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sébuhiroko、ダンサー&VJも招いた多彩な東京ワンマン終了

sébuhirokoのワンマンライヴ『The Soft Hell Club special 燃えるワンダーランド篇』が10月21日にShibuya WWWで開催された。

10月21日(水)@Shibuya WWW (okmusic UP's)

暗闇の中ドラム音が響き出し、ゆったりとしたハミングでsébuhirokoが歌い出したのは「Forgive」。少しハスキーで柔らかい歌声が会場全体に響き渡り、冒頭から、ゆったりとした雰囲気に包まれていく。日常から非日常の『WONDERLAND』の世界へと観客は一気に引き込まれていく。

ゆったりとしたスタートの直後は、「君のほんの少しの愛で」「恋をしようよ」とアップテンポな楽曲で会場を暖め、かと思えば一転、赤い照明でがらっと変わったムードのなか「私の愛したスパイ」を演 奏。ポップな楽曲の後、一気にダークな楽曲を魅せる多彩さ。冒頭の数曲だけで、それを自然にライヴで表現していくsébuhirokoの引き 出しの幅広さを痛感する。

続く「YOU」ではダンサー2名を従えてのステージへ。印象的なマリンバのループに併せて、軽やかなハウスステップで舞うダンサー。その背面には色とりどりの”YOU”の文字が映しだされ、演奏とダンスと映像の共演に目を奪われる。この日ダンスで華を添えるのは、「君のほんの少しの愛で」MVにも出演している、ダンサーの菊地美佐子と、土谷尚子。そして VJに大野要介も加わり、sébuhirokoのステージを多面的に魅せていく。

続く未発表曲「Night Walk」では、左手でバスドラムとスネア音を刻みながら足でベース音を操り、右手でアルペジオを奏でるという、両手両足を使い全て1人で演奏していくス タイルを披露。足鍵盤も含む数台の鍵盤を自在に操るsébuhirokoの姿に目が釘付けになる。

そして、中央に据えられたキーボードセットから離れ、ステージ下手に置かれたグランドピアノの方へ移動してからは、弾き語りコーナーへ。 sébuhirokoが好きなもののひとつであるという”ちびまる子ちゃん”。このTVアニメのオープニング曲だった「ハミングがきこえる」 の斬新なアレンジでのカバーや、「ハローハロー」、sébuhirokoのピアノとダンサー菊地美佐子のソロダンスをフィーチャーした未発表 曲「US」を弾き語りで披露した。

ここでまた暗転した会場に、ベース音が響きわたる。黒い衣装に身を包んだダンサー2名が再び登場しキレのあるダンスで会場を煽るなか、 sébuhirokoもイスから立ち上がり、指が鍵盤を這うように激しく演奏。ライブに併せてよりハードにアレンジされた 「Stainless Steel Madness」で会場の熱気を一気に高める。ミニアルバム『WONDERLAND』のジャケットを彷彿とさせる、延々と続くかのような道路を走る映像が 投影される中「Lost Highway」を続けて披露。またここでも一気にダークな面を魅せつけるsébuhiroko。デヴィット・リンチの映画のような、妖しい雰囲気を醸し出す映像とともに、sébuhirokoの世界へ観客をどんどん引きずり込んでいく。

ダンサーが去ったステージには、広がる海原の映像が映しだされ、ミニアルバムのタイトル曲でもある「Wonderland」を最後の曲にと歌い出す。多彩な楽曲に彩られたこの日のライブの本編は一度ここで幕を閉じた。

その後、アンコールで再登場した1曲目では、10分に及ぶ大作未発表曲「LONG GOODBYE」を披露し、そして最後には「君のほんの少しの愛で」を再演。ダンサー2名がMusicVideoと同じ衣装で客席後方から登場し、観客の 合間を縫ってステージへ上がるなど、意表をつく演出に沸く会場。演奏後、キーボードセットの前へ移動、「みんな、ありがとう!!」と笑顔で挨 拶し、 深くお辞儀をするsébuhiroko。全16曲を演奏し、約2時間に亘るステージの幕を閉じた。

東京公演は終了したものの、ワンマンライヴは11月20日に大阪digmeout ART & DINERでも開催予定。こちらは、ワンマンライヴ『The Soft Hell Club special 燃える西のワンダーランド篇』と題し、東京公演とは参加メンバーや演出も異なる内容になるという。ドラマーにはBOBOを迎えることも発表されており、 sébuhiroko VS BOBO の熱いステージにも期待が高まる。

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