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20代中国人に聞く「ココが変だよ日本の会社」(前編) 「トイレの回数」なんて数えてる場合じゃないでしょ?

20代中国人に聞く「ココが変だよ日本の会社」(前編) 「トイレの回数」なんて数えてる場合じゃないでしょ?

人口減少で内需が縮小し、海外市場から収益を得なければ日本が貧しくなってしまう時代が来ている。少子化による人手不足も顕在化し、新しい時代の日本人に最も求められているのは「外国人労働者をうまく使いこなせる能力」といってよいだろう。

しかし旧世代の日本人管理職は、新しい時代のマネジメントにうまく適応できず、優秀な人材に逃げられてしまうことも。外国人社員は、日本の職場をどう見ているのか。日本企業で働く20代の中国人4人に集まってもらい、話を聞いてみることにした。
来日4~5年でも日本語に不自由しない中国の若者たち

――皆さんは日本の大学や大学院に留学経験があり、来日4~5年目ですが日本語を問題なく使えるだけでなく、日本の文化にも慣れ親しんでいますね。まずは簡単に自己紹介をしてもらえますか。

A君(25歳・男性) IT企業に入社1年目で、いまはプログラミング業務に携わっています。もともとIT系志望だったというのもあるけど、うちの会社は仕事の難易度が高く、報酬も高かったので自分を高められそうだなと。あとITって一つの言語だと思うから、身に付けたら一生モノのスキルになるかな、っていう考えもありました。

Bさん(27歳・女性) 金融機関で働き始めて2年目です。国際業務の担当で、主な業務は北米の企業の財務状況のモニタリングや分析レポートの作成です。本当はマスコミで働きたかったんだけど、正社員はやっぱり無理で。中国だと金融業界って経済学部卒とか専門じゃないと入れないんだけど、日本だと(専攻外でも)そういうプロフェッショナルな職に就けるからチャレンジしてみようかなって思いました。

Cさん(27歳・女性) コンサルティング会社の営業部門に入って2年目です。自分は人とのコミュニケーションが好きだし、問題解決にも携わりたいと思っていたので、新しい分野でコンサルを行っている今の会社に惹かれました。

Dさん(26歳・女性) メーカーの入社1年目です。現在は研修中ですが、企画部で子会社管理などを担当する予定です。内定をもらったもう1社と比べて、人と雰囲気が良かったので決めました。
「本当の日本」が知りたくて卒業後も日本企業に就職

――ここからは敬語をやめて話しますね(笑)。中国からの留学生は就職のときに帰国してしまう人も多いけど、どうして日本で就職しようと思ったの?

 留学だけでは「本当の日本」を知れないと思ったから。学校って優しくて、外国人に興味を持って話しかけてくれるけど、それって一般的ではない。目を向けてくれる人だけを介して日本を知るのではなくて、違う人の姿を見るのも大事だと気付いて、それなら社会に出ようと思ったのが就活を始めた原動力かな。

 私もA君と似ています。日本で学生生活だけを過ごすのは「社会の芯」の部分に触れずに帰国することになってしまうと思って、就活を始めました。あと、中国の大都市で働いても日本で働くのとではストレスは変わらなさそうだけど、(中国は)生活は不便ですし。日本の方が生活環境は優しいよね。

 私は将来、日中の間で起業したいと考えているんだけど、日本に関する知識と理解が圧倒的に足りないと感じて、日本のことをもっと勉強したいと思った。あと、中国に帰ろうと思えばいつでも帰れるから、若いうちに少しキツい道を歩いてみたいって。実は、当時日本に好きな人がいたから、それも理由の一つかな。

 私もCさんと似ているなあ。中国にはいつでも帰れるから、若いうちにもっとチャレンジして頑張りたいと思ったんだ。

――仕事は忙しい? 残業は多いのかな。

 プロジェクトによるから波があるかな。定時が18時半なんだけど、2か月半くらい22時半から23時退社が続いたこともある。でも最近は18時にあがれる日があったりするよ。

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