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吉井和哉、カバーアルバム第2弾のビジュアルはジャパメタ!?

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吉井和哉が12月9日にリリースするカバーアルバム第2弾『ヨジー・カズボーン〜裏切リノ街〜』のアーティスト写真、ジャケット写真、収録内容の詳細が明らかとなった。

吉井和哉 (okmusic UP's)

まず最初に目に飛び込んでくるのは、そのショッキングなアートワークだ。2008年から2013年までの『ミュージック・マガジン』誌の表紙イラストを担当していたサイトウユウスケが前回に引き続いて担当しており、スプレーで盛り付け、幾重にもレイヤードされたロングヘア、鋲を多用したリストバンド、カラフルなスカーフを身にまとい、メロイックサインを掲げる姿は、まさに80年代当時のジャパニーズメタルの象徴的なスタイルと言えるが、本人の下積み時代の姿をも想起させる。なお、アルバム全曲の音源がダウンロードできる「ミュージックコネクティングカード」とポスターが封入されるアナログレコードでは、ピッタリと張り付くようなスパッツとスニーカーで固め、鋭角にシェイプされたベースを持つ、純度100%ジャパニーズメタルスタイルの吉井和哉の全身像を、ビッグサイズで楽しむことができる。

アルバムは、オジー・オズボーンの名曲「MR.CROWLEY」の荘厳なメロディーで幕を開ける。オープニングとエンディングを、アルバムタイトルの由来となった楽曲で包み込むという構成は、今回も継承されている。2曲目に登場するサブラベルズ「HELL’S RIDER」は、吉井が事あるごとに影響を受けたと公言してきた80年代ジャパニーズメタルの異端児の代表曲。ファンであるだけに渾身のメタルカバーと思いきや、ホーンを使った斬新かつクールなアレンジで、メタル臭をかけらもさせないところが吉井らしい。

逆に3曲目の森田公一とトップギャラン「青春時代」は、どこを切り取っても歌謡曲的な楽曲を、現代的なオルタナティブメタルのように生まれ変わらせてしまう。4曲目の久保田早紀「異邦人」、5曲目のレイジー「赤頭巾ちゃん御用心」は、原曲の良さをそのまま活かしたストレートなカバーで、生き生きとした吉井のヴォーカルを聴くことができる。6曲目のACTION!「ACTION! 100,000VOLT」は、生々しい一発録りのような音像で、吉井のルーツのひとつであるジャパニーズメタルの勢いをこの1曲に封じ込めたようなアレンジに注目してほしい。

アルバム後半、7曲目のサーカス「Mr. サマータイム(UNE BELLE HISTOIRE)」では、ペダルスティールとハモンドオルガンのやわらかく深みのある音色とアンニュイな歌唱で1970年代末への郷愁を誘い、同じく1978年の大ヒット曲であるゴダイゴの「ガンダーラ」、続く1981年の松山千春の大ヒット曲「長い夜」で、35年以上経ってもまったく色あせることのない当時のヒット曲の偉大さを、まるで伝道師のように2015年の現在にアップデートさせる。

そして、アルバムの最後を飾るのは、日本の歌謡界最大の遺産である美空ひばり。前回のカバーアルバムでの「真赤な太陽」に続く2度目の登場となり、あらためて深いリスペクトを表明するかのように、「リンゴ追分」のカバーを堂々たる歌唱で聴かせる。

その余韻を「MR.CROWLEY」の印象的なメロディーで締めくくるカバーアルバム第2弾『ヨジー・カズボーン〜裏切リノ街〜』は、さらに深化したアレンジと、ジャパニーズメタルという特殊なジャンルの楽曲でさえ現在の吉井色に染め上げてしまう手腕が冴える、第2弾にふさわしい攻めの作品に仕上がった。アルバム購入者特典、iTunes Storeでの先行配信情報も発表されているので、オフィシャルHPなどをチェックしてみよう!

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