余命わずかのファンが未完成版の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を先行して鑑賞

末期患者のとある『スター・ウォーズ』ファンの願いが伝わり、彼は、新作映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の未完成版を観賞することができた。
紡錘細胞肉腫を患うダニエル・フリートウッドは、自身が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の劇場公開まで生きられるかどうか心配していた。この32歳のテキサス居住者は、自身が若い頃から『スター・ウォーズ』の大ファンだったと語っている。
フリートウッドの妻は『Facebook』で、11月5日(現地時間)に自宅で『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の未編集版を観賞することができたと報告した。
彼女は、「今日、素晴らしいディズニーとルーカスフィルムが、驚くべきディズニーらしい方法で、彼の最期の願いを叶えてくれました。夢が本当に叶ったのです!」「ダニエルはちょうど『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の未編集版を観終わったところ。『フォースの覚醒』!!! ものすごい才能を持ったJ・J・エイブラムス監督が昨日電話をくれて、ダニエルの願いを了承してくれたことに、本当に感謝しています」と綴っている。
『スター・ウォーズ』シリーズの出演者には、ツイッターを通じてフリートウッドへの応援コメントをツイートした者もいた。
I just read this and am elated for Daniel & his family! Thanks to the powers-that-be for making his dream come true. https://t.co/ImiAdyBxf8
— Mark Hamill (@HamillHimself) November 5, 2015
.@starwars @bad_robot #ForceAwakens #ForceForDaniel https://t.co/b6CbtIerYW
— Peter Mayhew (@TheWookieeRoars) November 3, 2015
エイブラムス監督にとって、余命わずかのファンのために自身の映画を劇場公開前に披露することは初めてではない。2013年、映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の未完成版をその数日後に死去したファンに公開している。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日に公開される。