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SiM “最初で最後”の武道館公演終了、来年ワンマンライブ開催&アルバムリリース決定

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Photo by 半田 安政(Showcase)
SiMが、11月4日、自身初となる東京・日本武道館でのワンマン公演「“THE TOUR 2015” FiNAL ONE MAN SHOW at BUDOKAN」を大盛況ののちに終えた。

本公演は約9,000枚用意したチケットがソールドアウト。この武道館に先立って行われた全国Zeppツアー「“THE TOUR 2015”~Road To BUDOKAN 2MAN SHOWS~」の四公演と併せた全五公演が完全ソールドアウトし、総合計で約18,000人を動員するツアーとなった。

この日は、バンドにとって初の武道館公演の実現を祝うかのように全国各地からファンが集結、12:00から始まったグッズの先行販売にも長蛇の列が並んだ。また、この日の客席レイアウトは、センター・ステージに対して正面の椅子席ブロック以外は左右をぐるりとスタンディング・ブロックが取り囲むという、前例のないものとなった。

開演時刻の19:00過ぎに場内が暗転すると、ミュージックビデオのYouTube再生回数が1,000万回を超えた「KiLLiNG ME」からスタート。いきなりのキラー・チューン投下に場内は瞬時にカオスと化し、アリーナのスタンディング・ゾーンでは無数のダイバーがクラウド・サーフを繰り返すという、武道館ではかつて見たことのない景色がいきなり描かれた。

一方では、彼らがホームとするライブハウスでは見られないようなド派手な照明がステージ上に交錯した。ボーカルのMAHは武道館でライブをやることについて「SiMはライブハウスで生まれて、ライブハウスで死んでいくバンド。だから武道館は今回の一回限り。でもどうせやるなら、ライブハウス的な空間を武道館に持ち込むんじゃなくて、武道館でしか見られないSiMのライブを作り上げたい。」と語っていたとおり、のっけから「SiMならではのアリーナ・ロック」、「SiMにしかでき得ない武道館公演」を見せつけた。MAHが「モンキー・ダンスしようぜ!」と叫び“GUNSHOTS”が始まると、9,000人が一斉にモンキー・ダンスを繰り出し、武道館は一瞬にしてダンスホールと化した。

Photo by 半田 安政(Showcase)
メンバーがいったんステージを下りると、ステージ上にはアコースティック・セットがセッティングされ、SiMのツアーでは史上初となる、アコースティック・ライブが行われた。演奏された曲は“Same Sky”と、The Beatlesのカバーで1stフル・アルバム“Silence iz Mine”にも収録されている“Come Together”。アコースティック・アレンジでMAHの歌声がむき出しになることによって歌メロの艶やかさがより際立ち、改めてSiMの隠れた本質に気付かされることとなった。

その緊張感を破るかのように始まったのは、GODRiによるドラム・ソロだ。類稀なるテクニックとパワーを兼ね備えたドラミングを、客席は固唾を飲んで見守り、最後にはワイヤーによってGODRi自身が吊り上げられ、「エアドラム状態」でソロを叩くという、メンバー唯一の関西人ならではのオチで締めくくった。続く“Blah Blah Blah”では、お馴染みの“oh na na na”のフレーズがかつて聴いたことのないほどの大音量での合唱となり、武道館を揺さぶった。本編のラストは “JACK.B”で締めくくり、場内は名残りを惜しむかのように、またもやモッシュ/ダイブの嵐となった。

アンコールがコールされるなかビジョンに映像が映し出され、そこで大きなサプライズが発表された。それは、2016年春に“PANDORA”以来約2年半ぶりとなるフル・アルバムのリリースをすることと、2016年中に神奈川・横浜アリーナでワンマン・ライブを行うことだ。その瞬間、場内は驚きと喜びの大歓声に包まれた。

Photo by 半田 安政(Showcase)
ステージに戻ったMAHは「小っちゃい町の小っちゃいバンドが、夢だけでっかくて、ずっと世界を狙うとか、日本制覇だとか、大口をたたき続けて、でもやっとここまで来れました。本当にありがとうございます。たまたま今日、11月4日が空いてて、なんか聞き覚えのある日付けだなと思ってたんだけど、思い返したら、今のメンバーになって初めてワンマンをやった日が4年前の11月4日だったんです。“SEEDS OF HOPE TOUR”初日のオンエアーウエストというところで400人。あの頃は考えもしなかった、武道館。やりたいとすら思えないぐらい遠いものだったんだけど、でも実現して良かったと思うし、このメンバーでここに立てて本当に良かったし、さっきもバンド続けて良かったねってお互いに言っていて、続けてたら必ず実るわけじゃないとは思うけど、止めちゃったらそこで終わるし、とにかく今までやってきて良かったなと思います。これからも皆さんの力を貸してください、宜しくお願いします!」と感謝の想いを伝えた。

オーラスで繰り出した“f.a.i.t.h”では、恐らく武道館史上初めて「ウォール・オブ・デス」という激しいモッシュがアリーナに発生し、そこが武道館であることを忘れるかのようなカオスな空間でこの日のライブを締めくくった。この日の歴史的なライブを目撃した関係者は、「こんな武道館見たことない!」と口を揃えた。

既にラウド・ロック・シーンを牽引する位置にその身を置くSiM。今回のライブで「武道館でしか見られないSiMのライブを作り上げる」ことに成功したのはもちろんのことだが、同時に、彼らにとってむしろ武道館がゴールではないことを顕わにし、SiMが照準を定めて向かわんとしている「その先の世界」を垣間見せてくれるような、そんな一夜となった。

Photo by 半田 安政(Showcase)
セットリスト
1. KiLLiNG ME
2. WHO’S NEXT
3. CROWS
4. PSYCHO
5. ANTHEM
6. GUNSHOTS
7. Amy
8. EXiSTENCE
9. Murderer
10. Set me free
11. Same Sky ~Acoustic Ver. ~
12. Come Together ~Acoustic Ver. ~
Drum Solo
13. Blah Blah Blah
14. JACK. B
~Encore~
15. Rum
16. Get Up,Get Up
17. f. a. i. t. h

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SiM オフィシャルサイトhttp://sxixm.com

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