餃子をパリッと香ばしく焼くコツは「並べたらすぐに水」
家で餃子を焼くと中華料理屋の餃子みたいに皮がうまくパリパリに焼けない……という人も多いのではないでしょうか。うまく焼けないとき、その原因の多くは餃子を焼く手順の勘違いにあります。餃子を焼くときの手順としてよく紹介されているのは次の方法です。「フライパンに油を引いて餃子を並び入れ、焼き色をしっかりつけてから水を注いで蒸し焼きし、最後に蓋を取って水気を飛ばす」。しかし、皮はパリッと香ばしく、中はしっかり火が通ってジューシーという美味しい餃子を仕上げるためには、「餃子を並べたらすぐに水を注ぐ」ほうがほうがいいのです。では、その焼き方の手順を紹介します。
【1】フライパンに油を引き、温めてから餃子を並べます。焼き上がると多少ふくらむので、隙間を少し空けましょう。
【2】すぐにお湯または水を注ぎ入れます。量は餃子の高さの3分の1程度。蓋をして強火で加熱します。
【3】水分がなくなるまで蒸し焼きにしたら蓋を取り、少量の油を回しかけて中火にして焼き色をつけて出来上がり。
冷凍の餃子を焼くときの手順もまったく同じで構いません。この焼き方なら生焼けになることも焦がしてしまうこともなく、皮がパリッと美味しい焼き餃子ができるはずです。
続いて、水餃子をツルッと美味しく茹でるコツをご紹介。ポイントはさし水をしながら茹でることです。沸騰した湯に餃子を入れると沸騰がおさまりますが、しばらくするとまた沸騰し始めます。このときすぐに少量の冷たい水を入れましょう。このさし水を二度ぐらいすることで湯の温度が下がり、餃子の中心までしっかり火を通すと同時に皮にコシが生まれるのです。また、水餃子は皮が破れやすいので茹でている最中に箸などであまりかき回さず、たっぷりの熱湯の対流で自然に泳ぐように茹でましょう。(TEXT:料理サプリ編集部)
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