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NifMo電話かけ放題サービス「NifMoでんわ」とは?

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格安SIMの大手NifMoが発表した新サービス「NifMoでんわ」は、なんと1,300円で国内通話がかけ放題という破格の通話定額サービス。専用アプリを利用したIP電話で、本日Android版がリリースされました。どんなサービスなのかその内容に迫りたいと思います。
NifMoでんわは、NifMoの音声通話対応タイプのSIMサービスに追加する形で契約できる通話定額サービスです。その価格は1,300円で、最も安い音声通話対応SIMの基本料、1,600円と合計で2,900円で電話がかけ放題となります。キャリアやMVNOが提供する音声定額で安いタイプは、たとえば「一回当たりの通話は5分以内」だとか、「月に500回まで」などなどといった制限が付くことが良くありますが、NifMo電話に関しては、制限は「一回当たり90分で切断」だけです。

また、月額2,700円で国内と海外の対象国に対して通話し放題になるタイプの定額サービスも発表しました。どうしてこんなに安くできたのか?簡単に言うと、格安国際IP電話プロバイダと組んでIP電話としてサービスを行うからです。もともと海外で手広くやっているプロバイダと組むのでコストを安くできたものと思われます。では、大手キャリアが提供している音声定額サービスと、どんなところが違うのでしょうか。

最大の特徴は、とにかく安い、ということです。キャリア三社は、基本料2,700円に通話定額を含んでいますが、ここに3GBのデータ定額を追加するとだいたい6,000円くらいになります(3GBの設定がないキャリアもあります)。一方、NifMo電話は基本料を含めても2,900円ですから、約半分です。国際電話のかけ放題まで含めても大手キャリアの最低料金より安く抑えることができます。

しかしこれだけ安いので、キャリアの音声サービスに比べていくつか注意しなければならない点があります。まず一番不便になるのが、番号通知ができないことがあるという点です。海外のIP電話プロバイダを経由するので、番号の表示を確実にすることができません。このため、相手に誰からの電話かを知らせることができなません。アプリの機能でSMSで通知することもできますが、こちらは従量課金なのであわせて注意が必要です。

もう一つ注意したいのは、通話のためのデータ(音声をデータ化して送信している)も、データ通信量としてカウントされてしまうということです。おおよそ3分で1.5MBとさほど大きなデータ量ではありませんが、たとえばつい1時間の長電話をしてしまうと、30MB、データ容量3GBの100分の1になるため馬鹿にできません。

また、3GやVoLTEのように通話の品質を一定に保つ仕組みがありません。すべてWEBページのダウンロードなどと同じデータ通信扱いなので、混雑していると音途切れすることがあります。海外を経由することもあるので、音声の遅延も大きくなったり揺らいだりすることがあるかもしれません。

などなど気をつけたいポイントは複数ありますが、何しろ安いですから、前述のような制限が気にならない人は乗り換えを検討してみてもいいと思います。

メリットがありそうなのは、海外に家族や友人がいたり、出張が多かったりするような人ではないでしょうか。もちろん、すでにSkypeなどのVoIPサービスを活用している人も多いでしょうが、急ぎで海外の携帯電話や職場に電話をかけることが多いなんて人には、電話料金を抑えるのに役に立つかもしれません。

ちょっと一癖あるけれどとにかく安い完全通話定額「NifMoでんわ」。キャリアの展開する通話定額の料金が高いと思っている人は、前述した注意点を理解したうえで乗り換えを検討してみてもいいかもしれません。

 (文・記者M)

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