【訃報】アラン・トゥーサンが死去
ニューオリンズ出身のミュージシャン、プロデューサーのアラン・トゥーサンが死去した。
アラン・トゥーサンは11月9日におこなわれたライヴ・ツアー先のスペイン・マドリードで心臓発作により死去した。77歳だった。
アラン・トゥーサンは10代の頃からピアニストとしてスヌークス・イーグリンらとバンド活動をおこなうなど若くして活躍し、プロデューサーとして数々のミュージシャンの作品に携わると共に、自身の作品では代表作『Southern Nights』など、南部出身ミュージシャンならではの独特のいなたいサウンドによる傑作を残している。日本では2006年には中島美嘉のチャリティー・シングル「ALL HANDS TOGETHER」にシリル・ネヴィル、メンフィス・ホーンズ、Dr.kyOnらと共に参加したことも話題になった。以降、たびたび来日しており2012年には『SOUTHERN NIGHTS』の再現ライヴを披露した。2015年1月にも来日公演をおこなったばかり。
音楽界からは彼を偲んでポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズらから追悼の言葉が寄せられている。(岡本貴之)
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