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「親のためにサッカーをしているのではない。」サッカークラブが保護者に送ったメッセージに賞賛の声

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とあるサッカークラブが発表した両親へのメッセージが、全米で大きな反響を呼んでいます。

本人たち以上に親が熱を上げ、過剰な期待が子どもたちへのプレッシャーに…なんてことは、どこの国も同じようですよ。

“心の成長”を優先した
クラブ方針が全米に浸透

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件のクラブは、コロラド州デンバーのグランドジャンクションFIRE FC。賞賛されたのはその育成方針です。まずは、上の写真に書かれた内容に注目しましょう。

【子どもたちが気づかせてくれること】
・ボクらはまだ子供です
・これはスポーツであり、単なるゲームです
・コーチだってみんなボランティアなんです
・審判だって、もちろん人間です
・大学への奨学金が支給されることを期待したりしないでください

「我が子をもっと活躍させてほしい」、「スポーツ推薦や奨学金がもらるようなクラブのスター選手に育ててほしい」そんな親たちからの要望が後を絶たなかったそうです。行き過ぎた親の期待にクラブ側が出した答えが、子どもたちの目線に立ったこのメッセージボードでした。

スキルアップよりも
楽しさを優先

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4歳から18歳までの子どもを育成しているFIRE FC。このボードは、11歳以下のジュニアクラスに通う親に向けたもの。そこが最大のポイントです。

「このクラスは本来、サッカーを通じて楽しむことを学び、チームや仲間との親睦を深めるのが目的です。ですから、子どもたちに過度なプレッシャーをかけてほしくないと、私たちは願っています。子どもたちが成長していくなかで、いつか自分から『もっとサッカーに打ち込みたい』と思う時がくるかもしれません。ですが、それを今、この場で提供するということは、私たちの願うところではないのです。サインボードを掲げたこの2年、私たちは親御さんたちの態度の変化を見てきました。私たちの考え方を支持し、とてもポジティブな影響を感じてくれています」

他の子どもと比較したり、競争心を前面に押し出す育成スタイルではなく、のびのびとサッカーを楽しみ、仲間意識やスポーツマンシップを、まずは子どもたちに養わせること。それがクラブが掲げる方針だったのです。

さて、このメッセージを撮影しFacebook投稿した結果、全米に拡散したばかりか国外からも、クラブへの賞賛コメントが届いているそう。「テクニックよりもスポーツマンシップを優先する素晴らしい方針」と、サッカーに限らず他のクラブスポーツにも、FIRE FCの信念が浸透し始めていると「ABC News」も報じるほど。
全米3,000万人以上の子どもたちが、あらゆるスポーツに取り組んでいます。そのうち7割近くが、13歳までに挫折を味わい、競技から離れていってしまうことがミシガン州立大学の調査研究から判明しています。そんな背景も少なからず影響しているのかもしれません。

 Reference:ABC News
Licensed material used with permission by FIRE FC

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