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【ライヴ・レポート】20歳のラブリーサマーちゃん、手作り感満載の〈はじめての飲み会〉でみせたファンへの心遣い

【ライヴ・レポート】20歳のラブリーサマーちゃん、手作り感満載の〈はじめての飲み会〉でみせたファンへの心遣い

ラブリーサマーちゃんが8月31日、東京・渋谷7th FLOORでワンマン・ライヴ〈ハタチのラブサマ はじめての飲み会〉を開催した。

こちらは、7月29日に彼女が20歳の誕生日を迎えたことを記念して行われたもの。1年前の2014年8月に恵比寿BATICAで開催した〈なんかもうヤケクソでラブリーサマー〉に続き、自身2度目のワンマン・ライヴ。演奏以外にも、ラブリーサマーちゃんによるさまざまなおもてなしや心遣いが堪能できる、暖かいイベントとなった。

会場入り口にはファン一同から贈られた大きな花が設置され、場内には手描きのタイム・テーブルや、彼女のアート・ワークなどを手がける寺岡奈津美の作品の原画が飾られていた。さらに入場時に、ラブリーサマーちゃんの母親である”ラブリーマザーさん”がつくねときゅうりを来場者に振る舞うなど、彼女の家に招かれたようなアット・ホームな雰囲気だった。

Cocco、相対性理論、神聖かまってちゃん、小谷美紗子、森高千里、安藤裕子など彼女が選曲したと思われるBGMが流れるなか席につくと、テーブルにはなんとラブリーサマーちゃんの小学校時代の卒業文集のコピーが。こちらは「おひとりで来た方が手持ち無沙汰にならないように」という配慮で置いたとのこと。なんともうれしい心遣いだ。

ラブリーサマーちゃんは客席の合間を小走りで駆け抜け、ステージに上がる。「こんばんは、ラブリーサマーちゃんです。端から端まで人が入ってる! ありがとうございます」とあいさつすると、イベントの流れを説明した。「20歳になったんですよー」とうれしそうに話すと、観客は拍手で祝福。「飲み会にいったことがないんです」と明かし、観客から乾杯の仕方についてレクチャーを受けつつ「ラブリーサマーちゃんの20歳の誕生日とお祝いと、みなさまにありがとうの念を込めて、乾杯!」と音頭をとった。

イベント冒頭に行われたチェキ撮影では、ラブリーサマーちゃんがファンひとりひとりと交流。続くビンゴ大会では、彼女が「お小遣いから捻出した」というコーヒー・メーカーや炊飯器、歯磨き、ドローイング・ボード、などがプレゼントされた。

休憩を挟みライヴへ。まずは、宇宙ネコ子とラブリーサマーちゃん名義でリリースした「日々のあわ」をエレキ・ギターの弾き語りで披露。ぼんやりと前を見つめ、時折譜面に視線を落としながら、ウィスパー気味の声で優しく歌を紡いでいく。前半の飲み会パートでみせたウキウキした姿から一転して、とても落ち着いているようにみえた。そして曲が終わるたびに「よし!」と笑顔で小さく拳をにぎる姿は、とてもかわいらしかった。

「七尾旅人さん大好きなのかよって感じですが」と笑いつつ、七尾のカヴァーを2曲続けて披露。「太陽と雨」を歌ったあとには、「寺岡さんにプレゼントしようと思って書いた曲なんです。歌詞の頭文字をつなげると”寺岡さん大好き”ってなるんですよ~」と明かした。そして「今日はみなさん、いらしてくださって本当に本当にありがとうございました。来てくれるんだろうか、来ないかもなって思っていたんですけど、立っている人までいて。またライヴできるように、これからもがんばります」と来場者に感謝の言葉を述べた。本編最後には、はじめてラブリーサマーちゃん単独名義で発売されたシングルの表題曲「ベッドルームの夢」が演奏された。

アンコール前には、客席から「ハッピーバースデー」の合唱がおこる。そしてケーキの登場に、本人は「えー! うそー!!」と驚き、ステージ袖に隠れてしまう。「ありがとうございます。知らなかったんですけど…」と消え入りそうな声で話すと、「やだー、信じられない! まじで!? 恥ずかしいじゃん」としばらく動揺している様子だった。

ステージに戻り「わたしもわたしなりにサプライズがあったんですけど…(笑)」と切り出すと、「みなさんに感謝の気持ちを込めて、歌を歌いたいと思います」と話す。そして次の曲では、なんとこの日の来場者ひとりひとりの名前が、メロディに乗せて歌われた。思えば、チェキ撮影のときに客席に名前を聞いてまわっていたのは、このためだったようだ。ラブリーサマーちゃんからのプレゼントに、客席は手拍子で応える。全員の名前を言い終えると、最後に「本当に本当に本当にありがとう」と歌い、曲は終わった。この音源は、後日来場者にプレゼントされた。

続いて「1月11日にo-nestでワンマン・ライヴをやります! はじめてバック・バンドについてもらってライヴをします」と発表。「本当にありがとうございました。うれしかったです。知ってる顔の人も知らない顔の人もいっぱいいて、恵まれてるなと思いました。びっくりしちゃったよね、ケーキとかね」と繰り返し客席にお礼を言った。そして「もう秋ですよね。寒いし。お体に気をつけて」と最後まで観客を気遣いつつ、ピアノの弾き語りで「ルミネセンス」をていねいに歌い、ライヴを締めくくった。

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