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【社員インタビュー 】旅を考えたときに「Compathy」を想起させたい! − 鄭 珍昊

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 Photo credit: Shino Ichimiya「Quezon City - じんわりあたたかなケソンでの3ヶ月」

Photo credit: Shino Ichimiya「Quezon City – じんわりあたたかなケソンでの3ヶ月

TRiPORTの運営会社であるワンダーラストのメンバー紹介シリーズ第3弾! 今回紹介するのはWebデザイナーの鄭 珍昊(ジョンジンホ)。働き始めてから15年間、ずっとWebデザイナーというプロフェッショナルです。みんなからはジノと呼ばれ、CEOの堀江から「先生!」と呼ばれるほど、頼りがいのある存在になっています。

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2015年7月に入社したジンホ。前職はネイバージャパン株式会社(現:LINE株式会社)やクックパッドで活躍していました。大きい会社にいたからこそ、ワンダーラストの会社として足りない部分に気がつくことも。そのときはすぐにアイディアを提案し、会社全体の成長を促しています。例えば、ジンホが企画した「WanderParty(ワンダーパーティー)」という社内コミュニケーション活発化のための交流会。今では定期的に開催され、ワンダーラストの未来を一緒に作っていくためのつながりを深める場となっています。

「前職と変わったのは、現場で働くことにプラスして、会社全体の動きを考えるようになったこと。今はまだ自分が作ったデザインを世界に披露していないので、モノ作りとしては見える成果を出せていませんが、会社をマネジメントしていくことにやりがいを感じています。一体感のある社風やメンバーも魅力的です。早くこのメンバーで創ったものを世界に出して、反応をみたいですね」(ジンホ)

15年間デザイナーとして働いてきたジンホは、ワンダーラストで大きな目標を一つ叶えました。それは責任者としてデザインを生み出し、ユーザーを最優先に考えながら形を作っていくこと。ワンダーラストは社内にいる誰かのためではなく、ユーザーに向き合ってクリエイティブできる環境です。言葉にすると当たり前に思うかもしれませんが、一般的な会社員で実際にこれができている人は、少ないのではないでしょうか。ワンダーラストに入社するまで、ジンホも「社内の誰かのための仕事」にもどかしさを感じる一人でした。

マニラでの「幸せ」への疑問が転機に

ジンホが日本に来たのは5年前。それまでは生まれ育った韓国で活躍していました。高校時代からWebデザインに興味を持ち、趣味でWebサイトを作っていたジンホ。その実力は趣味の枠に収まらず、大会で賞を取るほどでした。大学に入学すると先輩に声をかけられ、デザイナーとして学生ベンチャーに携わります。そこでもジンホは活躍をみせ、開始から2年目以降にはビジネスとして成り立つほどの結果を残しました。

韓国には徴兵制があり、基本的には男性全員が対象となります。しかしジンホは国から徴兵免除に指定される企業へ就職し、大学卒業後にすぐ働きはじめました。そこで5年間働いたあと、2年間のフリーランスを経て、新しい会社で3年間勤務…。気がつけば働きはじめてから10年の月日が経っていました。

「新しい会社で3年目を迎えたとき、10年間働いた達成感や、徴兵に行かなかったという無意識のプレッシャーから開放され、とても充実した気分になりました。この節目に海外を見てみたいと思い、友人がフィリピンのマニラに住んでたので行ってみました」(ジンホ)

達成感と開放感、そして初めての海外で気分は上々。観光をしたり、飲み屋で友人とお酒を交わしたり、フィリピンのマニラを満喫していました。そして楽しい旅の中、マニラ市内を友人の車でドライブしていたときのことです。

「信号待ちをしているときにホームレスのカップルを見かけました。そのとき、男性がボロボロのクマの人形を女性にプレゼントしたんです。そしたらホームレスの女性が、本当に幸せそうな顔をしたんですよ。お金とか家とか、何も持ってないはずなのに。心から幸せそうなその顔を見て、衝撃を受けました。自分は達成感に満ち溢れてたはずだったけど、その瞬間に『本当に幸せなのか』という疑問が生まれました。よく考えてみたら『気分は舞い上がってたけど、幸せじゃない』と…」(ジンホ)

ジンホは、その衝撃をきっかけに「どうすれば幸せになれるのか」と、自問自答しました。そして自分がしたい仕事を、したい場所でやるべきだと思い、海外に視野を広げます。ロサンゼルスの会社からのオファーもありましたが、ネイバージャパン株式会社(現:LINE株式会社)を新たなステップアップの道へと選び、日本に渡りました。

さらなるステップアップを求めてワンダーラストへ

ネイバージャパン株式会社(現:LINE株式会社)にはおよそ3年半勤め、LINEの世界ユーザーが1億人を突破したときも、社内で喜びを分かち合っていました。誰もが知るサービスに関わり、自他ともに認める順風満帆な環境でしたが、ジンホは転職を考え始めます。

「LINE株式会社には韓国人がいっぱいいて、社内は日本語がわからなくても仕事ができる環境でした。日本人の友達よりも韓国人のほうが多くて、住んでいるのは東京でも、韓国にいるみたいで…。お客さんとして日本に住んでる感覚がありました。もっと日本が知りたいという思いが強くなり、次第にモヤモヤした気持ちが溜まって転職しようと!」(ジンホ)

ちょうどそのころ(2013年春)、転職サイトにプロフィールを載せていたジンホのもとへ、ワンダーラストのCEO堀江からいきなり連絡が! 新しいデザイナーが必要だったらしく、一度会ってみたいと言われたのです。ジンホはすでに次の転職先が決まったばかりだったので、入社には至らなかったものの、堀江とはCompathyについてデザイナー、ユーザー目線でざっくばらんに話すような関係になりました。
クックパッド時代のジンホ

クックパッド時代のジンホ

ジンホはその後、大手企業を2社経験しましたが、会社の規模が大きいだけに任せてもらえる業務範囲が狭く、仕事としては満足度が低い状態が続きました。スタートアップへの転職を視野に入れはじめた頃、偶然、堀江から連絡がきたのです。流れでジンホが転職考えていることを伝えると、正式にワンダーラストからオファーをもらいました。ジンホが提案した条件をできるだけ受け入れようする堀江の誠意のある対応、そして何より理解してくれようとする姿勢に惹かれ、2015年7月に入社を決めました。現在は主にCompathyのデザイン責任者として、成果を世界にお披露目できる日に向けて邁進しています。

旅を考えたとき「Compathy」を想起させたい!

「これからやっていくべきことは、旅を考えたときにCompathyを想起させること。まずは日本だけでもそういう状態に持っていきたいですね。LINEに携わっていたとき、電車の中でみんながLINEを使ってるのを見て感激しちゃいました。その瞬間の感動って、ものすごいんですよ。モノ作りとしては肌で感じる感動なんです。それをCompathyでも、ここにいるメンバーと一緒に体験したい」(ジンホ)

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「ワンダーラストはまだまだ若い会社です。足りない部分もありますが、その一方で可能性をすごく感じています。メンバー一人ひとりに伸びしろがあるので、リーダーたちがうまく伸ばしてあげられる環境を作らないといけない。極端なことを言えば、万が一会社として成功しなかった場合でも、社員が経験、経歴としていいものを手に入れてくれれば、それでいいと思ってます。それぞれがどんな道を選んだとしても、ワンダーラストにいてよかったなと思ってくれる。そういう会社を作っていきたいです」(ジンホ)

「各メンバーがいい経験のできる会社は、確実にいいものを作れる」。誰もが知る素晴らしいサービスを提供する会社を経験したジンホは、そう確信しています。このメンバーで創った「Compathy」を、より多くの人に想起させるために。ワンダーラストの挑戦は、まだまだ続きます。

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