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『麺業界』編集長 前任がアレルギーで手薄だった蕎麦を強化

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 決して多くの人は手に取らないかもしれないが、充実した特集でその道のプロから愛されているのが業界雑誌だ。食品産業新聞社が発行する『月刊麺業界』(年間1万7000円=送料込み、税別。毎月1日発売)を紹介しよう。

 よく読むと「巻頭評論」や「編集後記」、そして丼をかぶったゆるキャラ風の4コマ漫画「Let’sめん太郎」の執筆に至るまで、すべて同じ執筆者のクレジットが記されている。
 
「2006年に入社して2か月の引き継ぎ期間を経た後は、広告営業も含めほぼ一人で『麺業界』を制作しています。4コマ漫画も私が描いているんですよ」(牧奈央子編集長・以下「」内同)

 毎号掲載されるスーパーなどでの麺製品の売り上げを集計したPOSデータのページは、一見無機質な表に見えるが、プロたちには重要な情報源として注視されており問い合わせも多い。ほかにも、「一蘭」や「一風堂」といったラーメンチェーンや大手製粉会社トップのインタビューなど、業界の動向を知るために欠かせない大物の記事が掲載される。
 
「大物といえば、私が入社する前の昔話ですが、即席ラーメンの起源について『実は日清ではない』という説を書いたところ、日清食品創業者の安藤百福さんから直々に編集部に抗議の電話がかかってきたこともあるそうです」
 
 入社前は国立の博物館で論文の編集などに携わっていたという学究肌の牧編集長。今後の課題は?
 
「前任者が蕎麦アレルギーだったこともあり、蕎麦分野が手薄でした。オシャレで高級そうな蕎麦のお店が増えているので、ぜひ研究してみたいですね」

※週刊ポスト2015年11月20日号


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