ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

サラダ油、マーガリンは危険?亜麻仁油、えごま油に代用す

DATE:
  • ガジェット通信を≫


マーガリンなどの加工油脂に含まれ、取りすぎると心臓病などのリスクを高めるとされる「トランス脂肪酸」。今年6月、アメリカでは、この「トランス脂肪酸」を含む一部の加工油を3年以内に全廃すると発表し、日本でも新常識として「マーガリンやサラダ油は危険!」とママたちの間で囁かれている。だが実は、この事実には大きな勘違いがあるようで…。その事実を確かめるべく、 「NPO法人食の安全と安心を科学する会」理事長・山崎毅氏に聞いた。

【もっと大きな画像や図表を見る】

● マーガリンやサラダ油を使っても、まったく問題ない!
「日本国内の脂質摂取状況は米国とは異なるため、現時点で心配する必要はありません。トランス脂肪酸自体は、お肉や乳製品に普通に含まれる脂質の一種なので、これを摂取すること自体、安全性には問題がないというのが事実です。ただし、欧米のように菓子パンやらクッキーやらで過剰摂取し、トランス脂肪酸の摂取量が、1日の摂取エネルギー比率で2~3%を超えてくると、栄養バランスが偏り、血中悪玉コレステロールのLDLが上昇することが報告されています。そこでアメリカでは、今回の決断に至ったわけですが、現状の日本では、トランス脂肪酸の1日平均摂取量は約0.3%、多い方でも1%に届くかどうかという調査結果が出ているので、健康に悪影響が出るような状況ではありません」(山崎氏 以下同)

「入っているから使わない」という“あるなし論”ではなく、上記のグラフからもわかるように、健康被害についての問題は、あくまで“量”が判断基準になる。だいたい不安をあおる記事は、この日本人の摂取量に関する記述がいつも欠落している。

「もちろん日本においても、クッキーやケーキばかりを毎日たくさん食べていたら、トランス脂肪酸以前に栄養バランスが悪いため、健康を害することは明白。バランスの取れた食生活さえ送っていれば、マーガリンやサラダ油を使ってもまったく問題ないと言えます」

代用する必要はないが、亜麻仁油、えごま油に含まれる“オメガ3脂肪酸”は、血液中の脂質濃度を下げる働きがあることが科学的にも立証されている。

「もちろん体にはいいですが、これらの油は高級なので、普段使いで代用するのは家計的にも大変ですよね。中高齢を過ぎて血中脂質や心臓病・脳疾患が気になる方は、用途に合わせて採り入れるのもよいと思います」

何事もバランスが大切で、摂りすぎは禁物! 毎日クロワッサン&クッキーと極端な食生活さえしなければ、トランス脂肪酸はまったく怖いものではない。
(取材・文/蓮池由美子)

記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』
(R25編集部)

サラダ油、マーガリンは危険?亜麻仁油、えごま油に代用すはコチラ

※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

関連記事リンク(外部サイト)

血液もサラサラに!? 40男にも効く「飲むオイル」
「身体にまつわる都市伝説」の過去記事一覧
女心がわかる!? ホンネの恋愛事情 記事一覧
毎日更新中【激撮!感動の一瞬】
気になる“あのコ”のシゴトーク

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
R25の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。