ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

山梨の人気温泉、ほったらかし温泉で日の出を拝んでから食べる絶品朝メシ

DATE:
  • ガジェット通信を≫

朝食に特化したお店って、あまり見かけないですよね。温泉施設の中の飲食店ともなれば、早朝からオープンしているところはかなり限られてきます。

あと、温浴施設の食事って一般的なメニューが多い印象、ありませんか?

温泉好きを名乗るならばまず行くであろう、山梨の有名温浴施設「ほったらかし温泉」で、だいぶこだわったメシを見つけました。

ほったらかし温泉は山の中腹にある温浴施設です。

温泉的なことをいうと、癖のない無色透明なお湯で、日を浴びて光る水面を見ているだけで何時間も入っていられるような、時の流れがゆっくりと感じられる温泉です。

今回紹介するこだわりのメシを頂戴するには、この写真を取った約3時間前、夜が明け始める時間帯までさかのぼらなければなりません。

ほったらかし温泉は日の出の約1時間前に施設がオープンします。

この日は早朝5時に開場しました。早朝にもかかわらず駐車場にはたくさんの車が停められています。なぜこの時間にこんなに賑わっているのか……

見てください、この景色。

早朝5時にはこのきれいな夜景を望むことができます。

そしてその30~40分後には……

温泉に浸かりながら日の出を拝むことができます! 私の積み上げた徳が足りなかったせいで、日の出の写真はおさえることができませんでした。

「富士山が見えないことも多いので、そっちがくっきり撮れただけラッキーですよ。」と、施設の方は優しく教えてくれました。

これを目当てに、多くの人が早朝にもかかわらず訪れるのです。

主役を張れるのは温泉だけじゃない!

日の出とともに入浴を終えたところで時間は6時前。1日はこれから始まります。
温泉に入ってお腹もすいています。午前中を駆け抜けるエネルギーを補給したい!

そんな腹ペコたちに朝食を提供するのがここ、気まぐれ屋です。

この朝ごはん専門店で提供しているメシがスゴイのです。

店に掲示されているメニューが圧巻です。ごはん、味噌汁、生たまご、つけものの「朝ごはんセット」のみ。納豆は1つめが無料、2つめ以降は50円になります。

この一本気というか、ブレがないというか……朝食であることにこだわってますよね。

注文するとこんな感じになります。

ザ・朝ごはんです。早速いただいてみましょう。

卵かけごはんをつくる……そんな何気ない作業です。

しかしその環境は……

自然溢れる爽やかな早朝。空では刻々と日がのぼっています。

しかもこの朝食の前には富士山を眺めながら露天風呂でのんびりと過ごしています。これを休日と言わずして何なのか!ただの卵かけごはんかもしれません。しかしこれは楽しい休日を、贅沢に始めるために必要なことだといまは思えます。

この朝食セットでもっともこだわっているのが、米です。ほったらかし温泉の社長が知人の農家さんから独自に仕入れた新潟米を使っています。

どのくらいの値段か聞かせていただいたところ、家庭で買うくらいの米の値段をはるかに超えていました。

朝食セット500円のうち、コメの値段は結構な割合いを占めており、ぶっちゃけ採算度外視なのだそうです。

味噌汁もオススメ!

うまいのはご飯だけではありません。

この寒さを感じる時期、味噌汁のぬくもりがとても優しく感じられるのです。

煮干しの出汁がきいた味噌汁に、ふんだんに山の幸を盛り込んでいます。 

しめじに

なめこ

しいたけ、ほかにもエリンギと、キノコ好きにはたまらないラインナップです。

しいたけは春、秋と自家栽培した原木シイタケをいれるこだわりようです。

食レポをしているうちに、気まぐれ屋には長蛇の列ができていました。

まだ時間は6時30分頃です。この時間にこんな行列ができる飲食店ありますか。

日の出を逃した人にぴったり!もう一つの人気メシ

ほったらかし温泉には気まぐれ屋と別にもう一つ食事を提供しているところがあります。そこにも一風変わったメシがあるということで、調査してきました。

そのメシが食べられるのは、9時30分頃にオープンする「軽食スタンド桃太郎」です。温泉といえば浮かぶあのメシが、考えられないリメイクを遂げています。

この丸っこいのが人気のメシ。揚げ物ですね。

「柔らかい!なんか出てきた!」

口に入れると、サクサクのころもとほどよい塩気が広がります。

噛むとなかから汁っぽいものがトロ~っと出てきました。

温泉卵です。揚げちゃいました。温玉揚げです。

このほんのりとした塩味……風呂あがりのさっぱりした体が食べたがっている味です。

そしてこの見た目。思い出してください。この3時間前を…

温玉揚げだ! 温玉揚げは日の出を表現している!

寝坊してしまっても、温玉揚げを食べることで日の出を満喫したことにできます。

施設の方に「温玉揚げは日の出のイメージですね!」ときいたところ、

「いや、そういうわけではないです。温泉といえば温泉卵ということで。」

とのことでした。

「温浴施設のメシはたいしたことない」そんなかたに行ってほしい!

朝から温泉にはいって夜景と日の出を望み、さっぱりした気分で絶景を見ながらの朝食。ほったらかし温泉のメシで一日をスタートすると、何の変哲もない普通の休みが、忘れられない特別な休みになりますよ!

お店情報

ほったらかし温泉・気まぐれ屋
住所:山梨山梨市矢坪1669-18
電話番号:0553-23-1526
営業時間:日の出頃から用意したご飯がなくなるまで
定休日:土日のみ営業
ほったらかし温泉 ほーむぺーじ

軽食スタンド桃太郎
営業時間:9:30~22:00
定休日:なし


書いた人:
毎川直也

風呂が好きで、風呂デューサーを名乗り活動中。銭湯、スーパー銭湯、温泉旅館での勤務経験を持ち、銭湯に勤めながらメディア出演をしている。酒が弱いうえに小食なため、「メシ通」には間違いなく向いていないライター。 ブログ「銭湯、温泉探求録

毎川直也のすべての記事

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
メシ通の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。