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中国の研究者が、「パンダ語」の解読に成功!

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絶滅危惧種に指定されているジャイアントパンダ。彼らは、少なくとも13種類の鳴き声を使い分け、コミュニケーションを取り合っていることが判明。“パンダ語”を解読することで、彼らに迫る絶滅の危機を防ぐことができるかもしれないと、研究者らは大真面目です。

「メ〜」と鳴いたら…
“パンダ語”ついに解明

The Telegraph」の記事によれば、中国四川省の「ジャイアントパンダ保護研究センター」で、およそ5年に及ぶジャイアントパンダの研究結果に、一つの答えが出たそうです。鳴き声に特化したこの研究で判明したのは、13種類の“パンダ語”だとか。
たとえば、雄が羊のように「メ〜」と甲高い鳴く。これは、求愛の意思があるサイン。いっぽう雌は、この求愛を受け取る意思がある場合、同じような鳴き声を発するんだそう。

研究者らは、まずパンダの一挙一動すべてを録音していきました。食事の最中も、育児中も、さらにはケンカの最中でも。こうして収集した声紋から分析が始まったようです。

「研究当初は、鳥や犬、猫、羊などの鳴き声を拾い集めて調査しているように思えて、正直に言うと、みな混乱していました」

こう語るのは、研究を指揮したセンター長Zhang Hemin氏。実は、パンダの鳴き声は非常に複雑で、解明のためには録音された声紋を周波数スペクトルを分析して、さらに彼らの行動と照らし合わせて解明していく作業だったようです。
こうして、解明された“パンダ語”ワールドを、BBCがさらに詳しく紹介しています。子パンダが発する「ジー・ジー」という鳴き声。これが意味するところは(お腹が空いた)。さらには、「ワウ・ワウ(悲しい)」「クー・クー(いいね)」など。
こうしたコミュニケーションのほとんどは、母親から学ぶものだとZhang氏は主張します。曰く、大人になると単独行動が常の生き物。そのため、唯一のチャンスが幼少期なんだとか。

パンダ語翻訳が
絶滅を食い止めるカギ!?

「パンダたちの言語を少しでも理解できれば、絶滅の危機にある彼らを保護することに、必ず役立てる信じているんです」

Zhang 氏の熱意が、このコメントからも伝わってくるはずです。今後は、音声認識技術を用いた「翻訳システム」の構築を実現していきたいとする氏のコメントを新華社が伝えています。
現在、野生のジャイアントパンダが棲息するのは、中国国内のみと考えられ、その数およそ1,800頭とも言われています。彼らの鳴き声からコミュニケーションを把握することが、野生パンダたちの繁殖の一助となる。研究者たちの鳴き声解析が、絶滅から免れる希望を担っているのかもしれませんね。

Reference:The Telegraph , BBC , 新華社

 

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