺障害)

多くのカードで2000万円などの高額の補償額が設定されています。病気での死亡には適用されないため、注意してください。
ただ、海外旅行で「死亡リスク」は低いことから、2.以降の補償をより重視してください。また、死亡補償はカードを複数枚持っていても、カード毎の補償額は合算されません。

2. ケガ・病気の治療費(傷害・疾病治療費用)

ケガや病気で旅行先で医療を受けた場合、非常に高額の医療費がかかる可能性があります。カード付帯の医療補償額は100万円〜200万円程度と専門の海外旅行保険と比べると低い場合が多いです。ただし、カードを複数枚持つことで補償金額を合算することが可能です。この技を使って補償額を増やしましょう。

3. 他の人のものを壊してしまったとき(賠償責任)

旅行先で訪れた店の商品やホテルの備品などを壊してしまった場合に適用される補償です。この補償もカードを複数枚持つことで補償額を上乗せすることができます。

4. 持ち物を盗まれたり、壊されたとき(携行品損害)

日本は非常に治安が良いですが、特に治安のあまり良くない国では十分起こりうる被害です。こちらもカードを複数枚持つことで、カード毎の補償額を合算することができます。

5. ヘリなどの運搬費用、家族友人に助けに来てもらう費用(救援者費用)

病気や事故、トラブルに巻き込まれた場合などに日本に緊急搬送される、もしくは家族や友人に来てもらう場合にかかる費用の補償です。こちらもカードを複数枚持つことで補償額を合算することができます。

クレジットカード海外旅行保険比較表

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カード名
年会費
自動or
利用付帯

保険日数
障害死亡・後遺障害
傷害・疾病治療
救援者費用
賠償責任
携行品損害

オリコカードiB
1250円
初年度無料
年1回の買物で翌年無料

自動
90日
2000万
200万
200万
2000万
20万

エポスカード
無料
自動
90日
500万
疾病270万
傷害200万

100万
2000万
20万

REX CARD Lite
無料
自動
90日
2000万
200万
200万
2000万
20万

三井住友VISA
クラッシックA

1500円
初年度無料
リボ登録で無料

自動
90日
300万
(旅行代金カード
支払時2000万)

100万
150万
2500万
20万

JCB EIT
無料
自動
90日
2000万
100万
100万
2000万
20万

楽天カード
無料
利用
90日
2000万
200万
200万
2000万
20万

セゾンブルー・
アメリカン・
エキスプレス・
カード

3000円
初年度無料
25歳迄年会費無料

自動
90日
3000万
300万
200万
3000万
30万

海外旅行保険つきクレジットカード一覧

JCB EITカード
オリコカードiB
オリコカードUPty
エポスカード
REX CARD Lite
三井住友VISAクラッシックA
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
DCカード ジザイル
三菱UFJ NICOS VIASOカード
楽天カード
SONYカード
SBIレギュラーカード
高速人CARD E-NEXCO pass
ジャックス横浜インビテーションカード

おわりに

いかがでしたでしょうか。
クレジットカードの付帯保険の特徴、メリット、デメリットをよく理解し、上手く使いこなせば、海外旅行のたびに保険に加入する必要はなくなりそうですね。よく海外旅行へ行くという人は、今使用しているクレジットカードと比べてみて、必要であれば別のカードに切り替えたり、種類を増やしてみてもいいかもしれません。

ライター: Rena Umebayashi
Photo by: Mighty Travels via flickr cc

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
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