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フィリピン、セブ島の治安は大丈夫? セブ島安全旅行ガイド

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Photo credit: Takenobu Matsuo「元フィリピンセブ島住人の国内旅行記録 セブ島周辺」

Photo credit: Takenobu Matsuo「元フィリピンセブ島住人の国内旅行記録 セブ島周辺

TRiPORTライターのRenaです。
日本から約5時間と気軽に行ける距離にある美しい海辺のリゾート、フィリピン・セブ島。
海辺でのんびりするも良し、ダイビングが好きな人なら有名なダイビングスポットもあり、海好きな人には大人気のリゾート地です。
治安が悪いと言われるフィリピンですが、観光地として栄えているセブ島は比較的治安は良いといわれています。
しかし、やはり日本とは違いますから、楽しく安全に旅を楽しむためには、最低限の注意事項は押さえておきましょう。セブ島の治安と、注意点、緊急連絡先等をまとめました。

フィリピン・セブ島基本情報

Photo credit: Eugene Alvin Villar CC-BY-SA-3.0 via Wikimedia Commons

Photo credit: Eugene Alvin VillarCC-BY-SA-3.0]via Wikimedia Commons

島の大きさ

セブ島は、フィリピン中部のビサヤ諸島にある島で、南北に225kmにわたって伸びる細長くて大きな島です。面積は4422平方km。周囲はマクタン島、バンタヤン島、マラパスカ島、オランゴ島など小さな島々に囲まれています。
全島とその属島がセブ州で、島の東海岸中央部にある人口72万の州都セブ、マンダウエ市をはじめ6つの都市があり、フィリピンの首都マニラに次ぐ大都市圏です。

気候

セブ島の年間平均気温は26℃~27℃位でとても温暖な気候です。
雨季と乾季に分かれており、6月〜12月位が雨季、1月〜5月位が乾季にあたります。
旅行のベストシーズンは乾季にあたる2月〜4月くらいです。この時期はほとんど雨は降りません。海も穏やかで、セブ旅行をするには最高のシーズンになります。
また、雨季とはいっても、日本の梅雨のように朝から晩まで雨がずっと降っているわけではなく、1日のうちのどこかでスコールが降るくらいのことが多く、それ以外の時間帯は太陽が出ていることが多いです。
実際に9月〜11月位は雨季とはいえ、スコールを除いてはほとんど雨が降りません。また地理的にも山岳地域でないマクタン島はセブシティと比べて降水量も少なめです。そのため、旅行の日程が雨季にあたっていても、それほど気にする必要はありません。

島の紹介

Photo credit: Evans CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Photo credit: EvansCC BY-SA 3.0] via Wikimedia Commons

一般に言うセブ・リゾートは、マクタン・セブ空港が位置するマクタン島を指しています。マクタン島は風光明媚で海の美しいリゾート地です。
またセブシティは、観光客がよく訪れる巨大ショッピング・モールやリゾートホテルが多数あります。
セブ島周辺にあるボボール島等、少し足を伸ばすとダイビングで有名なスポットも数多くあります。

セブ島エリア別治安情報

Photo credit: KANA「【フィリピン・セブ島旅行記】格安語学留学&夜遊び&ビーチPARTY&無人島クルーズ!」

Photo credit: KANA「【フィリピン・セブ島旅行記】格安語学留学&夜遊び&ビーチPARTY&無人島クルーズ!

全体

セブ島の治安は、フィリピンの他地域と比べ非常に安定しています。
ただ、日本のように女性1人での行動や夜間の行動は安全とはいえず、注意が必要です。
油断しているとスリやひったくり等にあったという話も時々聞きますので、観光客として節度を守った行動をし、常に注意を怠ることのないようにしましょう。

マクタンの繁華街エリア

セブ島のほとんどのリゾートホテルはこのマクタン島に位置しています。
昼は観光客が多く、外出しても特に問題ありません。夜はマリーナモールと呼ばれる空港に近いショッピングモールは観光客が多く安全ですが、それ以外のエリアは薄暗く、特に1人では外出しない方が良いです。
また、このエリアでは夜になるとタクシードライバーが高額な料金を請求してくる可能性があります。ショッピングモール内で捕まえるタクシーはきちんとメーター料金で運転してくれるので、そのほうが安全です。  
    

リゾートエリア

リゾートホテル内は勿論、とても安全です。
ただ、ホテルから一歩外に出るとものすごく田舎なので夜はとても暗いです。歩いての移動は避け、タクシーを使いましょう。

セブシティエリア

アラヤモール等の大型ショッピングセンターや、ビジネスホテルの位置するエリアです。
残念ながら、2015年にはITパーク(セブシティのビジネスタウン)で銃による殺人事件が起こりました。スリやひったくり等の被害も発生しています。
このエリアでは夜には外出しないこと、昼もショッピングモール等に行く場合は、移動は基本的にはタクシーを使い、なるべく外を歩くことは避けましょう。

セブ島を旅行する際の注意点

Photo credit: Jun「フィリピン セブ島」

Photo credit: Jun「フィリピン セブ島

タクシー、レンタカーの利用

セブ島はマクタンとセブシティに観光スポットが集中しており、さほど広さも大きくないため、タクシーはとても便利な交通手段です。
また基本的にはメータータクシーですので料金も明確です。
ただ、メーターをオンにせずにぼったくられる等のトラブルもありますので、自分でタクシーを捕まえる場合には注意が必要です。
タクシー乗車の際にメーターがオンになっているかどうかを確認すること、また大きなお金で支払うとお釣りがない場合があるので細かいお札(100ペソ等)を用意しておくことが大切です。
国際免許はセブ島でレンタカーを借りるとドライバーがついてきますので、必要ありません。
自分で運転できるタイプのレンタカーもありますが、フィリピンの交通マナーは劣悪ですので、避けた方が無難です。
また、ジプニーと呼ばれる小型の乗り合いバスも多く走っていますが、スリ等の危険もあるため海外旅行初心者の人は乗るのは避けましょう。

物売り、客引き

マクタン・セブ空港近辺や観光エリアのビーチ、リゾートホテルの出入り口等には沢山の物売りや客引きがいます。
それほど高額でないお土産等の物売りならうっかり買ってしまったとしてもたいした被害ではありませんが、中には悪質な人もいます。
オプショナルツアー等を低額な料金で誘ってくる場合がありますが、基本的には断りましょう。
初めはかなり安めの料金を提示してきても、実際にツアーに参加してみたら料金が違った等、後々大きなトラブルになる可能性があります。

スリ、置き引き

特に大型ショッピングモール等で被害が多いです。
貴重品はホテルのセーフティボックスに預け、必要以上の現金や貴重品は持ち歩かないようにしましょう。
もしもセーフティボックスのないホテルに宿泊する場合は腹巻き式のバック(洋服の下に隠れるもの)等に貴重品を入れ、外出先では貴重品は常に身につけておきましょう。観光客だけでなく、現地に住むフィリピン人もスリ等の被害にあうことがあるそうです。
よく注意しましょう。

トランプ詐欺

セブ島でもトランプ詐欺の被害が報告されています。
トランプ詐欺とは、最初は親しげに話しかけられ食事等に誘われて、その後トランプゲーム(ブラックジャックの場合が多い)に参加するように促されて、結果大金を掛けることになり掛け金をだまし取られる詐欺の手口です。
最初は上手く勝ち方を教えてくれるのですが、段々とお金を掛ける方向に持ち込まれ、逃げられなくなってしまいます。
ショッピングモールや繁華街等を歩いている時に、「日本に興味があるから教えて欲しい」等と言葉巧みに話しかけられ、喫茶店や自宅等に連れ込まれるケースが多いです。旅行中に見知らぬ人に話しかけられても、基本的には断りましょう。

薬物、銃器

フィリピンでは銃器や大麻や覚せい剤などの薬物が、日本よりも比較的手に入り易いのが現状です。
勿論、セブ島も例外ではありません。
街中等で薬物売買の取引きで声をかけられても、絶対に興味本位でついていったり購入したりしないで下さい。
場合によっては死刑になることもあります。また、空港などでフィリピン人に荷物を預かってもらうように頼まれたり、日本にいる友人に届けてほしいと頼まれた場合も基本的には断りましょう。もっともな理由で預かってもらおうとしてきますが、中身が薬物や銃器である可能性があります。

女性旅行者

女性1人での旅行の場合は特に注意が必要です。
特に夜は1人での外出は避けて下さい。また移動はホテルでタクシーを頼むかツアーに参加する等安全な手段をとって下さい。
また、女性グループの場合でも夜の外出は避けた方が無難です。
フィリピン人男性から日本人の女性旅行者へアプローチされる場合もあると思いますが、トラブルになる可能性が高いです。しっかりと断りましょう。

セブ島の衛生環境

Photo credit: Dean Hochman via flicker cc

Photo credit: Dean Hochman via flicker cc

ローカルフード

セブ島の繁華街やマーケットではカレンデリアやプンコプンコに代表されるような沢山のローカルフードを見かけることでしょう。
「せっかくだからローカルフードを楽しみたい!」という方もいらっしゃると思いますが、胃腸の弱い人や海外旅行に慣れていない人にはあまりおすすめ出来ません。火を通してあったり、油で揚げていたりしていても、長時間放置されていたり食材が新鮮でなかったりして安全ではない可能性があるからです。

飲み水

セブ島の水道水は、ホテル内であっても下痢等の原因になる可能性があるので、飲むのは止めましょう。スーパーやコンビニ、ホテル内等で手軽にミネラルウォーターは手に入りますので、ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。
また、レストラン等で出されるドリンクに入った氷も、水道水で作っている可能性がありますので注意が必要です。胃腸の弱い人は氷は抜いて貰ったほうが無難です。
 

トイレットペーパー

海外旅行で気になることの1つがトイレ事情ですよね。
残念ながらセブ島は日本のようなトイレ環境は整備されていません。
大型ショッピングモール等でもトイレットペーパーが用意されていない場合が多いので、ティッシュペーパーもしくはトイレットペーパーを携帯した方が良いでしょう。

手洗いうがい

セブ島内はジプニーと呼ばれる小型のバスやバイク、車が走り回り、排気ガスがすごいです。また、日本に比べると衛生面におけるインフラも整っていません。そういった環境で健康に過ごすには、こまめに手洗い、うがいをすることをおすすめします。
ホテルに戻れば手洗い、うがいは出来ますが、外出先で食事をとる前等も気をつけたほうが良いので、ウェットティッシュや消毒ジェル等を携帯し必ず食事前には手をよく拭くようにしましょう。汚れた手で食事を摂る事が一番危険です。知らない内に口から感染し体調を崩す人もいますので注意しましょう。

緊急連絡先

警察166
救急車161
消防車160

在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Blvd., Pasay City, Metro Manila, 1300, Philippines
電話番号:(国コード 63- 地域コード 2 )551-5710
FAX:(国コード 63- 地域コード 2 ) 551-5780
ホームページ:http://www.ph.emb-japan.go.jp/index_japanese_version.htm

知っておくと便利

Photo credit: Maho Fukukawa「マクタン島でリゾート&移動式遊園地ではしゃぎまくり!」

Photo credit: Maho Fukukawa「マクタン島でリゾート&移動式遊園地ではしゃぎまくり!

チェックアウトと空港税

セブ島から日本への直行便は早朝出発便が多いので、チェックアウトはできるだけ前日の夜迄に済ませておくと便利です。
また、セブ島を出国する際には空港税が750ペソ(マニラ経由770ペソ)かかりますので、事前に準備しておくようにしましょう。
日本円、ドルなどの外貨は利用出来ません。

タクシー料金の目安

セブ島のタクシー初乗り料金は30ペソ(約80円)と日本より格段に安いです。
セブ島内主要エリアの移動価格は、おおよそ下記のような価格です。

インペリアル・パレス-セブシティー: 約300ペソ程(約800円)
ITパーク-SMモール/アヤラモール: 約80ペソ程(約200円)
ITパーク-マンゴーアベニュー: 約80ペソ程(約200円)
セブシティー-マクタン空港: 約150ペソ程(約400円)

ただし、空港から出ているタクシーで黄色い車体のタクシーは通常のタクシーよりも料金が高いので注意して下さい。通常価格の1.5〜2倍程度の料金を取られる可能性があります。
空港からホテルまでの移動は、ホテルの送迎バスかもしくは送迎タクシーを利用した方が無難です。ホテルによっては無料送迎バスを運行している場合もあります。

セブ島の日差し

セブ島は熱帯のリゾートですので、日差しは強烈です。
日焼け止めをこまめに塗るなど日焼け対策をしっかりしましょう。
特に乾季の2月〜5月くらいは毎日天気が良く強烈な紫外線が降り注ぎますので、よく注意して下さい。
ビーチやプール等でも水着の上にはおるラッシュガード等を準備した方が良いでしょう。
また、外出の際には帽子は必須です。

蚊、虫刺

セブ島は熱帯地域ですので、蚊やハエなどの虫が多いです。特に蚊は、デング熱やマラリアといった死の危険もあるほど恐ろしい風土病にかかる原因にもなります。虫除けスプレーでしっかり予防しましょう。
虫刺されの薬と虫除けのスプレー等は現地でも手に入りますが、できれば日本から持参したものの方が、肌に優しいのでおすすめです。

病気、腹痛

残念ながら特にローカルレストラン等の食事は日本に比べて衛生的とはいえず、腹痛や食中毒の可能性も否定出来ません。
もし病気や腹痛等になってしまった場合に備えて、日本から胃腸薬や風邪薬、下痢止め等は準備していきましょう。
セブ島のホテルの中には指定の医師が待機しているところもありますが、フィリピンで用いられる薬は成分が強く、副作用の恐れもあります。
また、時々ですが食中毒にかかってしまうと強い嘔吐と下痢等の症状が出るので迷わずに病院に行きましょう。
こういった場合はホテルや旅行会社にサポートを頼みましょう。また、治療にかかった費用は当然ながら日本の健康保険は適用されません。原則的に治療費は全て現金清算になりますので、旅行前に海外傷害保険に加入するのは必須です。

おわり

ここまで、セブ島の治安について注意点を説明させていただきました。
旅行へ行ったら、せっかくだから沢山の観光スポットに訪れたいですよね。そんな時も、現地の治安を事前によく調べておき、注意して過ごすことでより安心に、楽しい旅行を楽しめると思います。
美しい海、美しい自然を堪能出来るフィリピン、セブ島。ぜひ素敵な旅を楽しんで下さい!
ライター:Rena Umebayashi
Photo by: Takenobu Matsuo「元フィリピンセブ島住人の国内旅行記録 セブ島周辺

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