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一輪車の美女アスリート・佐藤彩香

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「一輪車」…というと曲芸のイメージがあるかもしれないが、実は競技として世界的に盛んなスポーツ。しかも、日本はかなりの強豪国でもあるのだ。3年間で2度の世界一(12年・4×100mリレー、14年・30mタイヤ乗り)を経験した佐藤彩香の意識は、20歳で迎える2016年夏の世界大会へと向いている。体格的に10代半ばが選手のピーク といわれる競技だが、彼女は三たびの頂点を目指し、ふだん練習をしている地元の公園で颯爽と愛車を駆る。

「たぶん年齢的に最後の世界大会になると思うので、最高の結果を出すために練習しているんですけど…実を言うと、練習ってあまり好きじゃないんです。一輪車に乗るのは大好きなんですけどね(笑)。でも、練習をした分だけ確実に手応えを感じることができるし、優勝という結果となって返ってきた時の喜びは、一言では言い表せないくらい大きくて。それに負けず嫌いなので、やっぱり、やるからには個人で総合優勝したいという気持ちがありますね。正直、高い壁ですけど」 

競技を始めたのも、今にして思うと“めぐり合わせ”だったといえる。現在もタレントとしての活動をしているが、その子役時代、とある番組で苦手なものを克服することになり、その課題として提示されたのが一輪車だった。しかし、これがまさかの天啓となる。

「最初は全然乗れなかったんですよ。でも、期限内に乗れるようにならないと、番組として成立しないので、どうにかしないといけなくて…。そしたら、母が一輪車のクラブを探してくれて、習いに行ったらすぐ乗れるようになったんです。その時に楽しく感じたのと、かわいい衣装を着られるのがうれしかったんですよね(笑)。しばらくすると、クラブのお姉さんたちが大会でいい成績を出してメダルをもらってきて、私も大会に出てみたいなーって。自発的に始めたわけじゃなかったんですけど、一輪車を続けてきたのは自分の意志なので、そこは胸を張れるかなと思っています」

だが、最初から世界を見据えていたわけではなかった。一つ、また一つと目標を達成していくうちに、いつしか高いレベルのカテゴリーに身を置いていた…と、道のりを振り返る。

「あきらめることが嫌いなので、逆に身近なところに目標を設定するんですよ、私。できそうもないことを目標にしちゃうと『やっぱりダメだ、できない』って、心が折れてしまうので。まず10m先まで進む、そしたら次は20m先へ…というふうに段階を踏んでいくと、できるようになったという実感もつかみやすいですし、前向きにもなって自信にもつながる。そもそも負けず嫌いなわりには、楽観的なところもあるんですよ。友達からは『彩香って、めっちゃポジティブだよね』って言われます(笑)」

その屈託のない笑顔に場の空気は明るくなり、自然と周りを陽気にする。だからこそ、晴れがましい舞台で彼女が極上の笑みを浮かべられるようにと、願わずにはいられない。

「そうですね、20代になる節目の年でもあるので、思い切り笑いたいですけど、結果はどうであっても競技はずっと続けていきますし…いろいろと背負い込むと、あまりよくないかなって。ただ、自分のことも大切ですけど、一輪車のことをもっとみんなに知ってもらいたいという気持ちの方が大きいですね。いつかオリンピックの正式種目になることが夢なので、私がメディアに出ることで一人でも多くの人に一輪車に興味を持ってもらえたら、うれしいです」

■TOP WOMAN 第2回
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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