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土岐麻子、ビターでスウィートな不惑ツアーファイナル

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土岐麻子、ビターでスウィートな不惑ツアーファイナル

シンガー・土岐麻子の全国ツアー「TOKI ASAKO LIVE TOUR 2015 “Bittersweet”~子曰、四十而不惑。麻子曰、惑うなら今だし。~」ファイナル公演が、10月31日東京・日本橋三井ホールで行われた。

土岐にとって30代最後となる本ツアーは、10月8日大阪・心斎橋BIGCATを皮切りに全国8か所で開催され、この日が千秋楽。街がハロウィンで賑わう中、会場には大人の音楽ファンが集まり、超満員の熱気があふれていた。

今回のライブは、今年7月「都会で暮らす不惑の女性のサウンドトラック ~女は愛に忙しい~」をテーマにリリースした最新アルバム「Bittersweet」の収録曲を中心に構成されており、オープニングはアルバムでも1曲目を飾っていた80年代のダンスクラシックを彷彿とさせる「セ・ラ・ヴィ ~女は愛に忙しい~」でスタート。

土岐は「ドキドキ、ワクワクしながらこの日を迎えました!ハロウィンの土曜日に土岐麻子を選んでいただいてありがとうございます!『Bittersweet』は、自分自身の“今”を切り取ったアルバム。そんなことまで切り取っていいの?ということまで歌っています。『四十にして惑わず。』と言うけれど、今が一番惑っている。色んな覚悟を自分自身に求めなくてはならない年齢なのかも。同世代の女性へ向けて作ったつもりが、男性からも想像していなかったくらいたくさん反響がありうれしかった」と語ると、「老後が不安で不安で、泣きながら作った(笑)」と語る「SU SA MIN」など、アルバムからの楽曲を次々と披露。

今回土岐のサポートを務めるミュージシャンは、アルバムのサウンド・プロデューサーでもあるキーボード奏者渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz、cafelon)、過去何度も一緒にライブを行ってきた玉木正太郎(Bass)、千住宗臣(Drums)に加え、KIRINJIのメンバーとしても活躍する弓木英梨乃(Guitar)がツアー初参加。

弓木は最年少メンバーとして愛らしいキャラクターを垣間見せつつ、ギターを弾きだすと卓越したテクニックを見せ、時にベテラン顔負けのシブいフレーズを披露するなど、この日のステージに華やかな彩りを添えた。また、土岐と弓木のMCの掛け合いで、会場は大爆笑の渦に包まれることしばしば。客席にはKIRINJIの堀込高樹が来ており、弓木は「リーダーが視察に来ているのでめっちゃ緊張している」と笑わせていた。

ライブ中盤では、アコースティックな「きみだった」をしっとりと感動的に歌唱すると、「How Beautiful」や久々に演奏された「サーファー・ガール」など懐かしい曲も披露。そして後半戦、「中華コーナー」と題しオリエンタルなアレンジが施された「Kung Fu Girl」「杏仁ガール ~ Far Eastern Tale ~」を皮切りに、「BOYフロム世田谷」などノリのいい楽曲を畳みかけ聴衆をヒートアップさせると、アルバムでもラストを飾っていた「地下鉄のシンデレラ」で本編を終了。

アンコールでは、熊本民謡「おてもやん」でボーカルとバンドが一体となったインタープレイを見せ観客を魅了。最後は代表曲「Gift ~あなたはマドンナ~」を歌い、2時間15分におよぶツアーファイナル公演を大喝采のうちに終了させた。

渡辺シュンスケを中心とした慣れ親しんだ凄腕サポートメンバーに今回初めてギター弓木英梨乃が加わった編成は、土岐麻子サウンドに新しい可能性を予感させてくれる。アルバム収録の12曲中10曲を披露するなど、過去にとらわれず常に新しい挑戦をし続けるアーティストとしての姿勢が色濃く反映されたライブだったと言えるだろう。会場に足を運んだ音楽通が多いことで知られる土岐麻子ファンも、満足げに帰路に就いたようだった。12月21日には、東京・Shibuya WWWにて、オールスタンディングによる追加公演が決定している。

そして、アルバム「Bittersweet」の背景としても楽しめる、土岐麻子初のフォトエッセイ集『愛のでたらめ』(二見書房刊)が、12月10日から全国の書店で発売されることが決定した。土岐の言葉のひとつひとつが、愛や仕事、結婚、未来に惑う女性達の心にしみこみ、「意外とみんなそんなものかな」と前を向く気持ちになる内容となっている。歌詞、書き下ろしエッセイ、原点と言える代々木上原を訪ねた撮りおろしフォトエッセイ、Instagramやtwitterのつぶやきに加え、「Bittersweet」のコンセプトプロデューサーである作詞家・コラムニストのジェーン・スー、人気小説家の柚木麻子と、仕事や恋愛・老後・女子高について語り倒した対談も収録。装幀は本好きに愛されるブックデザイナー、名久井直子が手掛ける。アルバム「Bittersweet」の背景としても楽しめる一冊だ。

Musicians
土岐麻子(Vo)、渡辺シュンスケ<Schroeder-Headz、cafelon>(Key)、弓木英梨乃<KIRINJI>(Guitar)、玉木正太郎(Bass)、千住宗臣(Drums)

演奏曲目
01. セ・ラ・ヴィ ~女は愛に忙しい~
02. さよなら90’s Girl
03. トーキョー・ドライブ
04. SU SA MIN
05. heartbreak
06. ラブソング
07. Don’t let it go
08. きみだった
09. How Beautiful
10. サーファー・ガール
11. Kung Fu Girl
12. 杏仁ガール~ Far Eastern Tale ~
13. Beautiful Day
14. BOYフロム世田谷
15. 地下鉄のシンデレラ
<アンコール>
16. おてもやん
17. Gift ~あなたはマドンナ~

ライブ情報
追加公演「TOKI ASAKO LIVE 2015 “Bittersweet延長戦!”
~麻子曰、惑うなら今だし!アナログ盤もでるし!クリスマスだし!イスもとっぱらうし!~」※Thank You Sold Out!
2015年12月21日(月)東京・Shibuya WWW 開場/開演:18:30/19:00

関連リンク

土岐麻子 Official Sitehttp://www.tokiasako.com
土岐麻子スタッフツイッター(8月15日まで土岐麻子つぶやき限定復活中)@tokiasako_staff
土岐麻子 Facebookhttp://www.facebook.com/tokiasako
土岐麻子インスタグラムhttp://instagram.com/tokiasako/

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