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Spotify、コンサート・レコメンデーションを開始

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定額制音楽配信の「Spotify」がリスナーの好みに最適化したコンサート・レコメンデーションをiPhoneとAndroidで開始

定額制音楽配信の「Spotify」は、リスナーの好みや位置情報に合わせてコンサート情報を提供する新機能「Concerts」をiPhoneとAndroidで開始しました。

スマホユーザーはSpotifyアプリの「Browse」内からConcertsをタップすれば、好きなアーティストのライブ情報や、ジャンルやスタイルの似たアーティストのライブ情報、身近の会場で開催されるライブ情報がパーソナライズされてレコメンドされます。また旅行先でのライブ情報が見たい場合は、「Change Location」で位置情報を変更することができます。

SpotifyはConcerts機能では、ユーザーの好みの音楽に合わせたライブ情報を提供する、ロンドンのスタートアップSongkickと連携します。Songkickはこれまでもライブ情報をSpotifyのデスクトップアプリでアーティストページに提供するなどして、音楽に加えてユーザーの好きな音楽に最適なコンサートレコメンデーションを実現してきました。

Spotifyは世界で注目を集める定額制音楽配信の分野では、アクティブユーザー7500万人以上、有料会員2000万人以上を抱えるトップのサービスです。定額制音楽配信では、今年6月に始まったアップルの「Apple Music」がユーザー数1500万人で後を追いかけています。また、グーグルの「Google Play Music」や「YouTube Red」、さらにDeezerがサービスを提供する競争の激しい領域です。

Spotifyと視聴データ解析による音楽レコメンデーションは、リスナーの嗜好や視聴履歴を解析して毎週カスタマイズされる、パーソナルプレイリストDiscover Weeklyの形ですでに実現しています。今回のConcertsは、このリスナー視聴データ解析をさらに一歩幅を広げて、Spotifyでの音楽視聴からライブを見つけやすくするという導線を作ることで、Spotifyの楽しみ方に新しい価値を提供してくれます。Spotifyで音楽を聴けば聴くほど、Discover Weeklyがカスタマイズされるのと同じように、Concertsも常にカスタマイズしていき、よりリスナーが好きな音楽のライブ情報を取得しやすくチューニングされるはずです。

Spotifyのレコメンデーションは、リスナーと新しい音楽との出会い (ミュージックディスカバリー)を手助けする壮大な課題解決を目指して設計されています。2013年にはミュージックディスカバリー専門のTunigo、2014年には、音楽データの解析を専門にするスタートアップEcho Nest (エコーネスト)を買収し、リスナーの音楽の趣味や視聴履歴、ムード、アクティビティに基づいた最適なプレイリストのレコメンデーションの提供と改良に注力してきました。リスナーデータを活用したレコメンデーションは、定額制音楽配信では最大規模のユーザー数を誇るSpotifyが他者を先行して実践できる領域で、今でもSpotifyのようにパーソナライズされたレコメンデーションをリスナー個別に提供できる機能はアップルもグーグルも提供できていません。

これまでライブ情報は、ライブ運営者またはアーティストサイトで確認する方法が一般的で、聴いている音楽と紐づく連携も無いまま、個別に存在してきました。Spotifyのコンサート・レコメンデーションを含む「ディスカバー」機能は、音楽との出会いを生むフェーズから、音楽を体験するフェーズに熱心なリスナーを導く機能へと、音楽ストリーミングサービスが進化している流れを示唆しています。

■記事元http://jaykogami.com/2015/11/12285.html

記事提供All Digital Music

Jay Kogami(ジェイ・コウガミ)
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