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一律手当で残業代はカバーできる?

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Q.

 会社では、社員の平均残業代が月3万円であるために、残業代に代わるものとして、毎月4万円の一律手当を支給することにしましたが、ある社員の月額残業代が、1月に3万円、2月に4万円、3月に5万円と推移しました。

 この場合、会社は合計で12万円の一律手当を支給しているので、3月の残業代と一律手当との差額の1万円を支払う必要はないでしょうか?

(1)1万円を支払わなければならない
(2)支払う必要はない

A.

正解(1)1万円を支払わなければならない

 残業代は、毎月変動するものですから、これを計算することは煩雑であるとして、一律手当に代えることは有効です。
 しかし、一律手当は、実際に稼働した時間を基礎として算出される金額を下回ることはできません。

 そして、現実の残業代が5万円となったときには、一律手当との差額である1万円を支払うことが必要です。
 さらに、その精算は、支払時期ごとになされる必要があります。

 したがって、1月から3月までの残業代が合計12万円で、一律手当の合計金額も12万円であるとしても、全体として相殺することはできず、会社は、3月の給与支払時期に、差額である1万円を支払う必要があることになります。

元記事

一律手当で残業代はカバーできる?

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