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「学生を選ぶつもりが選ばれて」「入社後に悩みが増えそう売り手市場」 人材担当者の不安が川柳に

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採用コンサルティングのディスコは「2016年度の採用活動状況」について調査を行い、1355社から回答を得た。採用スケジュールの繰り下げが採用活動に与えた影響は、「とても不利になった」(33.3%)「やや不利になった」(31.3%)を合わせると64.6%にのぼった。

一方で、「とても有利になった」(0.5%)と「やや有利になった」(2.8%)を合わせても、わずか3.3%にとどまり、ほとんどの採用担当者にとって2016年卒の就活における「繰り下げ」が悪影響になったことが鮮明に表れている。
解禁日を守った会社からは「出遅れた感が否めない」

解禁日前から内定を出していた会社からは、「8月以降の辞退者が予想以上に多かった」というコメントがあったという。上位校内定者が8月以降に大手企業へ流れたようだ。

解禁日を守った会社からは「一斉に面接が始まったことで日程が被り、キャンセルが続出した」という嘆きも。「出遅れた感が否めない」と解禁日前の内定状況に焦りを感じた人も多かったようだ。

中小企業からは「すべり止めや試し受験が増えた」、銀行からは「指針を守らない会社に内定をもらった学生が就活を終了することにより、優秀な学生との面談機会を失った」という声もあがっている。

また採用活動を通じて感じていることを詠んだ「人事担当者川柳」には、以下のような作品が寄せられたという。

「繰り下げで 結局採用前倒し」(情報処理)
「学生を選ぶつもりが選ばれて」(食品)
「夏迎え蝉よりうるさい辞退コール」(情報処理)

「内定者 恋人よりも電話した」(鉄鋼・非鉄)とは、内定辞退を防ぐためのケアに例年より手間が掛かったということか。それだけ苦労して確保した人材だが、「入社後に悩みが増えそう 売り手市場」(機械)のように、人材の質や定着の面で不安も残るようだ。

あわせてよみたい:3社に1社は「年内に選考を開始したい」 17年卒の就活はやっぱり「前倒し」?
 

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