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ロングトレイルは、「いまこの瞬間を楽しむ」スタイルだー佐々木俊尚ー

生活・趣味
151028_long-trail02 佐々木俊尚

佐々木 俊尚

作家 ジャーナリスト TABI LABO共同編集長

『21世紀の自由論ー「優しいリアリズム」の時代へ 』『レイヤー化する世界』など著書多数。キュレーターとして、Twitterで情報技術やメディア、社会について積極的に発信している。

わたしは学生時代から山に登っている。20代のころは冬の岩壁や氷瀑をクライミングしたりもしていたけれど、最近はただひたすら歩くのが好きだ。

でもそうやって歩いているうちに、「ただひたすら登って、山頂に着いたら、後はただひたすら下る」というスタイルに疑問を持つようになってきた。そもそもわたしは山道を歩くのが好きなだけなので、別の山頂なんか行かなくたっていいんじゃないか?

そういう時に出会ったのが、「ロングトレイル」というスタイルだった。数年前のことだ。

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ロングトレイルが好きだというと、「登山道を走るやつ?」とよく誤解されるけれど、あれは「トレイルラン」。ロングトレイルは走らない(走っても構わないけど)。山頂を目指すのではなく、登山道や田畑のあぜ道、牧場の中の踏み跡、ときには車道などを歩いて、ただひたすら横に移動していくハイキングのやりかたのことだ。

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ロングトレイルはもともとアメリカで始まったスタイルで、延々3500キロもあるアパラチアントレイルなどアメリカにはたくさんのトレイルがある。このスタイルを日本に紹介したのがバックパッカーの故加藤則芳さんだった。

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